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約束? スポットライト〈5〉 

必死のリポート

やっとチャン・ジンギュ事件、幕引き…。長かったな~。ウジン(ソン・イェジン)がこれから記者としてやっていきたいのかそうじゃないのか、なんだか疑問に思わずにはいられないエンディングでした。

スポットライト」はNHK BS-2で日曜21:00から放送中。



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銃声とともにガラスが割れて中のウジンが気になるエンディングだった前回。ペンションのなかでは、機先を制して猟銃を先に奪ったウジンが発砲し、チャン・ジンギュを威嚇していました。

優位に立ったのもつかの間、現場に臨場してきたキャップのテソク(チ・ジニ)と、独自インタビューをやらせろやらせないでもめるうちに案の定、銃をチャン・ジンギュに奪還され、銃床で殴られて流血…。

話はどこかで見たことある感じの、GBSの独占インタビューを流す流さないで緊迫してゆくという展開になります。

犯人の言いなりにインタビューを放送することなどできないとする報道局長に、テソクが

「特ダネをとってこいといつも我々が言っているからウジンが今回のような行動をとった」

とウジンをかばう発言をしたのは、うれしかった。人に何か指示だしたり命令だしたりするのは簡単なんだけど、その後の行動に責任をもってくれる指示を出す側というのはどれだけいてくれるか、というと意外と……というのが現実だと思うので。

最終的にGBSサイドはニュース速報を出して独自インタビューをすることを承諾。ウジンはテソクの的確な指示もあって、チャン・ジンギュの素顔を引き出すことに成功します。

そのあと銃で自殺をはかろうとした彼を止めることにも成功、ようやく解放されました。

長閑だな~と思ったのは警察サイドがコ班長からイ刑事までがウジンの保護にわらわらして、チャン・ジンギュを確保に行く人が全然いなかったことですw 普通、ウジンが出てきたら入れ替わりに突入するっしょ…。

保護されたウジンはさすがに謝りますがテソクに「自分だって同じことをした」と、慰めてもらいます。

だから、なのか、ウジンがいただけないと思ったのは「その後」でした。

時の人になってしまったのはやむを得ないとしても、テソクに叱責されるまでもなく、今回の事態は自分の独断が自分の命を危険に晒しただけでなく、会社にも大迷惑をかけるところだったのに「今月の記者」賞をもらって子どもたちからサインもらったりして、なんかちょっと調子にのってる感じが…。

テソクに釘を刺されますが、報道局長は折しも募集中であるニュースキャスターオーディションにウジンを出せないかどうか打診してきます。

先輩からその話を漏れ聞いたウジンは最初「キャスターなんかやりたいなんて言ってない」と言いながら、本社ロビーに出た垂れ幕を見てまんざらでもない様子。

そういえばさ、チャン・ジンギュの母親を捜してあげるって約束してなかったか?のど元過ぎれば暑さを忘れる感じがして、後味悪いです。

スンチョル(チン・グ)はウジンの同級生でしたが入社が3年遅れたのは徴兵のせいなのか?それと同様、いつもウジンに小言ばかり言っているキャスター志望の1つ上の先輩、ミョンウンの年はウジンよりひとつ下とわかりました。

日本ではマスコミ志望の人のなかにはあきらめられず就職浪人する人などもかつてはいましたが(不況時の今は知らないけど…)、ウジンがどんな「育ち方」をしてきたのか、ちょっと気になる。

そういえば、ウジンにご注進してた、お調子者の先輩記者ですが、ずっと何かで会ってるなと思いつつ調べてませんでした。

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「復活」のオム・テウン演じるハウンの同僚刑事でしたね。

浅はか スポットライト〈4〉 

キャップのテソク(チ・ジニ)が後半「なんでお前はいつも俺をイラつかせるんだ!」って怒ってたけど、私も相当イラついたよ……orz 失点を回復したいというウジン(ソン・イェジン)の気持ちはわからないものではないけれど、あれだけ厳命されていた指示を破って単独、特ダネをとろうとする、っていうのは、やっぱり「特ダネ依存の不感症」と言われても仕方ないと思います。がっつき過ぎ。

韓国ドラマ「スポットライト」はNHK・BS-2で日曜21:00から放送中。

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公式サイトのインタビューを読んだり、本放送前にあった番宣でチ・ジニさんが語ってたことなどを総合すると韓国のマスコミが韓国らしい「先輩・後輩の絶対関係」を持ち込んでいて、先輩の命令には絶対的に従わねばならないという厳しい世界であることが強調されてました。

そしてウジン自身が新人のスンチョル(チン・グ)に対しては敬語を使えなどなど先輩風をびゅうびゅう吹かせているにもかかわらず…なぜキャップの指示に従えない?

案の定、猟銃も奪って逃走しているチャン・ジンギュに捕まってしまったばかりか、そのネタをライバル局のSNSにもっていかれて自らの命まで危機に陥れてしまったではないですか。

前回、梨泰院(イテウォン)でスンチョルと組んだ偽ブランド品の取材では自らが「フェイルセーフ」として録画を自分でもしていたので助かったけど、今回は安全装置ないですからね…。

正直、せっかくニュース番組ではサブキャップのイ・ジュヒ(キム・ボギョン)様がノーラ・エフロンまで持ち出してフォローしてくれてましたがワタシ的には情状酌量の余地なしです……。

やっぱり、政治部長がネチネチ言っていた、抜きつ抜かれつの世界で疲弊し、もうろうとした状態で正しい判断もできなくなってしまう…っていうのが当たってたってことか!って感じで、気持ち悪いことこの上ない。

あとは、ウジンたちの取材がうまくいかないのも、警察の無能さにあるんじゃーないかと思ったりしますね。だいたい、チャン・ジンギュが当初の待ち合わせ場所として指定してきた忠武路?の駅前でのセットアップだって、何かあったときのことを考えると地上に降りるのに時間のかかるあんな高いビルの屋上にコ班長がいたら、ダメっしょ。

SNSはどこからウジンの顔写真とか手に入れたんだろうね。韓国だとテレビ記者も公式サイトに顔写真が載ってたりするのかしら。

でたらめ スポットライト〈3〉 

ウジン(ソン・イェジン)の下についたアホアホ新人のイ・スンチョル(チン・グ)のでたらめっぷりにいらいらさせられっぱなしの1時間でありました……。GBSの政治的な思惑で首の皮1枚でつながったけど、ネタをでっちあげるなんて、本当に記者としては適性ゼロとしか言いようがなく、吹き替えのネトネトした感じとあいまって、めっちゃ不快な展開でしたわ。

公式ではコミカルだと書いてあったけど、警察署での酔ってのセクハラ事件といい、全然笑えないよ~。

スポットライト」はBS-2で日曜21:00~放送中。

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スンチョルがあり得ないレベルの低さであることは間違いないですが、それを叱ってるウジンもね~実は1話でテソク(チ・ジニ)の前のキャップに他人の原稿を丸写ししたことで叱られてるんだよね。最初聞いたときは聞き間違いかと思って聞き直したくらい。

というわけで、ウジンのガッツは認めますけど、彼女自身もまぁ、まだまだ、っていうかだいじょうぶか?と思ってしまいます。危なっかしすぎる。

そんなウジン、ミョンソン日報会長のスキャンダルを自分が取ってきたネタだと思い込んでゴキゲンでしたが、それを軽くいなすテソクが格好良すぎでした。

それにしてもミョンソン日報vs.GBS、社長対決までしてしまいましたがどこまで続くんだ?ほかにやらなきゃいけないこと、報道しなきゃならないことあるでしょうに、ねぇ。

チャン・ジンギュの事件もちょっと飽きてきたw そろそろ決着がつくのかな?それにしても警察、証拠隠滅だけは手際がよくて実際の犯人確保にまったく歯が立ってない無能っぷりにめまいがします。

「スポットライト」1,2話再放送 

業界をちょっと覗いてる人間としてはツッコミどころ満載でもある「スポットライト」ですが、1,2話を再放送することが決まったそうです。

放送は19日(日)午後4時から1話を、午後5時から2話と放送予定。

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とりあえず2話観た印象は、功を焦る?あまり、ウジン(ソン・イェジン)が単独行動しすぎる、経験もないのに自分勝手な判断を続けるという基本設定がイタい、ってこと。それも「ハングリー精神」と見なしてなのか、キャップであるテソク(チ・ジニ)がネタを回してあげるなんて、ヘンだな~と…。

社会部vs.政治部みたいな話もどっかで観たことあるし、そもそもGBSvs.ミョンソン日報だって理由はどうあれ警察官ボコったGBSに非があるわけで、それがなぜ醜聞報道の応酬になるのかも、ヨワい。

久しぶりに韓国ドラマのことなんかも扱ってる情報サイト見たら、視聴率は思ったほど伸びず最後は1ケタだったらしいので、どんな風に話を転がしてゆくのかちょっと不安かも。