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関取 帰ってきた時効警察〈4〉 

催眠術は、推理小説にはタブーだと言っても過言ではないのに…(時効ファイル名:本格女流推理小説家密室殺人事件)

今回は第1シーズンの8話(レビューはコチラ)を手がけたケラリーノ・サンドロヴィッチ。登場人物にセーラー服を着せたり(過去の話へフラッシュバック)、空を飛ぶというような荒業?に共通点があるような、ないような。ケラさんはブログで撮影のときの様子を書いてます。エントリはコレとかコレとかコレとかコレとかコレあたり。撮影は2月だったんですね~。

帰ってきた時効警察」はテレビ朝日系列で一部の地方を除き金曜23:15から。


新しいサントラが出てますな。

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今回はちょっとケラさんらしく奇抜でブラックな味わいがありました。そして前シリーズからの小ネタ大ネタの引き継ぎも。以下ネタバレ。


中学校や高校の頃淡い想いを抱いていた相手が大人になったら、キャー(いや、ぎゃー?)!みたいなのはよくあるネタですが、しずか(麻生久美子)まさか「関取」と呼ばれるほどの巨漢だったとはね。もうこれが今回の最高のヒット。

真加出(小出早織)と霧山(オダギリジョー)がデート?で色めき立つ時効管理課ですが、なんと真加出の母親(犬山イヌコ)が懐かしの「多め亭」、いまや「早め亭」のおかみで霧山に啓示を与える設定も第1シーズンと一緒でした。

というわけでフラッシュバックで犯人であるともさかりえにセーラー服を着せてしまいますが、その前段階(=しずかは「関取」状態)のともさかりえを演じていたのはケラさんのブログでは10歳の子だとか。ベッドシーンはさすがに問題なんじゃないかとちと思ったりもしつつ(汗)。

密室トリック自体は集光を使ったありがちなものだったけれど、なんと被害者が恋人、ひいてはその娘のことを案じて自らトリックを考案して死んでゆくという展開は驚きもあり、ちょっと切なく余韻を残してくれました。

ベーシックな小ネタファンとしては

・出版社の編集者役の浅野和之さんがカットごとにほとんど全部違う髪型あるいはヅーラーで、最後はCG処理して髪が動いてて恐かった。「蟲師」じゃないんだしw

・又来さん(ふせえり)の「上司だけど~○×か~!!!」は数字いくつまでいくかな。

・真加出の彼氏はアフリカ系か。只者じゃないね、この人はw

・しずかの歌手願望は、いったいなぜw

・蜂須賀さん(緋田康人)があんぱんを買ってきたつもりが袋のなかからカメ登場はやはり「亀は意外と速く泳ぐ」にオマージュ?

・諸沢さん(光石研)渾身の1/20スケールミニチュア。最後ばきっばきに壊してましたが霧山からは8000円ゲットしたんでしょうか。

・謎解きのときに霧山が催眠術にかかるかかからないかの手の込んだシーン、これまた「天井桟敷」か「山海塾」か、といった不思議キモい演出でしたね…。

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さすがの私も生で舞台は見たことはなく、映像でしか、ありませんよ(と、フォローする哀しさ)。

・「またぞろけむたりぃ」キタ~~~w

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ならぬ「昨日のジョン」って………

コメント

なんか危なかった、今回…

Lady-eさんどもども。

世の中、エキスポランドのジェットコースター事故で亡くなった人の写真が新聞やテレビで映るのが、そのビジュアル的にどうなのよ、という問題提起があったり、その写真を見て酷いことを言う人がいたりしたので、OAが事故前でよかった~、もしかしたらお蔵入りになってたかもしれん(ガクブル)と思ったGW最後の土日でした。

>>先週は、杉本彩使ったあたりで

杉本彩とあのフェロモンを使うのであれば「実もふたもない」のではなく花も実もある事件にしてやらんとどうしようもなかったとおもいますねw

次回はまたがっつり殺人事件らしいので気を取り直して観ようかなと。でもそろそろ「岩松(=熊本課長)爆弾」が投下されてしまうような悪寒もしたりしますがw

セーフ?

rukoさん こんにちは
先週 マサカの脱落?って書いてたから
今週どうなるかなーって思ってました

先週私は、途中までVTR撮れて後半2/3がアウトで
友達にあれどうなったのーって聞いだだけだったんですが
先週は、杉本彩使ったあたりで アウトだったのかも(笑

今回は、そうか ケラさまだったのね~

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