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怒りの医術〈地上波第30話〉 

ちびチャングムへのハン尚宮さまの指導が「100本ノック」とすると、チャンドクさんの指導は「千本ノック」ですな……。けれど、ここでチャングムの卓越した医女の技術(特に脈診)が学ばれたかと思うと後半のことを考えてまたまた感慨深いです。ホントによく伏線を張り巡らせてます。

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今回はチャンドクさんの至高の名言もありました。にしてもあっちこっちで展開がありすぎです。そうヨンセンの運命も大きく変わろうとしてました。以下ネタバレ。
ちょっと前にあった歌舞伎の公演で受けたインタビューで愛之助さんが「(台詞を覚えるために)ドラえもんの『暗記パン』がほしいんだけど、誰も差し入れてくれない」とかおとなげないことを言っていてたんですけど(苦笑)、チャンドクさんがどどーんと渡した医学書の山、ものっそい量。

「料理は失敗しても不味くなるだけ。でも(医療は)失敗したら命にかかわる」。鋭過ぎます。食べ合わせによってはチュンジョチョナプタンみたいに命に関わることもあるけどね~。

ただ、前も書いた通りハン尚宮さまの「草100種類の行」、そして菜園でも「何もするな」というウンベク様のことばに反抗して植物を分類、繁殖させたり医学書を読んだりしていたのが今になってすごく役立っているのだろうなとよくわかりました。

もうこれは運命としか言いようがない。

最初はチャンドクさんがチャングムに医術を教えることにしたことに不平をこぼしまくる同僚奴婢たちですが、チャンドクさんの容赦ない特訓にどん引きで「チャングムもかわいそうよねぇ」と態度を変更。

「暗記が先、理屈はあと」というチャンドクさんに対し「理屈がわからないければ理解できない」というチャングムの問答も興味深かった。後になって「なるほどこういうことか」となることもあるけど、暗記はともすればただの文字列になってしまうので、難しいですよね。

そんなわけで自分の兵士たちの顔色を全部見せてあげるチョンホ様。「僕の顔はみてくれないのですか(プンプン」。もう勝手にヤッテ~www

そしてウンベク様との再会。

菜園でやけっぱちだったウンベク様にも理由があり、お腹に腫瘍ができていて治療法を見つけることができなかったため「早く死んでしまいたかった」。その病は、チャンドクさんがたびたび牢に入れられながらも治療を続けていた流刑者と同じものでした。

医女を志すことにしたと聞いて最初は喜ぶウンベク様ですが「医術は目的ではなく手段だ」とチャングムが言ったことに激怒、「怒っている者は鍼を持ってはならない」と一転してチャングムが医女になることに強硬に反対します。

ここでチャンドクさんの過去も明かされます。彼女は治療を施していた流刑者のために家族をめちゃめちゃにされ、召使いに育てられて奴婢として成長、先王時代の権力者だった男に復讐するために医女となって宮中に入り、男が済州島に流されたため追ってきた、という。

だから、怒りの気持ちを持って医術にあたってもイイじゃないか、とある意味開き直ります。チャンドクさんは怒りの医女だったんだね。やっぱり。

ただ、チャングムを見込んだ理由については「私と同じ苦しみを味わせたかった」。医療に携わる者として、治療したくない者、敵に対しどういう気持ちで向き合うのか。今は宮中へ戻る、ということしか頭にないチャングムには、チャンドクさんのジレンマやウンベクさまの懸念はまだ理解できないでしょうね……。

チャンドクさんのことば。

「成功する人間はどんな人間か知ってる?一直線に進む人間よ。でも、もう一つだいじなことがあるの。現実を知り、その上に立つこと。まわりの者を味方につけて力を振るうこともできなければ。あなたはその難題に挑むことになる。その挑戦に成功すれば、望み通りふたつとも成し遂げられるでしょう」。

深い。ふかいよ……。でも後半思い出すと、まわりの者の味方に付け方もチャングムの場合はものすごーく微妙だと思うんだけどね。

チャングムがどうしても帰りたい宮中では、クミョンとヨンセンに大きな展開が。

クミョンは新たに見習いとしてチェ一族のサリョンを仕込むことに。「ハン尚宮メソード」を用いているためおばさま(=最高尚宮)はご機嫌斜めです。クミョンに、自分たちはハン尚宮とチャングムを追い落としたが、実際は負けていたとズバリ指摘されてお机バンが出ました。

で、クミョンはおばさまに対して得意の「いやでございます」も放つんだけど、おばさまは「お前はミン・ジョンホさえ助ければ一族の言う通りにすると言ったではないか。だいたい、ミン・ジョンホはお前のものにはならぬ」と傷口に塩をぬってへこますことは忘れません。このサリョンちゃん、あんまりこの後でてこなくなっちゃうと思うのですが、クミョンの料理に対する姿勢、態度は今後も要チェック。

一方のヨンセン。ちびヨンセンのころから寂しいときは動物を愛してきましたが(あのころはカメ)、イヌに餌をやって構っていたら王様の夜のお散歩にぶつかってしまいました。寂しげに涙を流すヨンセンに王様が………。

チミル尚宮が迎えにきて、ヨンセンはついに王様のご寵愛を受けることとなり、特別尚宮に出世。大騒ぎするミン尚宮に、我が家では気持ちよく寝ていたホア男が目を覚ましましたw ヨンセンはチャングムとハン尚宮の冤罪を晴らす、という大きな目標をもって王様に仕えることにしようとしてます。

がんばれ、ヨンセン。ヨンセンはあからさまにチェ尚宮にたてつき、ハン尚宮様たちが間違っていなかったと言ってしまったので、間違いなく後宮での出世道は果てしなく険しくなると思いますが。

さりげなくチョンホ様がチャングムさんストーカーとなっているのがおかしくてたまらなかった回でもありました。やれやれw

【追記】TBさせていただきました。
チャングム30話 (愚者の楽園

コメント

こんばんは。TBさせていただきましたのでよろしくお願い致します。
チャンドクさん、本当に深いですよね。いったいいくつやねん、と毎回突っ込んでしまいます。
暗記と理解ですが、チャングムはあの性格からすると理解をしっかりするタイプなのでしょうね。まあ、そう言いながらもちゃんと暗記して来る辺りがすごすぎます。
チャングム、まだまだこれから修業しなくちゃね(お。

Sayopeeさんこんばんは。
身分が高かったにもかかわらず奴婢に身分を落とされ、復讐に生きる女となっているチャンドクさんですけど、このキャラ「チェオク」にちょっと似てませんか?
彼女も茶母であり刑事のような専門職でもあったのに、チャンドクさんとの違いはいつも「どうせ私は奴婢です」と投げやりになっているところかも、とか…ちょっとヤなこと思い出しちゃいました。

 rukoさん、こんばんわ!
 また、TBが弾かれちゃうみたい・・・残念!
 チャンドクさんの告白だけでも、ドラマになるような・・・お母さんを拉致った仇の役職は「採紅使(チェホンサ)」と言う美女を集める役人です。
 こんな役職があったと言うのにびっくりしました。
 カットシーンではチャングムが兵士達の望診をした時、クマンはしげしげとチャングムの顔を覗き込み「いやぁ?本当にかわいいよなぁ?」と後でチョンホに蹴りを入れられるような行動をとってますw
 美人のチャングムがこの手の禍に巻き込まれなかったのは奇跡だったのかも・・・と改めて思いました。
 
 

再びこんばんは。
「チェオク」は途中で挫折した口ですが、生い立ちは確かに通ずるものがありますね。
チャンドクはこの後も自分の身分をどうこう言うことはなかったはずですので、人間としての強さを感じます。
それにしても、美女を集める役職があったとは…今となっては考えられないことです。

rukoさん、こんばんは。
オバサマに、傷口に塩擦り込まれても、
一から出直す決意をしたクミョンに、またホレ直してしまいました。
「一族を危機にさらしたのは、オバサマです!」発言も素敵。
それにしても、「昔みたいにケンカでもしよっか?」というヨンノに、
「お前は、子シニョンかー」と突っ込んだのは
私だけですかぁー。

rukoさん、こんばんは。
ヨンセンはそういえば動物とペアでいることが多いですね。
「優しい」ということの象徴なんでしょうか。王様もそういう優しくはかなげ(実は芯が強いけど)なところにグッと来たんでしょうか。
皇后は見るからに強そうですからねぇ。。。

ぐるくんさんこんばんは。
>>男の役職
日本語版ではよくわからなかったのですがそーなのですか…。「前の王様」っていうのが燕山君なのかその前の王様なのかがよくわからなかったんですけど、王様の女性のお好みの激しさによってはそういう役職が必要だったのかも、と思いつつも。
チョンホに蹴りを入れられるクマンさん見たかったな~。
医女がキーセン、っていう話にもつながりそうなネタですよね、これ。

Sayopeeさんこんばんは。
貧しさとか、低い身分といったことを自分がどう咀嚼するか。そうしたことをチャンドクさんが教えてくれた気がしましたね。
チャングムもこれが支えになってこれからますます強く生きていくのだろうな~と思う回になりました。

satesateさんこんばんは。
今後の展開を知っている身としては、料理では確かに筋を通すけど、チェ一族を変えようという政治力の面ではまったくほにゃららら~なので、残念といえば残念ですが、おばさまへの捨て台詞は見事でしたね。
ケンカ好き(挑発的)、性格の悪さは確かにシニョンに似ているかも、ヨンノw

ちょしさん、こんばんは。
ヨンセンは支えてくれるものがなくなる(=チャングムがいないとき)と動物に頼るのかしら、などと思いました。
にしても、王様にしてみればヨンセンも十分和みキャラだと思うのですがお話の後半、ヨンセンにすら心を許せていないのをみてとっても切なくなったのを思い出しました。ま、皇后様はコワすぎますけどw

rukoさん、こんばんは。
>チャングムの卓越した医女の技術
チャンドクさんの指導法ですが、やや、暗記偏重で即座に診断を下していくやり方をさせているのが後々チャングムにとってあだになったのかと。とはいえ、チャンドクさんはちゃんと他の診断と合わせてやるようにとは言っているのですが、このあたりでチャングムはスルーしてしまっていたのでしょう。

なかなかあの女医は好きなキャラ:)
キッパリしていて好き。
韓国もさぁ
ご内証制度があるのね
なんか大奥みたいだぁーと思って
見てました(^^;

stanakaさんこんばんは。
チャングムはチャンドクさんの教えをどうこうという前に学んだことをものすごく「我流」に解釈し、熟考するというより動物的にぱぱっと判断してしまうような感じがします。
だから、自分が正しいと思ったら(ほぼ)自説は曲げないですよね……。奇跡的に常に結果オーライとなるわけですがww

Lady-eさんこんばんは。
Lady-eさんは絶対チャンドクさんは好きだと思いましたよーんw
朝鮮王朝の側室制度はなかなかしょっぱいもので、正室である皇后さまは「嫉妬を見せたりすること厳禁」だったそうです。そういうことはとーっても下品とされていたんだそうで。顔色を変えたりしてもNGだったと前に読んだ小説に書いてありました。
こわっ………。

rukoさん、こんばんは。
チャンドクさんのことば。私も大好きです。
周りのものを味方につける、ですが、チャングムは自分から味方にしようと動く事はないですよね?
チャングムの行動を見てて自然と味方になっていく人が多い。ヨンセンだって最初から振り回されっぱなしだったし。
だから最初はどうしても反感買うのかな?と思いました。
もっと周りに気を使った方がいいよ、と教える人はいなかったのか?。

rukoさん、こんばんは!
チャンドクさん、厳しい方ですよね?。
チャングムも大人になってまで「ふくらはぎ」を叩かれるとは。
ヨンセンは、動物好きって、カメの話を忘れてました。そういえば、見習いの頃、カメを持ってましたね。
チョンホ様、そういえば今回も(!?)ストーキング行為をしていましたね!(笑)
最後の美しい浜辺のシーンで。。。
さすがは、rukoさん、目の付け所が違いますっ!

けいさん、こんばんは。
>>自分から味方にしようと動く事はない
そうなんですよ。みんなが突っ走るチャングムに巻き込まれたり、引きずられたり、いろんな形でかかわっていくうちに自然と応援して行く人が増える、っていうあまりにもありがたい「仲間」に支えられていますよね。
結局は「チャングム教」に入信できるかどうか、っていうところなんだろうな~と思いながら観てます。私は最後までたぶん入信できなかったwクチだと思うのですが。会員1号はもちろんチョンホ様だと思います。0番にヨンセンかな。

あおさん、こんばんは。
「美しい浜辺で愛する女性を秘かに見守る男」きゃー、ってならず「ストーカーじゃん」と思ってしまう私、ちょっと心が傷んでいるのかもしれませんが、チョンホ様、神出鬼没でチャングムさんをみてるんですもの…ww ほかの奴婢たちがチャングムの噂してるのもちゃっかり聞いてるし。
もう王の女じゃないんだから、どうしてもイイんですが、そこをエイッとかしないところはえらいな~と思います(謎)。

こんばんわrukoさん^^。
いつもながら、このドラマの伏線引きには感心させられます。
今回は、少し前の明国からの愛玩犬が一つの伏線でしたが、かなり先の複線が引かれてる事もありますもんね。
そう言えば、王様の寵愛を受けるのはヨンセンでしたが、クミョンが寵愛を受ける、と言うパターンのストーリーも考えられていた、と言う話しを見ましたが、もしそのストーリーで話しが進んでたら、どういう展開になったんでしょうね(^^;。
それにしてもチョンホのラブラブ光線は、回を追う毎に強くなってきますね~(笑)。

Tamtarmさんこんばんは。
私もクミョンが後宮に入る説は読みました。でも韓ドラのならいでストーリーがどんどん変貌していって違うことになったんですよね?
でもチェ一族的にはスラッカンの最高尚宮の地位より、もっと高位の側室とか狙った方がより権力に近づけるだろうに、なぜなんでしょうw←また「それはドラマなんだから」とか叱られそう(爆)。
どのみち、クミョンが後宮にいたらもっとチャングムがヒサンな目にあっていそうで(直接手を下すのはおばさまに違いない)コワイです。

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