▼ 肥満 House〈1-16〉
Heavy(邦題:肥満の原因)
難病治療ばっかりじゃ難しいということでヴォグラー登場、3人の部下の誰かをリストラ、っていう話になってきたのかなと思うのですが正直この展開が邪魔かも……。当たり前だけど仕事がかかっているから3人の人間関係も複雑でキタナイ感じになってきてしまう上にそれぞれのイヤな面がどんどん出てくるから。同性だからというわけじゃないと思いたいけど、特にキャメロンが鼻につきすぎ~。
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今回は本題の治療が「肥満」についてのさまざまな視点を提供していておもしろかったので、もったいない気も。以下ネタバレ。
難病治療ばっかりじゃ難しいということでヴォグラー登場、3人の部下の誰かをリストラ、っていう話になってきたのかなと思うのですが正直この展開が邪魔かも……。当たり前だけど仕事がかかっているから3人の人間関係も複雑でキタナイ感じになってきてしまう上にそれぞれのイヤな面がどんどん出てくるから。同性だからというわけじゃないと思いたいけど、特にキャメロンが鼻につきすぎ~。
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今回は本題の治療が「肥満」についてのさまざまな視点を提供していておもしろかったので、もったいない気も。以下ネタバレ。
今回の患者:10歳、白人、女性(小学生)
症状:心筋梗塞、のちに皮膚の壊死(ネクローシス)
さすがM&Aでのしてきた男、ヴォグラー。プライドも超一流に高い。要するにハウス(ヒュー・ローリー)がやっている難病治療が儲からないからやめさせたいというのは表向きで、自分にあからさまに反抗的な態度をとっているハウスがムカつくからみせしめのために誰かを辞めさせることにしたわけだ……。
「"Office politics"は得意じゃないもんな」とウィルソン(ロバート・ショーン・レナード)に言われてましたが、おかげで3人はお互いに疑心暗鬼。
そして、どうやら例のイペカック(14話)をチクったのはチェイスで確定のようです。残念だ、チェイス君。
ヴォグラーが3人にそれぞれ違うアプローチで接触して操っている様子を見るのはとっても、不愉快の一言につきます。
さて今回の患者さん。
太め、というよりは明らかな肥満で友だちもいない状態。校庭で縄跳びをやっているうちに心筋梗塞の症状を起こして病院に運ばれてきます。
ココでもチェイスが肥満に対して毒を吐きまくり、なんだかちょっとどん引きです。アメリカという国の肥満問題は非常にゆゆしきものはあるんだけど、その一方で「やせ」を奨励するあまりの摂食障害もあとを絶たないわけでして。
→サ、サントラがあったとは(汗)。
治療を試みるも症状が悪化。また低血糖から女の子が一時的にパニック発作のようなものを起こすなど「やるか死ぬか」的状態になるのはいつもの通りでした。
それから、外来の患者からハウスがヒントを得るのもまた、だったし、患者の家族関係を洗い直すことによって病気の原因にたどり着くのもまたけっこうセオリー通りでした。
ユニークだったのは外来患者。胸焼けを訴えてやってきていて、アメリカによくいるタイプの胸と尻が巨大な女性です。ハウスはいつも通りざっと見ただけで妊娠と診断しますがそれはあり得ない、6人も子どもがいて夫は生殖できないように手術をしている、と語る妻。
検査の結果、子宮に30ポンド(15キロ)近い腫瘍ができていることがわかりますが良性としったこの女性、夫は自分のこの身体、ありのままの自分が好きだし、ビキニが着られないからイヤ、と帰ってしまいます。
「ビキニを着るのか」と驚いたり「モデルの見過ぎで正しい判断を下せてませんでした、すみません」とか謝るハウスのひとことひとことがおかしくて笑ってしまいます。
腫瘍が悪性に変わったりしたら困る、6人も子どもを抱えて無理です、と夫が手術を薦めるよう助けを求めにやってきて、子どもの写真を見たハウス、一気に問題解決です。
しかし、もしハウスの仮定通り(本人も否定してなかったけど)とすると、夫が不妊手術を受けてもまたデキちゃうかもしれないよね(爆)。
胸部にできた皮膚の壊死が悪化するため外科手術で胸(乳房、という意味か)を取り除くかどうかのギリギリのところまできていた今回の患者さんですが、子持ち母さんのおかげで、両親の身長に比べて年齢にしては彼女の身長だけが低いことがわかります。
正直いって本当かウソかわからないけど、体重を測りたがらない女の子に「自分も子どもの頃はデブだった」と説得したフォアマンが「8年生のときに一気に身長が12センチ(5インチ)伸びて問題解決」とか言ってましたよね。そのときに、気づけたかもw
女の子は「クッシング症候群」という脳下垂体にできた腫瘍による副腎皮質からのホルモン(コルチゾン)分泌異常で、腫瘍を取り除き、ぶじやせはじめました。
そこはよかったんだけど、チェイスをリストラすればOKと考えてるフォアマン、ヴォグラーに情報を流しているから自分は一歩リードと考えてるチェイス、ハウスが自分に好意をもってるから辞めるのは自分と勘違い?しているキャメロンと三者三様にイタイ……。
とりあえず第2シーズンのDVDにも3人ともいるからこの問題は一時的なものなんでしょうけど、なんか鬱陶しい。
[過去のレビュー]
検察側の証人 House〈1-15〉
変化 House〈1-14〉
嘘つき父さん House〈1-13〉
メジャーリーガー House〈1-12〉
バイコディン依存症 House〈1-11〉
ホームレス House〈1-10〉
天職 House〈1-9〉
治療拒否 House〈1-8〉
眠り病 House〈1-7話〉
心の病? House〈1-6話〉
クリスマス House〈1-5話〉
院内感染 House〈4話〉
究極の「不信」 House〈3話〉
独特の医療ドラマ House〈1,2話〉
症状:心筋梗塞、のちに皮膚の壊死(ネクローシス)
さすがM&Aでのしてきた男、ヴォグラー。プライドも超一流に高い。要するにハウス(ヒュー・ローリー)がやっている難病治療が儲からないからやめさせたいというのは表向きで、自分にあからさまに反抗的な態度をとっているハウスがムカつくからみせしめのために誰かを辞めさせることにしたわけだ……。
「"Office politics"は得意じゃないもんな」とウィルソン(ロバート・ショーン・レナード)に言われてましたが、おかげで3人はお互いに疑心暗鬼。
そして、どうやら例のイペカック(14話)をチクったのはチェイスで確定のようです。残念だ、チェイス君。
ヴォグラーが3人にそれぞれ違うアプローチで接触して操っている様子を見るのはとっても、不愉快の一言につきます。
さて今回の患者さん。
太め、というよりは明らかな肥満で友だちもいない状態。校庭で縄跳びをやっているうちに心筋梗塞の症状を起こして病院に運ばれてきます。
ココでもチェイスが肥満に対して毒を吐きまくり、なんだかちょっとどん引きです。アメリカという国の肥満問題は非常にゆゆしきものはあるんだけど、その一方で「やせ」を奨励するあまりの摂食障害もあとを絶たないわけでして。
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→サ、サントラがあったとは(汗)。
治療を試みるも症状が悪化。また低血糖から女の子が一時的にパニック発作のようなものを起こすなど「やるか死ぬか」的状態になるのはいつもの通りでした。
それから、外来の患者からハウスがヒントを得るのもまた、だったし、患者の家族関係を洗い直すことによって病気の原因にたどり着くのもまたけっこうセオリー通りでした。
ユニークだったのは外来患者。胸焼けを訴えてやってきていて、アメリカによくいるタイプの胸と尻が巨大な女性です。ハウスはいつも通りざっと見ただけで妊娠と診断しますがそれはあり得ない、6人も子どもがいて夫は生殖できないように手術をしている、と語る妻。
検査の結果、子宮に30ポンド(15キロ)近い腫瘍ができていることがわかりますが良性としったこの女性、夫は自分のこの身体、ありのままの自分が好きだし、ビキニが着られないからイヤ、と帰ってしまいます。
「ビキニを着るのか」と驚いたり「モデルの見過ぎで正しい判断を下せてませんでした、すみません」とか謝るハウスのひとことひとことがおかしくて笑ってしまいます。
腫瘍が悪性に変わったりしたら困る、6人も子どもを抱えて無理です、と夫が手術を薦めるよう助けを求めにやってきて、子どもの写真を見たハウス、一気に問題解決です。
しかし、もしハウスの仮定通り(本人も否定してなかったけど)とすると、夫が不妊手術を受けてもまたデキちゃうかもしれないよね(爆)。
胸部にできた皮膚の壊死が悪化するため外科手術で胸(乳房、という意味か)を取り除くかどうかのギリギリのところまできていた今回の患者さんですが、子持ち母さんのおかげで、両親の身長に比べて年齢にしては彼女の身長だけが低いことがわかります。
正直いって本当かウソかわからないけど、体重を測りたがらない女の子に「自分も子どもの頃はデブだった」と説得したフォアマンが「8年生のときに一気に身長が12センチ(5インチ)伸びて問題解決」とか言ってましたよね。そのときに、気づけたかもw
女の子は「クッシング症候群」という脳下垂体にできた腫瘍による副腎皮質からのホルモン(コルチゾン)分泌異常で、腫瘍を取り除き、ぶじやせはじめました。
そこはよかったんだけど、チェイスをリストラすればOKと考えてるフォアマン、ヴォグラーに情報を流しているから自分は一歩リードと考えてるチェイス、ハウスが自分に好意をもってるから辞めるのは自分と勘違い?しているキャメロンと三者三様にイタイ……。
とりあえず第2シーズンのDVDにも3人ともいるからこの問題は一時的なものなんでしょうけど、なんか鬱陶しい。
[過去のレビュー]
検察側の証人 House〈1-15〉
変化 House〈1-14〉
嘘つき父さん House〈1-13〉
メジャーリーガー House〈1-12〉
バイコディン依存症 House〈1-11〉
ホームレス House〈1-10〉
天職 House〈1-9〉
治療拒否 House〈1-8〉
眠り病 House〈1-7話〉
心の病? House〈1-6話〉
クリスマス House〈1-5話〉
院内感染 House〈4話〉
究極の「不信」 House〈3話〉
独特の医療ドラマ House〈1,2話〉
- [2006/11/22 21:44]
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コメント
あれがアメリカンスタンダード…
Jasmineさんこんばんは。
チェイス君の肥満連呼ですけど(1)何か引きずっている(2)アメリカの食文化になじんでない(3)アメリカのやせ推奨、デヴ=嘲笑や貧困あるいはセルフコントロールできない人、と決めつける文化を皮肉っている
のどれかかなーなんて思いながら見ていました。チェイスがオーストラリア人なので説得力が薄いですけどね。
確かに最近のエピソードは本当に外来の方がおもしろいと思ってます。
チェイス君の肥満連呼ですけど(1)何か引きずっている(2)アメリカの食文化になじんでない(3)アメリカのやせ推奨、デヴ=嘲笑や貧困あるいはセルフコントロールできない人、と決めつける文化を皮肉っている
のどれかかなーなんて思いながら見ていました。チェイスがオーストラリア人なので説得力が薄いですけどね。
確かに最近のエピソードは本当に外来の方がおもしろいと思ってます。
こんにちは。
ハウスと新理事長の対決はそろそろ終わって欲しいです。
メインの難病治療がおろそかなようで、最近は外来治療の方が面白いです。
チェイスはやっぱり裏切り者だったようで、患者の女の子は
たしかに太っているけど、肥満、肥満と感じが悪かったです。
ハウスと新理事長の対決はそろそろ終わって欲しいです。
メインの難病治療がおろそかなようで、最近は外来治療の方が面白いです。
チェイスはやっぱり裏切り者だったようで、患者の女の子は
たしかに太っているけど、肥満、肥満と感じが悪かったです。
たで食う虫もなんとやら
Alexさん、こんばんは。
外来におもしろい患者をもってくるようになったのはプラスとして、あの旦那さんはユニークでしたよね。でもハウスが気づくより前に子どもたちが自分に似てないとか目の色が違うとか、気づきそうなのにw
"院内政治"は私も、もういいです………。でもこれで3人の本性が割れてきたとすると、どいつもこいつも……って感じでサムくないですか?
外来におもしろい患者をもってくるようになったのはプラスとして、あの旦那さんはユニークでしたよね。でもハウスが気づくより前に子どもたちが自分に似てないとか目の色が違うとか、気づきそうなのにw
"院内政治"は私も、もういいです………。でもこれで3人の本性が割れてきたとすると、どいつもこいつも……って感じでサムくないですか?
こんばんは!
House・・・新理事長対ハウスの話がメインになっててつまんなかったですね。思わず3人とハウスは堅いとしてそのほかのキャストで誰がシーズン2まで残ってるのかって調べてしまいましたよ。
外来の患者のだんなも変わっていましたね。妊娠しているときの体のラインが好きとかいって・・・だからってつぎつぎ妊娠させるって(というか妊娠させたつもりになってるだけか)。ハウスの説得の仕方も「それでいいのか?」ってな説得でしたね。
House・・・新理事長対ハウスの話がメインになっててつまんなかったですね。思わず3人とハウスは堅いとしてそのほかのキャストで誰がシーズン2まで残ってるのかって調べてしまいましたよ。
外来の患者のだんなも変わっていましたね。妊娠しているときの体のラインが好きとかいって・・・だからってつぎつぎ妊娠させるって(というか妊娠させたつもりになってるだけか)。ハウスの説得の仕方も「それでいいのか?」ってな説得でしたね。
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HOUSE #15・16
FBIの証人保護を受けているマフィアが昏睡状態で運ばれてくる。 裁判所命令でハウスが治療を担当することになる。 患者に付き添っている弟分で弁護士はマフィアなので威圧的。 ハウスには主治医なので一応、敬意をはらっていているが、 ビンタされたチェイスはお気の毒。 ハ
House#16
Heavy/肥満の原因 肥満を気にして友達ができない10歳の少女ジェシカ。学校で縄跳びをしている最中に倒れる。 子供が心筋梗塞を起こすという珍しい症例にハウスは興味を抱き治療を開始する一方で新理事長からリストラを指示されているハウスは、キャメロン、チェイス、フォ
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