▼ 働くということ 家族~妻の不在・夫の存在~〈1〉
まったくノーマーク、とりあえず竹野内だから観とくか、みたいな感じだったんですけどコレ、今クールの個人的ダークホースになりそうな予感がしたかも。渡哲也がもうちょっとワンパターンでなきゃもっとイイんだけど、団長に多くは望むまい(爆)。
「家族~妻の不在・夫の不在~」はテレビ朝日系で金曜21:00から放送中。
→竹野内主演のドラマの中ではこれが二番目に好きかな。一番目は当然?「人間の証明」。
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導入も上手いし、言ってみれば「僕と彼女と彼女の生きる道」の3話か4話を一気に1話でやっちゃった感もありますが、たぶん主演の男ふたりが力を合わせて男の子を育てていくっていう話なんでしょう。脇にもきっちり木村多江とかもってきてて、ちょっと楽しみになってきました。以下ネタバレ。
「家族~妻の不在・夫の不在~」はテレビ朝日系で金曜21:00から放送中。
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冒頭、レストランでの絵にかいたような幸せな家族2組の姿。でも片方は妻(石田ゆり子)の顔が、もう片方は夫(渡哲也)の顔が晴れていません。っていうか竹野内って「父親」っていう設定って今まであったっけ?いつもなんか孤独な寂しい男っぽい役ばっかりだったからここでちょっとビックリw
前半はやり手のサラリーマン、それも人事(=リストラ)担当として辣腕を奮ってヘッドハンティングされてる一方妻の理美(石田ゆり子)の言いたいことに全く耳を貸せていない主人公亮平(竹野内豊)のダメ夫ぶりが描かれてます。
転職の決断の独断もどうかと思うけど、後から明かされた、妻が建築系の仕事をしていたにもかかわらず建て売りの一戸建てを相談なく買う独善には、ちょと、というかかなり呆れました。
「外資系に転職したら休みももっととれる」と言っていたが現実は厳しく、約束していた息子の悠斗のピアノ発表会に来ることもできず、業を煮やして妻は家を出ていってしまいます。
この息子の悠斗君が圧倒的に家では不在だったはずの父親に母親よりなついているのが謎っちゃ謎なんですけど、やっぱり「家」に帰りたかったのかな。連絡がつかない妻に代わって「一時的に」悠斗を「預かる」ことにした亮平は、悠斗を通わせていた幼稚園でシンちゃんと呼ばれている上川(渡哲也)に出会うのでした。
厳しい表情から予想はしてましたが、上川は亮平にリストラされて早期退職していたのでした。
とまぁそんな展開。今のところ弱いかも、って思っているのは「家族」として暮らしてきたはずの亮平と理美なのに、いざとなると「キャリアの転機」ということが優先され、自分のことばかりが前に出てしまい悠斗のことが完全に後回しになっていること。そこに亮平は先に気づく、というところで今回のストーリーは終わったわけだけど。
それから結果としては顧みられていない、と感じていた家族のために、自分は身を粉にしてイヤなリストラ担当も頑張ってきた、というその空しさ。そして、最近は転職もちょっとしたブームだけど30過ぎると厳しいこともたくさんあるよ、といった問題提起もいろいろありそうで、そこをしっかり描いてほしいなと感じました。
理美のフラストレーションは十分すぎるほど理解できたですが、デザイナーマンションに引っ越せる余裕があるなら悠斗の世話をどうするかまで考えないと、やっぱり無理じゃね?とついついダメ出し。中学時代からの同級生という詩織(木村多江)は弁護士だそうなので、離婚訴訟になっちゃうとすると、彼女が理美の弁護をすることになるんだろうね…。
一方の上川は1年の間に妻(中田喜子)を病気で亡くし、どういう事情かわかりませんが幼稚園で地域ボランティアをしているのでした。今後は上川と亮平のジェネレーションギャップ、「男とは何か」など価値観の相違などを含めながら悠斗君と向き合っていく展開でしょう。
「僕生き」みたいにいきなり辣腕バンカーからレストランのコックとかそういう脱力系な転職だけは、カンベンね(汗)。
このほか劇団ひとりとか金子昇なんかも出てきてます。「ウォーターボーイズ」に出てた男の子、芸名変わって「石澤勝彦」になってたね。顔は一緒だからすぐわかるけど別人じゃん…。お父さんと何かあった?
前半はやり手のサラリーマン、それも人事(=リストラ)担当として辣腕を奮ってヘッドハンティングされてる一方妻の理美(石田ゆり子)の言いたいことに全く耳を貸せていない主人公亮平(竹野内豊)のダメ夫ぶりが描かれてます。
転職の決断の独断もどうかと思うけど、後から明かされた、妻が建築系の仕事をしていたにもかかわらず建て売りの一戸建てを相談なく買う独善には、ちょと、というかかなり呆れました。
「外資系に転職したら休みももっととれる」と言っていたが現実は厳しく、約束していた息子の悠斗のピアノ発表会に来ることもできず、業を煮やして妻は家を出ていってしまいます。
この息子の悠斗君が圧倒的に家では不在だったはずの父親に母親よりなついているのが謎っちゃ謎なんですけど、やっぱり「家」に帰りたかったのかな。連絡がつかない妻に代わって「一時的に」悠斗を「預かる」ことにした亮平は、悠斗を通わせていた幼稚園でシンちゃんと呼ばれている上川(渡哲也)に出会うのでした。
厳しい表情から予想はしてましたが、上川は亮平にリストラされて早期退職していたのでした。
とまぁそんな展開。今のところ弱いかも、って思っているのは「家族」として暮らしてきたはずの亮平と理美なのに、いざとなると「キャリアの転機」ということが優先され、自分のことばかりが前に出てしまい悠斗のことが完全に後回しになっていること。そこに亮平は先に気づく、というところで今回のストーリーは終わったわけだけど。
それから結果としては顧みられていない、と感じていた家族のために、自分は身を粉にしてイヤなリストラ担当も頑張ってきた、というその空しさ。そして、最近は転職もちょっとしたブームだけど30過ぎると厳しいこともたくさんあるよ、といった問題提起もいろいろありそうで、そこをしっかり描いてほしいなと感じました。
理美のフラストレーションは十分すぎるほど理解できたですが、デザイナーマンションに引っ越せる余裕があるなら悠斗の世話をどうするかまで考えないと、やっぱり無理じゃね?とついついダメ出し。中学時代からの同級生という詩織(木村多江)は弁護士だそうなので、離婚訴訟になっちゃうとすると、彼女が理美の弁護をすることになるんだろうね…。
一方の上川は1年の間に妻(中田喜子)を病気で亡くし、どういう事情かわかりませんが幼稚園で地域ボランティアをしているのでした。今後は上川と亮平のジェネレーションギャップ、「男とは何か」など価値観の相違などを含めながら悠斗君と向き合っていく展開でしょう。
「僕生き」みたいにいきなり辣腕バンカーからレストランのコックとかそういう脱力系な転職だけは、カンベンね(汗)。
このほか劇団ひとりとか金子昇なんかも出てきてます。「ウォーターボーイズ」に出てた男の子、芸名変わって「石澤勝彦」になってたね。顔は一緒だからすぐわかるけど別人じゃん…。お父さんと何かあった?
- [2006/10/20 23:17]
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コメント
がんばれテレ朝。
Lady-eさんどもども。
紀香好きだけど紀香のドラマっていつも不安定なんで心配して観たら案の定な出来だっただめんずうぉーかーをポイしましたので、これが今クールのテレ朝の命綱ですw
とりあえず悠斗が何を必要としていたかには気づけたわけだけど、転職したばかりでそうそうに職場に無理も言えるはずもなく、やっぱりシンちゃんに頼るしかなくなるような。現実のサラリーマン社会、男が子育てをすることに結局は冷淡な現実にきちんと目を向けた作品になったらイイなぁって思っています。
悠斗君がシンちゃんからどんな「しつけ」を受けるのかも楽しみ。シンちゃんとこは子供とかいないのかな…などと疑問も残る第1回ですが、次回もレビューは書く予定です。石田ゆり子はいつ自分の暴走に気づけるかなw
紀香好きだけど紀香のドラマっていつも不安定なんで心配して観たら案の定な出来だっただめんずうぉーかーをポイしましたので、これが今クールのテレ朝の命綱ですw
とりあえず悠斗が何を必要としていたかには気づけたわけだけど、転職したばかりでそうそうに職場に無理も言えるはずもなく、やっぱりシンちゃんに頼るしかなくなるような。現実のサラリーマン社会、男が子育てをすることに結局は冷淡な現実にきちんと目を向けた作品になったらイイなぁって思っています。
悠斗君がシンちゃんからどんな「しつけ」を受けるのかも楽しみ。シンちゃんとこは子供とかいないのかな…などと疑問も残る第1回ですが、次回もレビューは書く予定です。石田ゆり子はいつ自分の暴走に気づけるかなw
やっぱり・・・
●rukoさん、こんばんわ
やっぱり思いました?
僕と彼女・・・
私も過ぎりました・・・
とりあえず、今回はスタート地点に立つための1回
って感じがありますが
そのわりによかったですよね。
悠斗ね・・・なんで帰りたかったんだろう?
私も謎でした・・・
やっぱり、悠斗としては
ママが急激に変わった?という感じや
場所が変わる
そしてなにより、晋ちゃんに会いたかったのかなぁと・・・
やっぱり思いました?
僕と彼女・・・
私も過ぎりました・・・
とりあえず、今回はスタート地点に立つための1回
って感じがありますが
そのわりによかったですよね。
悠斗ね・・・なんで帰りたかったんだろう?
私も謎でした・・・
やっぱり、悠斗としては
ママが急激に変わった?という感じや
場所が変わる
そしてなにより、晋ちゃんに会いたかったのかなぁと・・・
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