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未来へ 七瀬ふたたび〈10-最終回〉 

祈り

バッドエンドは予想していましたがこんなにバッドとはね…………。ただ、朗(宮坂健太)の存在がこういう形でエンディングにつながるとは思っておらず、これが一筋の光なんでしょう。

七瀬ふたたび」はNHK総合で放送を終了しました。

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店長(北村総一朗)が七瀬の能力を知っても大人の対応だったのにビックリでした。拒否反応が出るのかと思った。だってほかのありとあらゆる人、今回突然出てきた徳井優のおまわりさんとかも「ば、ばけもの~」連呼なんだもん。

フリージャーナリストの大野幹夫を演じた堀内正美さんは

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オリジナルの「七瀬ふたたび」で恒介ならぬ恒夫を演じてた方だそうです。

さて、(朗を除く)全員が死ななくてもいいんじゃないか、と思わずにはいられなかったんで観終わってどっと疲れました。

パクス・シエンティアもなんか中途半端な描かれ方で終わってしまったしな~。怖い感じももうひとつ出なかったし、佐倉(光石研)ってなんぼの人だったんかいな?

なぜ未知能力なのか?という問いに対しては

最初はそういう能力を使って人間はコミュニケーションをはかっていた

そういう手段をとらなくてもわかりあえるようになったので封印された

現代社会になってみんなが心を閉ざして人をわからなくなった←いまここ

っていう理解でした。水族館の場面が印象的に使われていたのは、人間とは異なるなにがしかの能力を使って意思疎通を図っているかもしれない生き物として、だったんだな~と勝手に解釈。

それにしてもわかりにくかった。七瀬がいつ、誰に撃たれたのかもわからなかったし、大野がぶじに生き延びて「最強の武器」情報を放つことができたのかもわからないまま終わってしまったし。

ラスト、朗まで命を落とすことにならなくてよかったです。原作あるいはオリジナルのドラマでは………らしいけど。でも、パクス・シエンティアがある限り朗も安全ではないと思うし高村(市川亀治郎)がいてもあまり助けにならなさそうだし。

ただ、主人公の七瀬(蓮佛美沙子)や恒介(塩谷瞬)はある意味苦痛から解放されて、楽になったのかもしれないですね…。
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悪魔? 七瀬ふたたび〈9〉 

それぞれの戦い

瑠璃(柳原可奈子)が銃撃されるという衝撃のエンディングで終わった前回。なんとか瑠璃は助かりますが………。

うっきょー。今回初めて気づいた。藤子(水野美紀)の研究室のPCが「OZORA」マーク入りだよっ。これはこれは

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からじゃないですか。間違っても天星電機じゃないんですねw

七瀬ふたたび」はNHK総合で木曜20:00から放送中。

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あんなにスタンガン当てられたら服に着けてる交信装置なんて壊れるに決まっとるだろうが~、とかつまらないツッコミを入れつつ、七瀬(蓮佛美沙子)を愛するがゆえにパクス・シエンティアに潜入した恒介(塩谷瞬)に胸を痛めてました。

そこには予想通り西尾(今井朋彦)の姿が。恒介が藤子のスタンガンによって撃退されてしまったため「手荒な」手段で七瀬を確保しようとします。それは、いったんは自分で転落したと言って丸く?おさまったはずの自らの転落を、七瀬とヘンリー(郭智博)のせいにする、というものでした。

警察のなかにもパクス・シエンティアに通じている人たちがいるようで、高村のこっそり捜査もむなしく七瀬たちは指名手配されるかもしれない、というところまできてしまいました。

パクス・シエンティアですが、藤子の言うとおり、命を軽んじる団体に平和を語る資格はない、ということですよね。ついでに佐倉(光石研)は七瀬のようなアクティブテレパスがいれば、核ボタンを押そうとする人を止めることができると言っていましたが逆にそういう人の心を操って核ボタンを押させることだってできるわけで………。こんな団体が力を持つのはやはり危険だと思います。

ここへきて、恒介にも七瀬の声が聞こえるようになってきたのはやはり七瀬のアクティブテレパスの力が働いているからなんでしょうか。

このあたり、火田(小日向文世)の問いかけ、なぜ未知能力者がこの世に存在するのか、というところに通じていくような気がします。

いったんは死のうとした七瀬ですが火田からの動画メッセージ(おぉ、21世紀っぽい)を見てパクス・シエンティア?と立ち向かおうとします。その前に瑠璃のところに行って本当のことを話すのですが…

返ってきた瑠璃の反応は「化け物」でした。

うーん。化け物、かぁ。これじゃ、序盤に出て来た連続殺人犯と一緒じゃないか…。

さて、最終回、どうなるんでしょう。

アクティブ・テレパス 七瀬ふたたび〈8〉 

能力の真実

藤子(水野美紀)&高村(市川亀治郎)コンビがなんかいいカンジですがストーリーはさらに重たくなってきました。

七瀬ふたたび」はNHK総合で木曜20:00から放送中。

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藤子が懸命に火田(小日向文世)のノートを解読したことから七瀬(蓮佛美沙子)がアクティブ・テレパス、つまり能動的に他者に働きかけることのできるテレパスであることがわかりました。

これは、ほかの未知能力者の能力を高めるにとどまらず、人の意思をコントロールすることすらできる、一歩間違えたらかなり危険な能力です。

そして、七瀬自身気づかないうちにアルコールの力を借りる形でその「アクティブ」な一面を発揮することになってしまいました。西尾(今井朋彦)はこのこと解ってたのかな?

そこに目をつけているのが佐倉(光石研)たちのパクス・シエンティアでついにパクス・シエンティアと七瀬との攻防が始まります。逃れるつもりが瑠璃(柳原可奈子)が巻き添えをくらって撃たれてしまいました。

父のことば 七瀬ふたたび〈7〉 

再会、そして…

このドラマを観ている友だちから高村刑事(市川亀治郎)が歌舞伎役者さんなのかどうか教えてほしいと問い合わせ。そっかー去年

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大河の準主役でも観てない人は観てないもんなぁ、と思って「yes」と答えたら「存在感あるなぁと思って」と返信が届きました。来年、NINAGAWA十二夜を一緒に観に行こうと思いましたw

七瀬ふたたび」はNHK総合で木曜20:00から放送中。



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今回は高村にかかわる部分が長くて個人的にはとっても楽しめました。最初は一般人のふりをしていた藤子(水野美紀)がだんだん高村の「理解力」が上がってゆくにつれて自分の能力のことを打ち明けるのもおもしろかったし。

こうやって能力者に囲まれていると、いずれは高村の能力も開発されちゃったりして…。

七瀬(蓮佛美沙子)が父親の精一郎(小日向文世)に会いにいった時点で何らかの形でこの結末は予想できたのでそれがいつ起こるのかをハラハラしてしまったのですが、あの形でくるとは意外でかつ哀しかった。

気になったのは七瀬が誰よりも強い能力を持っていたと精一郎が指摘した点で、テレパス以外の力も何か秘めているのではないかと思われ、制御する力を知っているかといえばたぶん知らないと思うのでこれが最終回に向けてどういう形で発露してゆくのか、という点が見どころになるのでしょうね。

それと合わせて「能力者とは一緒にいるな。普通の暮らしに戻れ」ということばも気になります。今や瑠璃(柳沢可奈子)以外、七瀬の仲間といえば能力者ばかり。ヘンリー(郭智博)しかり、朗(宮坂健太)しかりで、そんなこと不可能でしょう。どうするんだ?

マジックバーには「昔の仲間」が恒介(塩谷瞬)を訪ねてきました。これは明らかに例の「パクス・シエンティア」絡みと思われ、恒介がどう出るのかも楽しみではあります。

予告はちょっと衝撃的でした。次回、どうなっちゃうのか。

「七瀬ふたたび」 ダイジェスト版を15日放送 

NHKのドラマスタッフブログなどで告知がありましたが、15日(土)15時05分~15時30分まで、総合テレビでダイジェスト版を放送するとのこと。ちなみに関西地方は翌16日(日)の午後15時35分から16時00分放送だそうです。

また、再放送も次回OAの11月20日(木)に予定されていて、10時05分~10時30分(総合テレビ)が予定されています。

力入ってますね。視聴率てこ入れって感じでしょうか?調べたら5%切ってるみたいなんですが(汗)。

パクス・シエンティア 七瀬ふたたび〈6〉 

父への鍵

実験ノートとか今回の遺書とか、小日向文世さんの「字」、あれ本人のでしょうかね?かなり個性的な字(でも意外と私の友だちの字と似てたりする)なんですが……w

七瀬ふたたび」はNHK総合で木曜20:00から放送中。

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なんだか、七瀬(蓮佛美沙子)がもがけばもがくほど、引いちゃう自分がいて、あと4回だから見届けたいという気持ち半分、脱落しそうな気持ち半分です(と毎回書いているような)。絶対、演出がクドイと思う…。ほとんど新人の蓮佛さんだからそのぶんは差し引いて考えようって思うんですけど、ものすごく七瀬の気持ちを画面を通して押し付けられている感じがあって、しんどい。

時間をさかのぼってミサトの救出に成功した七瀬と藤子(水野美紀)。ミサトの母親が長谷川真弓だって最初気づきませんでしたよ~。面変わりしてて、彼女の特徴である目が落ちくぼんでる感じがあって怖い顔に…。

そんなヒステリックな母親に一生懸命「愛しているならそう伝えてあげて」とアピールする七瀬。最初はうさんくさい目で見ていた母親もだんだん納得してきたみたいで最後は心を開いたようでした。

おかしかったのは「また会えるといいね」と言っていたミサトが内心では「あー、おなか空いちゃった」と思っていたこと。きっとこういううわべだけの会話ってときどきあるんだろうな、と思わされます。

そして、とうとう島についた4人は火田が実験を行っていたらしい建物にたどり着くのでした。精一郎が生きているのでは、と思い始める七瀬。

つかマジックバーは…wwww

東京に戻った七瀬のもとを佐倉(光石研)という男が訪ねてきます。研究所で一緒だったという佐倉は精一郎の遺書を持ってます。怪しい。見るからに怪しい。特に我々視聴者はこの佐倉なる人物が西尾(今井朋彦)を訪ねており、その西尾が重症なのに病院を抜け出していることを知っているから。

一方、恒介は久しぶりに武田(長谷川智己)と会うと、彼はすっかり予知能力でお金を儲けるとか、そうしたギラギラした感じがなくなっていきなり好青年に。地雷除去のNPOである
「パクス・シエンティア」という団体に所属していると話します。

うさんくさいことはわかりながらもそこに偶然?所属していたという残る2人の未知能力者と会うべく、恒介は出かけることにしました。

恒介と七瀬の距離感もなんか謎なんですよね。あえてそういう風に描きたいのかもしれないけどキスしてみたり、突き放してみたり…。七瀬のことを心配はしているのだと思うけれど、若干じれったいかもしれない。

ひとりで部屋にいる七瀬のところに突然父の声が聞こえるというのがスゴかった。これも心の声を「届かせる」という意味では一種未知能力じゃないのかなぁ、みたいな。

声が距離に比例して大きくなったり小さくなったりすると、おもしろかったのにね(違

新しい力 七瀬ふたたび〈5〉 

時をのぼる

ヒロインの七瀬(蓮佛美沙子)のヒステリーっぷりと恒介(塩谷瞬)の眉間のシワに脱落しそうなのですが頑張って観てマス…。藤子(水野美紀)の


「予知能力を否定しているだけでは先に進まない」


にはうなずいてしまいます。いろいろと問題はあるにせよ。

七瀬ふたたび」はNHK総合で木曜20:00から放送中。

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しかし藤子の「時をのぼる」方法が、あまりにもデンジャラスなのでつい苦笑してしまいます。ほかに方法はないのか、みたいな感じで。ということは前回の火事も、もし燃え広がっていたら命の危険があったってことなんでしょうけれど。

あと、実際の飛び降り実験の段取りも難しくてちょっと理解に苦しみましたデス。結局七瀬も一緒に「飛んで」しまったのでもろもろわからなくなってしまいましたが。

時をさかのぼることでどうしてもよくわからないのは20分前にさかのぼれるとして、20分前にいた「自分」はどうなるの?ってことですな。まぁこのへんはよく考えないほうがいいような気もするけど…。

恒介からの連絡で「大ノ島」というところに行くことになった藤子。恒介は七瀬が悲しむフラッシュを見ていて、七瀬には絶対来ないようにと言いますが、結局七瀬も、それから心配した朗も、ヘンリー(郭智博)も一緒に行くことになり、さらにはどうやって嗅ぎ付けたのか高村(市川亀治郎)までが同じフェリーに乗り合わせることになりました。

そして事件発生。

あんなゆっくり海からのぼってきたら誰もが不審に思っちゃうよ~、いくらソレがヘンリーのいっぱいいっぱいだったとしても。

高村がその様子を見ていたわけだけどいいお天気のフェリーの上だったらほかのたくさんの人が見ていてもおかしくないし、やっちゃってから慌ててみてもねぇ。

というわけで藤子サンと七瀬、飛ぶようです。