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素朴な疑問:千鳥ケ淵ではなぜダメなの? 

朝から首相の靖国神社参拝でマツリとなりましたが、靖国神社はそれとして置いておいて超素朴な疑問があります。

東京ではサクラの名所として必ず名前があがる「千鳥ケ淵」ですが、そこには千鳥ヶ淵戦没者墓苑があります。

ここは環境省管理のページやWikipediaを読むと、身元が判明しなかった方たちの御遺骨をまつっている場所ということになるんだと思いますが、ホント超素朴にわからないのは、太平洋戦争では遺骨や遺品がまったく戻らずに亡くなった兵士の方がたくさんいらっしゃって、その方のうち幸運(といっていいかわかりませんが…)にも遺骨が戻ってきて千鳥ケ淵に眠っている方も少なからずいると思うんですよね。

「靖国」に毎年いらっしゃるご遺族の方は、千鳥ケ淵はどういう位置づけとして考えていらっしゃるのでしょうか。例えば8月15日、あるいは戦死公報に記述された「命日」に靖国にお参りする方で、遺骨・遺品が戻らなかった方は千鳥ケ淵にもあわせてお参りしていらっしゃるんでしょうか…。

一方、客観的事実としてはこういうことがあったそうです。

靖国神社参拝者は25万8000人に・昨年より5万人増える (NIKKEI NET=共同配信記事)

アンチ中国、アンチ韓国などの理由で参拝した人が増えたんだとすると、なんだかちょっと怖い数字だと個人的には感じました。一連の報道を読むと、いろいろな意見があるのですが興味深いのは「そもそもそこにどうして祀られねばならぬのか」という素朴な疑問です。

実は私にも似たような違和感を感じる「制度」が勤務する会社にあるからです。
入社してしばらくして、社報に小さな記事が春と秋に出ることに気づきました。春は東京、秋は大阪(だったと思います)に「社員物故者の慰霊祭」という行事が神式で行われ、在職中、あるいは退職してから亡くなった方○×人を「合祀」している、というんですよね~。

今度じっくり就業規定を読んでみたいと思うんですが、少なくとも入社時などにこうしたことの説明はまったくなかったように記憶しています。

ハッキリ言って、なんで死んでまで会社の人といっしょに「おまつり」されなきゃならないのか理解不能。それも、個人の信条は神道の人もいれば仏教、キリスト教などさまざまあり、それが統一して神式でおまつりされる、っていうところがもうすでに基本的な何かを浸食しているとしか思えない。

例えば明日私が交通事故で死んだとすると、社内手続きで自動的に次の「慰霊祭」のときに合祀されちゃうわけですよ。

おえ。

と、ものすごく卑近な例を出してしまいましたが、A級戦犯が合祀されている、とかそういう問題はまた別としても、建前としては「天皇陛下のために」「お国のために」と死んでいった方たちが、本当に、ああいう形の靖国神社に祀られたいと思ってたのかどうか、そこがスポーンとなくて分祀はデキナイ、とか亡くなった方への敬意が、とか感情論にすりかわっているのがものすごく不思議で仕方ない。

もちろん、亡くなった方の意思を確認できようはずもないんですが。

アジア諸国のメディアの論調を出すのはちょっとな~と思ったので、欧米のメディアはどう見てるのかさらっと記事をさらってみました。

Koizumi shrine visit stokes anger(BBC News)
→非常に客観的に淡々と事実のみ報道していますが、特派員は「今年の参拝は今までに比べて特に時間をかけたものであった」と報告してます。写真特集もつくってありました。

ニューヨークタイムズとワシントンポストの記載で気になったのは「日本と近隣諸国の冷えきった(frosty)関係」(ワシントンポスト)「外交的に孤立を深めている」(ニューヨークタイムズ)の2点です。

旅をするのが好きでアジアの国はぼつぼつと行っています。驚くべきことだけど韓国の人なんかは、今日のニュースで見たようにホットに反日デモなんかをガンガンやってるわけですが、私たちが日本人だと解ってもビックリするくらい街で親切なことが多くて、拍子抜け、っていうかビビってしまうんですが…。

ただ、こういう強面の姿勢を近隣諸国と続けていて「反日」が深く浸透していくと、こちらは全くそのつもりはないのに日本人であるから、という理由で観光客が危害を加えられたりするような事態を引き起こさないとも限らないのではないかと感じます。

中国に旅行に行く勇気がないのは、そのあたりのところが大きいんですよね。中国の人たちの心がそこまで冷えているとは思いたくないのが正直なところですが。

コメント

宗教にかかわりない慰霊施設を

カワイルカさん、コメントありがとうございます。

子どもの頃は無邪気に神社に参拝していましたが、そもそも神社の「ご神体」が誰なのか、ということを考え始めてからあまり神社に行かなくなりました。例えば明治神宮。明治天皇にお祈りして何か具体的にイイことがあるとは思えない…そんなあまのじゃくな私です。

ですので、戦争で命を奪われた方のご冥福をお祈りできるのであれば、無宗教の施設がいいと思います。やっぱり靖国神社は「天皇陛下のために死のう」「靖国で会おう」ということばが象徴するように国民をある意味思想的にコントロールしていた時期の中枢にあった施設ですので、そういった意味でも抵抗があります。

千鳥ケ淵のアップグレードに関しては次期総裁候補の方で指摘している方もいらっしゃいますけど、目下ポスト小泉のナンバー1とされている人物はさらにナショナリスティックな思想の持ち主のようですので、いろいろな意味でこの国の将来を憂わずにはいられません。

私も中国や韓国の言い分には誇張のある面もあるとは思いますが、日本が軍隊で侵攻し、一部または全部を植民地としたのは史実ですから、もう少し異なるアプローチの方法はないのでしょうか、非常に疑問です。

訂正

民間人の死者は100人ではなくて100万人でした。失礼しました。

同感です

こんにちは。
首相の靖国神社参拝のニュースにはいつもいらいらしているので興味深く読ませてもらいました。
私も非宗教的な国立墓地がないのはおかしいと思っています。千鳥ケ淵を国立墓地にするのがベストだと思いますが、なぜそれができないのかよくわからないのです。おっしゃるとおり、すべての犠牲者が靖国神社祀れたいと思っていたかは疑問です。また、お国のために死んだのは兵士だけではないし、100人ぐらいの民間人が亡くなっているわけです。この人たちの墓地がないというのもおかしな話です。
それから首相の靖国神社参拝ですが、これによって中国、韓国との首脳会談が途絶えているのは異常な事態です。首相は相手が会わないとからという理由で、外交努力を放棄してしまっています。これは昔ならいつ戦争が始まってもおかしくない非常に危険な状態です。中国、韓国とだけでなく、世界的に日本が孤立しているのはおっしゃるとおりです。首相は問題の深刻だが分かっているとはおもえません。中国や韓国の言い分がすべて正しいとは思いませんが、日本が加害者なのは事実なのだから、こちらから歩みよらなければ何も変わらないと思うのですが。

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