▼ 「人」の勝利 ハゲタカ〈6-最終回〉
新たなるバイアウト
ん~。原作を読んでみたくなりましたw 結局、芝野(柴田恭兵)の存在って何だったわけ?みたいな(汗)。企業、それが大空電機のような「ものをつくる」メーカーであっても、「紙切れを左右する」ファンドであっても、人が財産である、ということを訴えた点は凄く共感でき、最終回らしいカタルシスもありましたが…。
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あと、やっぱり「マスコミ」というか三島由香(栗山千明)というか、の使い方がよくわからなかった。NHKもそこは踏み込めなかったんだろうか…。以下ネタバレ。
ん~。原作を読んでみたくなりましたw 結局、芝野(柴田恭兵)の存在って何だったわけ?みたいな(汗)。企業、それが大空電機のような「ものをつくる」メーカーであっても、「紙切れを左右する」ファンドであっても、人が財産である、ということを訴えた点は凄く共感でき、最終回らしいカタルシスもありましたが…。
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あと、やっぱり「マスコミ」というか三島由香(栗山千明)というか、の使い方がよくわからなかった。NHKもそこは踏み込めなかったんだろうか…。以下ネタバレ。
以前、第2回、3回に登場した「サンデー・トイズ」の社長を演じた冨士眞奈美さんが強力なネタバレをした件を報告しましたがそれは
「芝野さんと鷲津さんは一緒にファンドを立ち上げることになるんだけどw」
っていう爆弾だったんですよねw お願いしますよ、ホントに。この展開が今回、最終回のキモなんだからさ……という。
おさむB型(松田龍平)に撃たれた鷲津(大森南朋)は下半身の感覚を失ってしまい、まさに「すべてを失った」状態に。
「身内です」と言って病室まで入っていく由香。全国ニュースのキャスターで顔も知られてるっつのに、入れる病院側も病院側だし、由香のその発言もなんだかどっちらけです。結局、プロの報道関係者としてではなく、やはり女子高生時代にちょっと憧れていて、父の自殺によって裏切られた形となった鷲津への執着で動いてた、ととられても仕方ないよな…。
一方、アランが新代表となってMBOを成功させ、大空電機には新社長として大賀(松重豊)が乗り込んできます。
何もS*NYのカリスマさんの名前持って来なくてもwwww
塚本(大杉漣)をはじめとする経営陣は芝野を除き排除され、芝野もフェニックス計画どころか「コストカッター」としてリストラ引導渡し役になるしかなく、結局は(恐らく)前の運送会社でやっていたことの繰り返しになり、労組の役員で、社員との板挟みになった自殺者(徳井優)まで出してしまう。
鷲津の動きが比較的明確であったのに対して、最後まで芝野は何を表現したかったのか、私にはよくわからんかったです。原作を読みたい、と思ったのはそこでして。対人交渉能力に長けた、人当たりのいい人間である、という以上に銀行員だったキャリアがどう活きているのかが最後までわからなかったためです。
結局は、ホライズンの当初からの狙いだったカメラレンズ事業部をEBO(Employee Buy Out=エンプロイー・バイアウト=従業員による買収)で独立させる提案も鷲津からだったし。
そういう意味では最後に出てきて鷲津へポンと出資しちゃったMSG銀行の飯島副頭取(中尾彬)のまさに「鵺」のような存在のほうが日本の銀行の得体の知れなさを表現しているように見えてよかった。
カメラレンズ事業部を売却するにはふたつの問題がありました。
1.レンズ研磨の「特級技術士」である加藤(田中泯)をはじめとする腕のたつ技術者がいなければ、価値がない
2.軍事技術としての転用が検討されるほどの技術が海外に移転することは国益に反する
もし鷲津がホライズンにいてバイアウトに成功していたらこの2点をどう解決しようとしたのか、そこまで描かれていたら素敵すぎたと思います。この2点も考えて、カメラレンズ事業部を活かす形で中国のテクスンに支援をあおいだ、というなら筋が通るんだけど結局は三島製作所を活かしたかった、みたいな話にどうしてもまとめたいのが、ちょっと納得ゆかなくて(後述)。
それにしても「わしにロビーせいっちゅうんか」と怪しい関西弁を操る飯島副頭取でありましたが、こういうときこそ東洋テレビの出番なんと違いますか。別に、由香が表に立たずとも、ちゃんと取材していればカメラレンズ事業部の価値もわかっただろうし、その売却先がどこで、どう使えるかということも理解できるはず。
そしたら「そんなことでいいんですか」的なことで経済産業省の高官に取材すれば、簡単に騒ぎにすることもできたのに…。
原作で、三島由香という人物が存在するのか、どういう役割を果たしているのかわかりませんが、「ジャーナリスト」を描くならこういうパッチもんじゃなくて本物を描いてほしかったな、と思います。それとも、民放には調査報道なんかできない、というNHKさんのプライドの裏返しなのかしら、などと勘ぐってしまうぞ。
結局、EBOを鷲津と芝野が「鷲津ファンド」を立ち上げてひっそり動かし始め、そこには鷲津の元を去った村田(島田久作)、そして鷲津の理解者でもあった中延(志賀廣太郎)も戻ってきてくれる。
このあたりはやっぱり最終回らしくちょびっとグッときました。まぁ、村田さんに関してはおさむB型のせいでハイパークリエーションも終わっちゃったんで、手が後ろに回らなかっただけでもよかった、ってことだと思いますけど。
おさむB型と由香の会話、そして加藤と鷲津の会話が「お金とは何か」ということをすごく考えさせられるよい場面だったのは、ツッコミどころが多めの最終回にあって救いだったかも。唯一、由香よくやった、的場面だったと思います。
先日判決を受けたハイパークリエーションにびっくりするほどよく似たIT企業の元社長も気前よくぽんぽん保釈金払って拘置所出てて、その一方で彼に踊らされて大損こいた投資家はたくさんいるのを一種苦い思いで見ていたせいもあり。
「お父さん(=宇崎竜童)が必死で集めようとした2億と、あなたが保釈金で払った2億は違う」
という台詞は非常によかったと思います。
さて。
鷲津ファンドがあれだけ保険会社や金融機関に出資のお願いをしまくっていて、それも断られまくっていたら、ホライズンジャパンの耳にも届きそうなものだけれど、結局、そうした仕事は村田なり中延なりがやっていたんだろうなw だからアランや大賀は不意を突かれる形になったんでしょうね~。
最後、三島社長(渡辺哲)の仏壇に手を合わせる鷲津の独白でやっと、鷲津の気持ちだけはちょっとだけ解ったような気がしました。
自分が買収しようとしていた大空電機の子会社になっていたというのは運命のいたずら、あるいは誤算ではあったけれど、鷲津にとってのキャリアの原点は三島製作所であり、社長に首をくくらせた日本の金融制度や企業のありかたを「ただす」ためには、三島製作所には生きていてもらいたかったのかなと。
大木(菅原文太)に助けてもらってなくて、普通に倒産してたら話はどう展開したんだ?みたいな疑問はありますが(汗)。
というわけで、消化不良な感じは否めないものの、「投資」などには日頃縁のない生活を送っている私にもとっかかりができました。「ファンド」にもいろいろあるのも、そういう視点で見ればちょっと見えてきます。
まさか投資でお金を儲けたい、とかそんなことはさらっさら思っていませんが、新たな知識が増えて、財産になったドラマではありました。
- [2007/03/24 22:56]
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コメント
URLはないのです…
2月うさぎさん、二度目のこんばんは。
IZさんは私の学生時代からの友人でたぶんブログなどはやっていません。たぶんエントリは読んでくれていると思うので気が向いたらコメントしてくれると思います。
実際の企業買収などの最前線は2月うさぎさんやIZさんがすでにご指摘のようにもっともっと状況はシビアだし、政治的な意図などもあったりしてもおかしくありません。
だって、レンダンドに軍事技術として転用可能なレンズがいくのがマズかったら、軍事大国でもある中国企業のテクスンに巨額の融資をしてもらったあけぼの光学ってどうなのよ、という話にはならないの?とかなりませんかね(汗)。
というわけで、その手前まで描けたことだけでも現状ではかなりよかったとプラスに評価してもいいかなぁと甘めに点数をつけてしまいました。描けなかった部分が尺の問題なのか局のポリシーの問題なのかはわかりませんでしたが、IZさんが書いていたように公式での経済問題解説ページにかなり熱が入っていましたしね。
IZさんは私の学生時代からの友人でたぶんブログなどはやっていません。たぶんエントリは読んでくれていると思うので気が向いたらコメントしてくれると思います。
実際の企業買収などの最前線は2月うさぎさんやIZさんがすでにご指摘のようにもっともっと状況はシビアだし、政治的な意図などもあったりしてもおかしくありません。
だって、レンダンドに軍事技術として転用可能なレンズがいくのがマズかったら、軍事大国でもある中国企業のテクスンに巨額の融資をしてもらったあけぼの光学ってどうなのよ、という話にはならないの?とかなりませんかね(汗)。
というわけで、その手前まで描けたことだけでも現状ではかなりよかったとプラスに評価してもいいかなぁと甘めに点数をつけてしまいました。描けなかった部分が尺の問題なのか局のポリシーの問題なのかはわかりませんでしたが、IZさんが書いていたように公式での経済問題解説ページにかなり熱が入っていましたしね。
遅まきながら、『ハゲタカ』ウォッチャーとして・・・
IZさんの指摘する、EBOで大団円は甘くないかという指摘は私も感じるところです。
>例の中国の会社だって資本家として、最後は冷徹な判断をするはずです。
まさに。
こういうやり方があるのだ、だから会社の方針に唯々諾々と従うだけが被雇用者の取れる選択肢ではない、ということを教えられた点は良かったのですが
実際の先行きは不安ですよね・・・結局は同じ資本主義のパラダイムにいるわけで。
まさに「慈善事業家と資本家は違うという点」がぼやけてしまった筋書きだと思います。
>米国資本主義を悪く描いているのもちょっと気になりました。
アメリカの投資ファンドを切って、中国の家電メーカーと結ぶ
という筋書きに、何か外交的政治的意図でもありますか
という突っ込みを入れたくなったりして・・・。
以上、Rukoさんのサイトで別の方のコメントへのコメントを付けてしまい、
申し訳ありません。
IZさんのURLが分からなかったため書き込ませていただきました。
IZさんの指摘する、EBOで大団円は甘くないかという指摘は私も感じるところです。
>例の中国の会社だって資本家として、最後は冷徹な判断をするはずです。
まさに。
こういうやり方があるのだ、だから会社の方針に唯々諾々と従うだけが被雇用者の取れる選択肢ではない、ということを教えられた点は良かったのですが
実際の先行きは不安ですよね・・・結局は同じ資本主義のパラダイムにいるわけで。
まさに「慈善事業家と資本家は違うという点」がぼやけてしまった筋書きだと思います。
>米国資本主義を悪く描いているのもちょっと気になりました。
アメリカの投資ファンドを切って、中国の家電メーカーと結ぶ
という筋書きに、何か外交的政治的意図でもありますか
という突っ込みを入れたくなったりして・・・。
以上、Rukoさんのサイトで別の方のコメントへのコメントを付けてしまい、
申し訳ありません。
IZさんのURLが分からなかったため書き込ませていただきました。
やはり氷壁と双璧に…(おやじギャグではない)
Lady-eさんこんばんは。
>>氷壁チックに薄くなった原因
くすくすっ。そう。今クールはね、もう最終回まで観るには観たけどウエンツ&雅也鑑賞番組と化してしまった「きらきら研修医」とかどこがカレーなのかわからない一族とか考えると、レベルは高かったと思うんだけどやっぱり我々の要求水準が高過ぎたでありましょう(爆)。
クライマーズ・ハイに関しては今でもコンスタントにサーチしてくる方いますし、よくわかります。アレを見てしまったから「ハゲタカ」にも否応なく期待が集まってしまったという点で、ハイクオリティの作品を出し続ける難しさのようなものも改めて感じました。
「あけぼの」に芝野がいらないかも、という点では私も同意ですw バックに莫大な中国市場があると思えば道は絶対開けると思うのも同意。でも、これに負けずにいい作品つくりたい!ってドラマ制作の人たちにはアツイ思いを持ってもらいたいなぁと思いました。
>>氷壁チックに薄くなった原因
くすくすっ。そう。今クールはね、もう最終回まで観るには観たけどウエンツ&雅也鑑賞番組と化してしまった「きらきら研修医」とかどこがカレーなのかわからない一族とか考えると、レベルは高かったと思うんだけどやっぱり我々の要求水準が高過ぎたでありましょう(爆)。
クライマーズ・ハイに関しては今でもコンスタントにサーチしてくる方いますし、よくわかります。アレを見てしまったから「ハゲタカ」にも否応なく期待が集まってしまったという点で、ハイクオリティの作品を出し続ける難しさのようなものも改めて感じました。
「あけぼの」に芝野がいらないかも、という点では私も同意ですw バックに莫大な中国市場があると思えば道は絶対開けると思うのも同意。でも、これに負けずにいい作品つくりたい!ってドラマ制作の人たちにはアツイ思いを持ってもらいたいなぁと思いました。
思うに
rukoさん こんにちは
由香がなんとなく鷲津に特別な感情がある
って感じが見え隠れするのが氷壁チックに
薄くなった原因で
私とすれば、女の美を使う手段ではなく
クライマーズハイみたいに 硬派に行ってほしかった
女起用して視聴率取りに行く番組じゃなかったと思うし
結果論だけど 視聴率は低かったし(笑
NHKが視聴率気にすると失敗作品作るんだよね(^^;
そんなもんは気にしないで
(しないとビジネス的にはいけないのかもだけど)
いいもの作ろう!と拘ってほしいもんだ!
どんなに視聴率が低くても
いい物は世に残る! そう思いません?
実際私はクライマーズハイは 本放送では見てませんでした
だから、その時の視聴率に私の数字は入ってません。
だけど、rukoさんからお話を聞いて
再放送でしっかり見ることが出来て感動したし
そのことをBLOGで書いてら、沢山の方が
チェックされてたし、DVDを購入された方も居たようです
いい物は残ったという感じだと思うのね
今回のハゲタカも私は好きで
今クールの中で放送されたドラマとしては
上位です 1位と言ってもいいくらい
だから余計に欲をいいたくなりますよね
5話がすごく惜しかったし、
6話がもう少し頑張りましょうだった。
あけぼの光学はね
芝野だけなら多分アウト(^^;
だけど テクスンがバックに居るから
きっと平気(^^; あその社長はカナリ賢いはす
鷲津の動きを察知して 最初の交渉から手引いた
タイミングもよかったし 無駄な敵は作らず
自分の目標とする物が明確ならば、敵とも戦う人と思う
レンズ部門はその後携帯カメラビジネスで
儲かるしねっていっても携帯のカメラレンズは
フジノンよりタムロンだけど(笑
由香がなんとなく鷲津に特別な感情がある
って感じが見え隠れするのが氷壁チックに
薄くなった原因で
私とすれば、女の美を使う手段ではなく
クライマーズハイみたいに 硬派に行ってほしかった
女起用して視聴率取りに行く番組じゃなかったと思うし
結果論だけど 視聴率は低かったし(笑
NHKが視聴率気にすると失敗作品作るんだよね(^^;
そんなもんは気にしないで
(しないとビジネス的にはいけないのかもだけど)
いいもの作ろう!と拘ってほしいもんだ!
どんなに視聴率が低くても
いい物は世に残る! そう思いません?
実際私はクライマーズハイは 本放送では見てませんでした
だから、その時の視聴率に私の数字は入ってません。
だけど、rukoさんからお話を聞いて
再放送でしっかり見ることが出来て感動したし
そのことをBLOGで書いてら、沢山の方が
チェックされてたし、DVDを購入された方も居たようです
いい物は残ったという感じだと思うのね
今回のハゲタカも私は好きで
今クールの中で放送されたドラマとしては
上位です 1位と言ってもいいくらい
だから余計に欲をいいたくなりますよね
5話がすごく惜しかったし、
6話がもう少し頑張りましょうだった。
あけぼの光学はね
芝野だけなら多分アウト(^^;
だけど テクスンがバックに居るから
きっと平気(^^; あその社長はカナリ賢いはす
鷲津の動きを察知して 最初の交渉から手引いた
タイミングもよかったし 無駄な敵は作らず
自分の目標とする物が明確ならば、敵とも戦う人と思う
レンズ部門はその後携帯カメラビジネスで
儲かるしねっていっても携帯のカメラレンズは
フジノンよりタムロンだけど(笑
やはりツッコミどころは
Lady-eさんどもどもです。
瑞恵社長はそうなんですよ。それもね、生放送のスタパだったらもう冨士さん、お願いしますよ~でいいと思うんだけど録画だったのにやっちゃったんだよね。わざととしか思えない(爆)。
ま、予告編をいつも見せすぎるという批判も多いNHKなので仕込みのような気もするけどヒドイよねw
で、ほぼ全員にツッコまれている由香たんですが、マスコミ=鷲津などに接近できる人物、ってことで、そうじゃないとただの逆恨みストーカー女になっちゃう(爆)ってとこかな。
でも、(たぶん)東京キー局で若くして記者からキャスターに抜擢されるような女の子だったらもうちょっと頭よくてもいいと思う(汗)。強いていうなら業界紙の記者くらいだったらよかったのかも、とかも思います……それもなかばブラックに近い、みたいな。そんなところに女性記者もあんまりいないような気がするけど。
「氷壁」よりはさすがにどっちらけ度は低めだったかな、と思いますが、ちょっと残念だったな~。あれで本当に「あけぼの化学」(だっけ?)が成功できるの?みたいな部分も残ってしまったし。
瑞恵社長はそうなんですよ。それもね、生放送のスタパだったらもう冨士さん、お願いしますよ~でいいと思うんだけど録画だったのにやっちゃったんだよね。わざととしか思えない(爆)。
ま、予告編をいつも見せすぎるという批判も多いNHKなので仕込みのような気もするけどヒドイよねw
で、ほぼ全員にツッコまれている由香たんですが、マスコミ=鷲津などに接近できる人物、ってことで、そうじゃないとただの逆恨みストーカー女になっちゃう(爆)ってとこかな。
でも、(たぶん)東京キー局で若くして記者からキャスターに抜擢されるような女の子だったらもうちょっと頭よくてもいいと思う(汗)。強いていうなら業界紙の記者くらいだったらよかったのかも、とかも思います……それもなかばブラックに近い、みたいな。そんなところに女性記者もあんまりいないような気がするけど。
「氷壁」よりはさすがにどっちらけ度は低めだったかな、と思いますが、ちょっと残念だったな~。あれで本当に「あけぼの化学」(だっけ?)が成功できるの?みたいな部分も残ってしまったし。
結果としては…
神保銀郎さんこんばんは。
結果としては、神保さんが懸念された通り尻すぼみになってしまったような気がしますね(汗)。
これがスタートライン、と仏壇に手を合わせる、というアメリカのファンド最前線にいた人間のこれが最後の姿なの?という感じになってしまい。
IZさんへのコメントにも書きましたが、結局、それくらいレンズ部門が実は宝の山なんである、大空電機は白物家電とかに手を広げるのではなく光学メーカーとして頑張ってゆくべきだった、といった説明があればまだ納得できたと思いますが…。
自殺者が出るのが「端末部門」という恐らく携帯電話の開発をしているところの人たちだったところなど、細かい点は「お」と思わされるところもあっただけに、日本的エンディング?になってしまったのはやはり、惜しまれます。
結果としては、神保さんが懸念された通り尻すぼみになってしまったような気がしますね(汗)。
これがスタートライン、と仏壇に手を合わせる、というアメリカのファンド最前線にいた人間のこれが最後の姿なの?という感じになってしまい。
IZさんへのコメントにも書きましたが、結局、それくらいレンズ部門が実は宝の山なんである、大空電機は白物家電とかに手を広げるのではなく光学メーカーとして頑張ってゆくべきだった、といった説明があればまだ納得できたと思いますが…。
自殺者が出るのが「端末部門」という恐らく携帯電話の開発をしているところの人たちだったところなど、細かい点は「お」と思わされるところもあっただけに、日本的エンディング?になってしまったのはやはり、惜しまれます。
長文サンクス!
IZさんおひさしぶりです。
実は「ゴールデンパラシュート」を調べていたら敵対的買収を防ぐ企業防衛策の項目(ポイズンピルなども同様)に入っていたので私も違和感があったんですけど、経済は専門じゃないからいいやっ、えいっ、ってポイしちゃったの~。やっぱり違和感あったんだw
その他もろもろご指摘ありがとうございます。三島由香たんの描き方に関してはかなり有り得ん!と思いながら見てました。鷲津のようにキャリアをかためている人間は違いますが、入社直後と30歳になった「記者」というのはもう別人のように成長しているのに、結局はヘアスタイルが変わっただけだった(爆)というのはもうイタイを通り越しています。期待していた小市慢太郎演じる上司も大した出番がなく、すべての道は三島製作所に通じる、で、消化不良でした。
最後のEBOも、おっしゃる通りであんな大団円はなかろう?と思わずにはいられません。おそらく、レンダント社がほしかったという高精細のレンズ技術を国内のメーカーと提携して何か開発する、といったことで大きく成長出来る可能性を秘めているといったことなのだとは思いますがそれならそうときちんと説明してもらわないとw
私もようやく、めどがたちそうな感じです、いろいろと。久しぶりに美味しいものでも食べに行きたいな~。
実は「ゴールデンパラシュート」を調べていたら敵対的買収を防ぐ企業防衛策の項目(ポイズンピルなども同様)に入っていたので私も違和感があったんですけど、経済は専門じゃないからいいやっ、えいっ、ってポイしちゃったの~。やっぱり違和感あったんだw
その他もろもろご指摘ありがとうございます。三島由香たんの描き方に関してはかなり有り得ん!と思いながら見てました。鷲津のようにキャリアをかためている人間は違いますが、入社直後と30歳になった「記者」というのはもう別人のように成長しているのに、結局はヘアスタイルが変わっただけだった(爆)というのはもうイタイを通り越しています。期待していた小市慢太郎演じる上司も大した出番がなく、すべての道は三島製作所に通じる、で、消化不良でした。
最後のEBOも、おっしゃる通りであんな大団円はなかろう?と思わずにはいられません。おそらく、レンダント社がほしかったという高精細のレンズ技術を国内のメーカーと提携して何か開発する、といったことで大きく成長出来る可能性を秘めているといったことなのだとは思いますがそれならそうときちんと説明してもらわないとw
私もようやく、めどがたちそうな感じです、いろいろと。久しぶりに美味しいものでも食べに行きたいな~。
三島由香たん
しほ2号さんこんばんは。
終わりましたね~。最後まで大森南朋の笑顔がなかったですが、眼鏡をかけずにリハビリしている姿をみるとがん保険のCMのように見えたりして(笑)。
やっぱり、三島製作所、そして三島由香がこの作品の最もヨワい部分になってしまいましたね~残念。
>>ああいう無能な若い女性を出すというのは無意識に「やっぱ女はダメなんだ」メッセージになっちゃうんじゃないの?
うーん、必ずしもそういうわけじゃないと思いたいんだけど、新聞記者やテレビ記者、そして雑誌(それもピンキリ)にワイドショーと「マスコミ」といっても幅広いのに、脚本家の人たちは今回に限らずあまり勉強しないで像をつくって書いちゃうことが多く、業界を知っている人間としてはかなり不満です。
新聞記者の生態のようなものをきっちり描けている作品をあげよと言われると「クライマーズ・ハイ」に代表される横山秀夫作品(本人が元新聞記者だし…)と「レディ・ジョーカー」の高村薫くらいしかおおどころは思い出せません。
実際に身を粉にするようにして経済記者をやっている女性はいま最前線に多数いるはずで、彼女たちに対してまず失礼である、というのが一点。そして、こういう形で「女性記者」が描かれることでますます木を見て森を観ることができず、マスコミ全体を「マスゴミ」などと言っている人たちがほーらやっぱり、とか思ったりしそうなのがコワイ。
>>芝野もなんだかな~でした。
>>ホンマに敏腕バンカーやったんか~?
ホントホント~。なんで彼がエースなのか、ほんまに最後までわからへんかったね~。光ったのはサンデーのバカ息子を担ぎだしてママを解任したときだけだったのでは(爆)。
終わりましたね~。最後まで大森南朋の笑顔がなかったですが、眼鏡をかけずにリハビリしている姿をみるとがん保険のCMのように見えたりして(笑)。
やっぱり、三島製作所、そして三島由香がこの作品の最もヨワい部分になってしまいましたね~残念。
>>ああいう無能な若い女性を出すというのは無意識に「やっぱ女はダメなんだ」メッセージになっちゃうんじゃないの?
うーん、必ずしもそういうわけじゃないと思いたいんだけど、新聞記者やテレビ記者、そして雑誌(それもピンキリ)にワイドショーと「マスコミ」といっても幅広いのに、脚本家の人たちは今回に限らずあまり勉強しないで像をつくって書いちゃうことが多く、業界を知っている人間としてはかなり不満です。
新聞記者の生態のようなものをきっちり描けている作品をあげよと言われると「クライマーズ・ハイ」に代表される横山秀夫作品(本人が元新聞記者だし…)と「レディ・ジョーカー」の高村薫くらいしかおおどころは思い出せません。
実際に身を粉にするようにして経済記者をやっている女性はいま最前線に多数いるはずで、彼女たちに対してまず失礼である、というのが一点。そして、こういう形で「女性記者」が描かれることでますます木を見て森を観ることができず、マスコミ全体を「マスゴミ」などと言っている人たちがほーらやっぱり、とか思ったりしそうなのがコワイ。
>>芝野もなんだかな~でした。
>>ホンマに敏腕バンカーやったんか~?
ホントホント~。なんで彼がエースなのか、ほんまに最後までわからへんかったね~。光ったのはサンデーのバカ息子を担ぎだしてママを解任したときだけだったのでは(爆)。
こんばんわぁ~☆
rukoさん こんばんわぁ~
最終回を作るのは凄く難しいんだなぁと
思ってみたり
ちょっとたるんだ5話に 今回の内容を入れると
6話のサプライズが見えすぎてしまい
最終回がしょんぼりしてしまう
でも、出し惜しみをしすぎると
ラストが忙しくて印象的でドラマチックという
感覚が薄れる そいうもんだよな
なんて感じてしまいましたです
なになに 大河内瑞枝 超ネタバレしてたんだ?
それりゃー 最悪じゃな(^^;
ちらし寿司の具だけ食べてしまった残りを
見る感じ?(^^;
そいうこと喋らせてしまうところも
やっぱNは、ちょっとアホですな(^^;
由香はね・・・あの存在が
マスコミだから変なんだよね?
別にマスコミ関係者じゃなくてよかった気がする
マスコミじゃなきゃぁ
あんな感じの女は居るよな・・・みたいな感じ?(^^;
芝野はホント弱かったね・・・
すごく微妙(^^;
でも、鷲津は、なんとなく気持ちが分かる
感じだったかなぁ
最後手を合わせ その後余計な表現が無いまま
終わったのは良かった気がしています
最終回を作るのは凄く難しいんだなぁと
思ってみたり
ちょっとたるんだ5話に 今回の内容を入れると
6話のサプライズが見えすぎてしまい
最終回がしょんぼりしてしまう
でも、出し惜しみをしすぎると
ラストが忙しくて印象的でドラマチックという
感覚が薄れる そいうもんだよな
なんて感じてしまいましたです
なになに 大河内瑞枝 超ネタバレしてたんだ?
それりゃー 最悪じゃな(^^;
ちらし寿司の具だけ食べてしまった残りを
見る感じ?(^^;
そいうこと喋らせてしまうところも
やっぱNは、ちょっとアホですな(^^;
由香はね・・・あの存在が
マスコミだから変なんだよね?
別にマスコミ関係者じゃなくてよかった気がする
マスコミじゃなきゃぁ
あんな感じの女は居るよな・・・みたいな感じ?(^^;
芝野はホント弱かったね・・・
すごく微妙(^^;
でも、鷲津は、なんとなく気持ちが分かる
感じだったかなぁ
最後手を合わせ その後余計な表現が無いまま
終わったのは良かった気がしています
とうとう終わりましたね、ハゲタカ。
今回のNHKドラマはラストに賛否両論あるみたいですけど、賛美してる人が多数派でしょうか(ブログの新着を確認する限り)。
でも・・・全体を見回すと小さく収まってしまったな、と。
ホライズン本社がレンズ部門が欲しくて大空電機を狙ったというところから来てるのか、EBOさせちゃうだけで万事解決みたいな終わり方してるのがなんとも・・・。
サンデーのときもそうだけど、芝野は葛藤の中でも汚れ役に手を染めちゃう人で、そこの落とし前はラストまでどっかいっちゃってましたね。
鷲津にしても、「最後までハゲタカらしく」といいつつ、あの終わり方だと、どこにファンドとしての旨みが出てくるのか分からないし・・・。
最後は涙頂戴の合掌シーンで終わるなんて、なーんか煮え切らないラストでしたね。
今回のNHKドラマはラストに賛否両論あるみたいですけど、賛美してる人が多数派でしょうか(ブログの新着を確認する限り)。
でも・・・全体を見回すと小さく収まってしまったな、と。
ホライズン本社がレンズ部門が欲しくて大空電機を狙ったというところから来てるのか、EBOさせちゃうだけで万事解決みたいな終わり方してるのがなんとも・・・。
サンデーのときもそうだけど、芝野は葛藤の中でも汚れ役に手を染めちゃう人で、そこの落とし前はラストまでどっかいっちゃってましたね。
鷲津にしても、「最後までハゲタカらしく」といいつつ、あの終わり方だと、どこにファンドとしての旨みが出てくるのか分からないし・・・。
最後は涙頂戴の合掌シーンで終わるなんて、なーんか煮え切らないラストでしたね。
久々の連ドラでした!
IZです。
RUKOさん、ご無沙汰しております。
「ハゲタカ」は職業柄大変注目していたので
久々に連ドラにはまって全部見ました!けっこう面白かったですね。画面の色とか演技とか、演出でうまく視聴者を引き込む構成であったと思います。
鷲津役の俳優、いろんな表情ができる方なのですね。引き出しの多い人と思いました。
以下、私の感想です。基本的にはとっても面白かったのですが、あえて細かい点を。
※長文スミマセンです。
まずは、女性ジャーナリストが・・・・・です。Rukoさん言うとおり、「やはり女子高生時代にちょっと憧れていて、父の自殺によって裏切られた形となった鷲津への執着で動いてた、ととられても仕方ないよな…。 」というのは言いえて妙だと思いました。
「とられて仕方がない」ではなく、私は彼女はまさにジャーナリズムのカケラもない、少女的な想い・公私混同だけで動いていたと思います。ジャーナリスト役は物語の進行役として、ただキャンキャン言うだけではなく、冷静に分析したり、多面的に解説するような役まわりが欲しかったと思います。せっかくNHKサイトでは経営事象が詳説されていたのでしたから。
あと、本筋とは関係ないのですが、細かいストーリーのひっかかりを少々・・・
・ゴールデンパラシュートって株式買収のときの話じゃなかったっけ?
・最初のサンデートイズの社長解任劇はいったい何のため?民事再生で入札を狙っているのなら、鷲津ははじめから粛々とそこを狙えばいいはず。お金積んで解任劇狙った意図がよくわからない。
・と、いうか、そもそも社長解任は無理なのでは?見た感じ、あの強烈社長はオーナーでそれ相応の株式をもっているぽい。やり手社長が50%以上の株を手放しているとは思えない。(50%以上の株をもっている人は無敵です)
・もしくはあれは上場企業という設定で、彼女の持分は数%程度、かつて電撃解任されたメイテックの関口氏みたいな位置づけだったのか?いまどき、上場企業の社長であそこまで傍若無人なのもいないでしょうが・・・その場合でも、解任するには最終的には株主の同意を取り付けるためのシーンが必要ですね。
(解任劇はおそらく100%減資を伴うであろう更生手続きの前だったはずなので株は生きていると思うので。)
・4話で、なんでいきなりProxyFight?そんなの通るわけないのに無駄なことを・・・
(⇒これはNHKサイトに後付け?解説出てましたね。)
・最後の芝野のウラ行動は、取締役として背任罪に問われる完全アウトのケースのような気がしますが。。。
DebtとEquityの違いや、コーポレートガバナンスについてかなりはしょった描写だったのが気になりましたがでもよくできたドラマだと思いました。なお、NHKサイトの解説のほうは、詳細きちんと踏まえて書いていて面白かったです。
あと、EBOというのは恥ずかしながらはじめて聞きましたが、そう甘いものではないような・・・結局、つきつめればレンズ部門は不採算部門であることにはかわりなく、新たなオーナーにも厳しい条件を突きつけられるはずなので(このへんはNHKサイトに解説されてましたが)そのあたりの落とし前をどうつけるのか?が個人的には気になります。
「血を流してでも会社は生き続けなければならない」という非常にいいセリフはいておきながら結局は誰も血を流さない大団円にもっていくのか・・・?とちょっとひっかかりました。一連のホリエモン叩きから始まる日本の論調で気になるのは、「慈善事業家と資本家は違う」という点をわかってない人が多い、ということです。例の中国の会社だって資本家として、最後は冷徹な判断をするはずです。もっとも、逆転アイディアがあって不採算部門を脱する妙手がある、というのなら話は別ですがそこは描ききれていなかったと思います。
米国資本主義を悪く描いているのもちょっと気になりました。最初は鷲津と米資本主義は一体となり善悪では語れない、というある意味公平な視点で描かれていたと思うのですが、軍需うんぬんあたりからなんだか一方的に悪く描かれていたように見えて・・・このあたりも、サイト解説みるとこちらはバランスが取れたかかれ方でいいのですけれどね。
ところで、お元気ですか?
こちらは無事に1年近くが経過し、ここまでは順調になんとかやっていけております。また飲みでもいきましょう。
ではでは。
RUKOさん、ご無沙汰しております。
「ハゲタカ」は職業柄大変注目していたので
久々に連ドラにはまって全部見ました!けっこう面白かったですね。画面の色とか演技とか、演出でうまく視聴者を引き込む構成であったと思います。
鷲津役の俳優、いろんな表情ができる方なのですね。引き出しの多い人と思いました。
以下、私の感想です。基本的にはとっても面白かったのですが、あえて細かい点を。
※長文スミマセンです。
まずは、女性ジャーナリストが・・・・・です。Rukoさん言うとおり、「やはり女子高生時代にちょっと憧れていて、父の自殺によって裏切られた形となった鷲津への執着で動いてた、ととられても仕方ないよな…。 」というのは言いえて妙だと思いました。
「とられて仕方がない」ではなく、私は彼女はまさにジャーナリズムのカケラもない、少女的な想い・公私混同だけで動いていたと思います。ジャーナリスト役は物語の進行役として、ただキャンキャン言うだけではなく、冷静に分析したり、多面的に解説するような役まわりが欲しかったと思います。せっかくNHKサイトでは経営事象が詳説されていたのでしたから。
あと、本筋とは関係ないのですが、細かいストーリーのひっかかりを少々・・・
・ゴールデンパラシュートって株式買収のときの話じゃなかったっけ?
・最初のサンデートイズの社長解任劇はいったい何のため?民事再生で入札を狙っているのなら、鷲津ははじめから粛々とそこを狙えばいいはず。お金積んで解任劇狙った意図がよくわからない。
・と、いうか、そもそも社長解任は無理なのでは?見た感じ、あの強烈社長はオーナーでそれ相応の株式をもっているぽい。やり手社長が50%以上の株を手放しているとは思えない。(50%以上の株をもっている人は無敵です)
・もしくはあれは上場企業という設定で、彼女の持分は数%程度、かつて電撃解任されたメイテックの関口氏みたいな位置づけだったのか?いまどき、上場企業の社長であそこまで傍若無人なのもいないでしょうが・・・その場合でも、解任するには最終的には株主の同意を取り付けるためのシーンが必要ですね。
(解任劇はおそらく100%減資を伴うであろう更生手続きの前だったはずなので株は生きていると思うので。)
・4話で、なんでいきなりProxyFight?そんなの通るわけないのに無駄なことを・・・
(⇒これはNHKサイトに後付け?解説出てましたね。)
・最後の芝野のウラ行動は、取締役として背任罪に問われる完全アウトのケースのような気がしますが。。。
DebtとEquityの違いや、コーポレートガバナンスについてかなりはしょった描写だったのが気になりましたがでもよくできたドラマだと思いました。なお、NHKサイトの解説のほうは、詳細きちんと踏まえて書いていて面白かったです。
あと、EBOというのは恥ずかしながらはじめて聞きましたが、そう甘いものではないような・・・結局、つきつめればレンズ部門は不採算部門であることにはかわりなく、新たなオーナーにも厳しい条件を突きつけられるはずなので(このへんはNHKサイトに解説されてましたが)そのあたりの落とし前をどうつけるのか?が個人的には気になります。
「血を流してでも会社は生き続けなければならない」という非常にいいセリフはいておきながら結局は誰も血を流さない大団円にもっていくのか・・・?とちょっとひっかかりました。一連のホリエモン叩きから始まる日本の論調で気になるのは、「慈善事業家と資本家は違う」という点をわかってない人が多い、ということです。例の中国の会社だって資本家として、最後は冷徹な判断をするはずです。もっとも、逆転アイディアがあって不採算部門を脱する妙手がある、というのなら話は別ですがそこは描ききれていなかったと思います。
米国資本主義を悪く描いているのもちょっと気になりました。最初は鷲津と米資本主義は一体となり善悪では語れない、というある意味公平な視点で描かれていたと思うのですが、軍需うんぬんあたりからなんだか一方的に悪く描かれていたように見えて・・・このあたりも、サイト解説みるとこちらはバランスが取れたかかれ方でいいのですけれどね。
ところで、お元気ですか?
こちらは無事に1年近くが経過し、ここまでは順調になんとかやっていけております。また飲みでもいきましょう。
ではでは。
バイアウト
こんにちは~
私は図書館で予約したらバイアウトが先に来てしまって、^_^;
そっちだけ読んだんですが、4話以降はバイアウトが元になってるみたいです。
それで落ちも察せられてたんですけど。
人物的には芝野は結構原作どおりで鷲津は全然違いました。
原作だと完全に鷲津>>芝野ですね。
芝野には鷲津が必要だけど鷲津には芝野は必ずしも必要でない。
原作はおいといて、(^^ゞ
ドラマはやっぱり三島製作所+三島記者周辺が納得いかないこと多いです。
製作所のほうは鷲津のトラウマ。0.1%の割り切れないとこでまだいいですが(結局彼自身の再生も大きなテーマだし)
記者のほうはね~
ああいう無能な若い女性を出すというのは無意識に「やっぱ女はダメなんだ」メッセージになっちゃうんじゃないの?と。
そして芝野もなんだかな~でした。
ホンマに敏腕バンカーやったんか~?と。
鷲津のトラウマにかかわってなかったら助けてもらえなかったんちゃうん?と。
あぁ~もう語りたいこといっぱいで頭グルグルです。
私は図書館で予約したらバイアウトが先に来てしまって、^_^;
そっちだけ読んだんですが、4話以降はバイアウトが元になってるみたいです。
それで落ちも察せられてたんですけど。
人物的には芝野は結構原作どおりで鷲津は全然違いました。
原作だと完全に鷲津>>芝野ですね。
芝野には鷲津が必要だけど鷲津には芝野は必ずしも必要でない。
原作はおいといて、(^^ゞ
ドラマはやっぱり三島製作所+三島記者周辺が納得いかないこと多いです。
製作所のほうは鷲津のトラウマ。0.1%の割り切れないとこでまだいいですが(結局彼自身の再生も大きなテーマだし)
記者のほうはね~
ああいう無能な若い女性を出すというのは無意識に「やっぱ女はダメなんだ」メッセージになっちゃうんじゃないの?と。
そして芝野もなんだかな~でした。
ホンマに敏腕バンカーやったんか~?と。
鷲津のトラウマにかかわってなかったら助けてもらえなかったんちゃうん?と。
あぁ~もう語りたいこといっぱいで頭グルグルです。
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