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生存率 Dr.コトー診療所2006〈10〉 

失われた信頼

ついに辛い、つらい報告をコトー(吉岡秀隆)が星野課長(小林薫)にしなくてはならなくなりました。彩佳(柴咲コウ)の気持ちもわかるけれど、やっぱりここで課長がコトーにあんな風に言うことは予想できていたので、倍つらい感じでした……。

Dr.コトー診療所2006」はフジテレビ系で木曜22:00から放送中。次回は最終回で23:24までの延長バージョンです。彩佳、どうなる?

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やっぱり今回は島のみんなのあたたかさが心にしみていくようなエピソードだったな~。以下、ネタバレ。
手術の方針を鳴海(堺雅人)から聞かされて愕然とする彩佳。乳房は切除、さらに、腋窩リンパ節リンパ節を「郭清」(=とりのぞく)ということだそうです。

乳がんの手術について乳がん.jp

鳴海の話を聞くと、来院した当初すでにリンパ節に転移がみられていたために、リスクを軽減するためにリンパ節郭清は必須ということになります。彩佳はその結果、手が自由に動かなくなる後遺症が残ることを危惧していますが鳴海は聞く耳持たず…。

上記のサイトを見ると、事前にリンパ節の生検などをして、郭清が本当に必要かどうかを判断する病院もあるようですね。ただ、転移がみられた場合は上記HPのフローチャートでも郭清が必要ということみたい。

彩佳にとって、看護師としての仕事ができなくなるということは生きることと同じくらい大事だと思うのだけれど、そのあたりはまったく鳴海の心には響いてきてないみたい。

志木那でコトーの手術の助手をてきぱきと勤めていた自分の姿や病院で立ち働くナースたちの姿を見て彩佳の心は乱れていきます。


島ではシゲさん(泉谷しげる)、いつもと別人みたい…。親友だもんね。「ウチはやっぱり神様に見放されているんだ」と嘆く星野さんに「バーカ、見放してたら、昌代(朝加真由美)があんなによくなるかよ!」と一喝できるのもシゲさんだけだし。

とにかく東京へ向かった課長だけれど、鳴海は相変わらず、というか、コトーに対してだけじゃなく患者や家族に対してもあんな感じなのか…。ま、ありがちっちゃありがちですけど。

あの「5年生存率」あるいは「10年生存率」という説明ほど家族(あるいは本人)を苦しめることばはないですよね…。「実験に使われるんですか?」って後から泣いちゃう場面がありましたが、鳴海の言う通り確かに「受け止め方次第」なんです。

例えば「5年生存率が20%」といったとき、5人にひとりは生きていられる、と楽観できるかどうか。コップに水がどれだけ満たされているか、というのと同じなんだけど…。

課長と彩佳が言い争うところを見ちゃった剛洋(富岡涼)も相変わらずの好タイミング(汗)。父の剛利(時任三郎)とのホットラインが生きているので、一部始終が剛利経由でコトーにつながります。

島に戻ってきた課長が、彩佳の病状を告げたときの昌代さんのリアクションがきょうは泣きポイントだったかなぁ。「ばかね」と言ったあと、なじるでもなく、静かに涙が両目から流れ続けていて。彩佳が島を離れて治療をしようと決めたことには自分のことが含まれていることも重々承知している涙で、見ていて辛かった。

みんなの後押しを受けてコトーは東京へ行くことになりました。鳴海との最終対決が待っているわけですね……。和田さん(筧利夫)はもちろん、前回の一件を経てまた少しおとなになったミナちゃん(蒼井優)も、コトーの東京行きを後押し。

やっぱり、コトーは剛利の船なんだね。シゲさんじゃなくて。で、相変わらずゲロゲロか~、って思って見たけど、あんな海ならダイバーでも船に弱めの人は、酔うね(汗)。お天気も悪かったのでこの1カ月以内くらいの撮影じゃないかと思います…。

「きちゃった」。は、キモかわいかったですね(大汗)。

彩佳のベッドサイドに島の人から託されたおみやげをどんどん置くコトーに「サンタさんみたい」という彩佳、本当にうれしそうだった…。個人的には和田さん手作りのカレンダーがほしいかも。とりあえず「ヤシガニラーメン 長命草味」はあんまりおいしくないような気がするんだけどなぁw

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コトーが最後までためらっていたのは離島(僻地)であるにもかかわらず医師が空席になっているのはまずい、ということだったのですが、なんとなんと意外な人がその空席を埋めてくれることになりました。

最初のシリーズで、コトーが大学病院を追われるきっかけとなったフリーライター(津田寛治)妹の医療過誤事件の影の当事者である三上(山崎樹範)じゃないですか。

シリーズの最後でだったか、スペシャルでだったか、コトーと同じように離島に行ったということのみ認識してたんですが。

利尻島と礼文島を足したような島の名前を名乗ってたから北海道からきたんだねw ってか、その島の先生の手当てはついたのか?

というわけで次回はあきおじのわらじをはいて彩佳の手術にコトーはのぞむようです。健闘を祈りたい。ってかとりあえず鳴海、いかにもコトーのことバカにしてそうなんで、ココはひとつ意地を見せていただきたいものです。

[過去のレビュー、その他]
DV Dr.コトー診療所2006〈9〉
魔法使い Dr.コトー診療所2006〈8〉
コトー人気としか考えられない@石垣空港
「命の重さ」 Dr.コトー診療所2006〈7〉
海へ Dr.コトー診療所2006〈6〉
低気圧 Dr.コトー診療所2006〈5〉
豊漁祭 Dr.コトー診療所2006〈4〉
移住 Dr.コトー診療所2006〈3〉
絆 Dr.コトー診療所2006〈2〉
分岐点 Dr.コトー診療所2006〈1〉

コメント

「踊る」を思い出しますね

Lady-eさんどもどもです。

登場人物が特定の架空のカップラーメンが好きっていうのは「踊る大捜査線」を思い出してしまいます。ヤシガニラーメンは個人的には資源保護のため食べるのは無理と思ってるけど、なんかもっと別のもの考えればよかったのに~とか思ったりして(でもきっと原作からの引き継ぎなんじゃないかと…)。

予告編では手術シーンで驚くような場面が映ってたように見えましたが、まさか彩佳死ぬってことにはならないと思いたいので、ほっとするエンディングを期待します。昌代さんが悲しまないような結果をお願いします、って感じ。

コトーは

どうしてそこまで
ヤシガニラーメンが好きか?
なら、販売してくれ!みたいな感じでもある(w
私が食べてみたいのは
やっぱり、長命草味ではなく
青ラベルだな(笑

来週ね・・・
ホントきになる
メスだったか落としてたよね?
きっと 手術成功させるんだとは思うけど・・・
でも気になるよ。

ホント・・・昌代さん
いつも優しいけど、今回も優しさ溢れて
だからよけいに辛かったわ

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Dr.コトー診療所2006 第10回

Dr.コトー診療所2006 第10回”人として”という自分の存在島民がすべて自分の患者であり自分の家族的な存在であるコトーにとって人として という行動がどれだけでき医者として というコトーでしかいられない部分が殆どだったのではないかと考える回でした。コトーから彩
  • [2006/12/17]
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