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裏横浜・「静月」でごはん 

横浜駅の東口から平沼にかけて広がるエリアを「裏横浜」などと言っていますが、気になるお店がたくさんあります。ただ、一人で入るとなるとかなり勇気もいるのでなかなか踏み出せないことも多いんですよね…。

この日はどうしても飲みたい気分だったのですが、頼みの綱の「Baraccone」が連休を取ってお休みだったので、以前からかなり長いこと気になっていた道路を挟んで反対側にある「静月」に行ってみました。

扉に三日月がくりぬいてあって中がちらっと見えます。お店に近づくとふたりお客さんが出ていくのが見えたので満席ではなさそう、とちょっと安心。

お店はカウンター10席程度と小上がりがあるこじんまりしたつくりなのですがびっくりするのが手書きの「本日のおすすめ」メニュー。お魚からお肉までものすごくバラエティー豊かなんですよ。でも力が入っているのはやっぱり魚介類かな。というわけで……。

はもの湯引きまずは、季節ですからはもの湯引きを注文。丁寧なお仕事がしてあります。付け合わせのお野菜もたっぷりのボリューム。わさびでいただくのもまた違った味でおいしー。


1杯めはビールだったのですが(何せ飲みたい気分)、2杯目以降は日本酒になり、翌日かなり後悔することになったんですけど………。

おすすめ日本酒の「石鎚」愛媛のお酒で糖度はかなり高めで甘口です。ちょっと「雪中梅」を思い出しました。こんなかわいいグラスに入っていると日本酒じゃないみたい。


日本酒に合うおつまみを、とお願いして出してもらったのが

稚アユの唐揚げ稚アユの唐揚げです。フリット。さくさくで抹茶のお塩がぴったりで美味~。


せっかくだからどんどん飲んじゃえ、と。

これもおすすめ「冽」「洌」。これは山形のお酒です。お店のレギュラーのお酒は切り子のグラスと受け皿になみなみと注いでくれます。これがまたいいんだ(汗)。


結局このあと八海山の本醸造、出羽桜(?最後の一杯覚えていない!)と飲み進み、お店のマスターにちょっと驚かれてしまいました。てへへへ。



ヴェトナム・アリス 

銀座マロニエゲートにあるヴェトナム風レストランのヴェトナム・アリスに行ってきました。

マロニエゲートはフロアごとレストランのコンセプトが違うみたいで次に機会があったら同じフロアにある「シンガプーラ」に行ってみたいと思いました。単にシンガポール料理が食べられるお店が少ないからってだけなんだけど、あのなんでもありな感じの料理がすきなんですよね、私。

さて、注文したのはこんな感じでした。

最初に出てきたのは揚げソフトシェルクラブだったんですがビールもあったんであっという間に写真も撮らず完食してしまったので………気を取り直して。

完熟パパイヤのサラダ完熟パパイヤとシーフードのサラダ。美味しかったんですけど、上にどろーんと載ってるのはサウザンドアイランドドレッシング味のソースで、これがちょっと重く感じました。中に入ってるシーフードをいただいてなおパパイヤを食べてもソースがあまる、って感じ。


春巻バスケット次にいただいたのはベトナムっぽい籠に入って出てくる春巻きの盛り合わせとかに爪の揚げ物。春巻は生、蒸し、揚げと3種類。蒸し春巻は私初めて食べたかもしれませんが、味以前に食べにくい(爆)。


話も弾み、もう一品食べるというよりはデザートかな、ということで05年にホーチミン(サイゴン)に行ったときには飲めなかったベトナムコーヒーを飲み、それとチェーを食べたい!ということになりました。

アリス風チェーサイゴンの市場ではコップに無造作に入って出てくるチェーですがムッシュー石鍋のお店ではお皿にスープのように入って出てきます。でもかなりボリューミー。私は緑豆とサツマイモのチェーだったんですがタピオカも入っていてこれで腹七分目の予定が十分目になりましたw


目的のベトナムコーヒーも飲め、かなり楽しかったです。

那覇・琉球料理乃山本彩香 

週末を利用して沖縄に遊びに行っていました。最近八重山づいていたので那覇は久しぶりでとても新鮮でした。そんななか、食べ物にうるさいお友だちが旅程が決まってすぐに予約してくれた超人気店「琉球料理乃山本彩香」に行ってきました。食べログでの皆さんの評価はこちらから。

アグーの箸置きこの箸置きはアグー(戦争でいったん絶滅したとされる沖縄の伝統的な豚)。お店はカウンター4席と個室が2つ(定員4~6人くらい?)で、予約するのが至難の業というのもわかります。場所は那覇の中心街でいうと少し南より、辻に近い久米というところにあります。


豆腐ようまず最初に豆腐よう。黒文字でちょっとずつ戴きます。ここの豆腐ようはマイルドで鼻につんときたりしません。豆腐ようってだいたいみんなトライして嫌いになっちゃう人が多いのでこれを食べてほしい~。東京・京橋の明治屋などで買えるそうです。


みぬだる続いて出てきたのが「みぬだる」。豚肉の上に黒ごまのペーストを載せたものです。ここから時計回りにたーんむ(田芋。里芋に近い沖縄の芋)を揚げて甘くいりつけたもの(大学芋っぽい)、カステラカマボコ。みぬだるは大好きです。


ゆし豆腐ゆし豆腐は上にアーサと山芋がかかっていました。その上には梅肉のトッピング。不思議で、優しい味です。


アカマチの刺身とシロイカの豆腐よう和えお刺身はアカマチで沖縄の野菜長命草をはさんであります。ごまダレで食べるのがこりこりした食感にすごく合っていました。左上はシロイカの豆腐よう和え。お酒のあてには絶品です!




お酒はというと、座ったらテーブルの真ん中に瓶のふたのところまで泡盛「春雨」の15年ものが入っていました。お会計のとき目分量でどれくらい消費されたかが確認されて上乗せされます。でも超リーズナブルだった…。

スーチカースーチカー(豚肉の塩漬け)をあぶったもの。レモンを絞っていただきます。


どぅるわかしー「どぅるわかしー」はたーんむにかまぼこ、豚肉などを入れてお出汁で練った沖縄独特の食べ物。苦手な人も多いし、作る側も貧しい時代を思い出すから嫌だという方もいるそう。でもこのどぅるわかしーは食材がまざった(ちゃんぷるーですね)いろんな味と出汁の味が美味であっという間にお腹に。


このあたりまでゆるゆると食べ続けていると満腹中枢も刺激されてきますが、このへんが感覚的には折り返し地点!

ミミガー左側がミミガー(豚の耳の和え物)。黄色とオレンジのニンジンが目に鮮やかです。右側はかまぼこにネギをゆでたものを巻いて酢みそをかけたもの。ほっとする味。


ラフテーここのお店のラフテーはみそで味をつけています。以前、某新聞の家庭欄に載っていたので私もピーナツバターを使ってつくったことがありますが、とても濃厚なんだけど脂がしつこくない不思議なラフテーです。


ソーミンタシヤーこってりしたラフテーの後にはトッピングにぴりっと辛い島らっきょうをたっぷり載せた「ソーミンタシヤー」が出ました。「そーみんちゃんぷるぅ」といういい方をする方が多いようにも思いますが、お店の方の説明では、「炒める」という調理法には3つあり「ちゃんぷるぅ」は基本的には豆腐が入っているのだそうです。それと「タシヤー」さらに「イリチー」と分かれているそうで、奥が深い…。


もちろん、じーまみーどうふ(写真を忘れました)も出ました。甘いたれではなくだしとしょうがでいただくので、ラフテーの味がぱっと消えてなくなる感じ。

ごはんラストスパート。右側はお味噌汁ですが「イナムドゥチ」というそうです。イノシシを昔は使っていたそうですが今は豚肉を使っていて、白みそ仕立てなのでほんのり甘く、パワフルなスープ。これと一緒にお赤飯風に炊いたご飯をいただきます。つけあわせのダイコンのお漬け物は牛乳と酢で漬けてあるのだそう。


ひー、く、苦しい…。

タピオカデザートはタピオカの黒糖シロップ。かなり強く生姜が効いていました。何か薬効があるのか、手足が膨張するような感じでした。


のんびりゆったり、2時間半近くかけてこれだけいただきますがホントに満腹になりました。このお店は基本的にこのコースしか提供していません。

沖縄料理って最近居酒屋系でも増えているし、こんなもんでしょ、と思っている人たちに一度行ってほしいような、でも予約が取れないから行ってほしくないような、そんなお店です。

オーナーの山本さんはこの日はお留守でしたが近々「サライ」に登場したり、NHKのお料理のテキストブックにも登場される予定があるそうなので、沖縄と沖縄の食に興味のある方は要チェックです。

ピグリン。 

♪うすあじ~のスープでー、塩分控えたけれど
おー、うすあじもいけるなー、結局おかわり♪

このサントリー・DAKARAのCM音楽が、登場するブタさん同様頭の中を執拗にくるくるまわってます。このブタさんが「ピグリン」という名前で、中には新国立劇場のバレリーナが入ってるのは知ってたんですが

ピーターラビットの登場人物ピグリン・ブランド

というのが「彼」(中の人は彼女ですけど)の正体とは知りませんでした……。

こぶたのピグリン・ブランドのおはなし (ピーターラビットの絵本 21)こぶたのピグリン・ブランドのおはなし (ピーターラビットの絵本 21)
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ちなみに私はこの飲み物には効果があるとは思ってないので飲んだことは、ありません。

【追記】
しほ2号さんから素敵な情報をいただきました。コレですね。DVDももちろん出ておりました。

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「サントリーオリジナル」じゃなかったわけだ、厳密には(笑)。

CONRAD Tokyoのアフタヌーンティー 

汐留にあるCONRAD Tokyoアフタヌーンティーをしてきました。コンラッドは噂の

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ででホテル・レストラン部門ともに星を獲得したと聞いていたので正直、かなり期待して行ったのですが…………。

アフタヌーンティー、というよりラウンジの居心地としては前回アフタヌーンを満喫したマンダリンオリエンタル東京の経験と比較してかなり劣るものでした。CONRADファンの方がいたら、ごめんなさい。
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IKH HUREEでランチ 

今月いっぱいで職場を離れるヒトと、ちょっとゆったり目のランチをしに出かけました。銀座8丁目、新橋と銀座の間のエアーポケットのような場所にあるIKH HUREE(イヒ・フレー)です。ダークブルーの外壁に黄色い窓枠のついた不思議な建物が建ち始めたときから気になっていたのですがなかなか中に入れなかったお店。

テーブルにあしらわれた花テーブルにはかわいいお花があしらわれていました。ランチは1600円、2500円、3900円の3タイプ。ちょっと頑張って2500円を選択します。


前菜盛り合わせ前菜はオリーブ、サンマとナスのマリネ、豚肉のパテと生ハム。パテはかなりしっかりしたお味。サービスで出てくるパンと食べてちょうど良い感じです。


えびとキノコのパスタ続いて、エビとキノコのパスタ。パスタの量が多すぎず少なすぎず、でも具材の量がちょっと心配になるくらい良心的。プリプリのエビを満喫します。


メーンはタイ2500円のコースは魚か肉か選べます。この日は肉がビーフストロガノフでライスがついてきてしまい、炭水化物過多となってしまうので魚を選択。確か、香川産のタイと言っていたはず。香ばしく(私のは若干香ばし過ぎたかも…爆)グリルされていました。


デザートの盛り合わせ一息置いてデザート。キャラメルソースをかけたパンナコッタがふるふるで絶品!あとはハチミツ風味のアイスクリームやモンブランっぽい雰囲気に仕上げたプチケーキとフルーツ。


まったりし過ぎてしまって会社に帰るのがイヤになってしまいました。1時過ぎに入って2時半までかかってしまい(汗)、もうちょっと早くこないといけなかった~と後悔デス。

新宿・Frigoでヨーロッパビール三昧 

きょうはお友だちと新宿南口にある"ビアカフェ"Frigoに繰り出しました。渋谷にあるBelgoや銀座のFavoriの姉妹店。

急な階段を下りると薄暗くてダークな色調のカウンターやテーブル、椅子など雰囲気は満点です。

マレッツ


まずはきょうの「ゲストビール」、修道院でつくられているというマレッツ(Maredsous)6番で乾杯。カマンベールのフライと、ここの名物、ムール貝を肴に楽しく盛り上がりました。

ここは冷蔵庫に入った大量のベルギーを中心としたヨーロッパのビールがウリですが、瓶ビールはだいたい1000円アップと高め。グラスに直接注いでもらうドラフトは900円までくらいで、キャッシュオンデリバリー(厳密にはレジで支払い)です。

ワタシは2杯目はドイツのちょっとバナナとクローブ(丁字)の香りのする生、3杯目は




ベルギーといえば、なイメージがなんとなくあるシメイをいただき、〆?に冷蔵庫に突入。

デュシュス・ドゥ・ブルゴーニュ


フルーティーで酸味の強めな赤いビールをいただきました。

お店のこだわりとして、オーダーをするとそのビールのコースターと、ブランドのグラスが出てきます。シメイは広口(ブルゴーニュのグラスに似た観じ)だし、マレッツは縦長。

ビールを満喫した夜でした。反省。