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問いかけ Dr.コトー診療所2006〈11-最終回〉 

逃れられぬ、医師の宿命

書くのに1週間かかってしまいました。年末で慌ただしかったということもありますが、手術に関しての彩佳(柴咲コウ)の選択が本当に自分が理解した通りでよかったのか、だとしたらそれこそ「自己満足」(by鳴海)なのではないのかなぁ、ということに非常なものすごく引っかかりを感じてしまっていたためです。

「Dr.コトー診療所2006」はフジテレビ系での放送を終了しました。

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とりあえず鳴海(堺雅人)は最終回までこういう形で温存されていたわけね、という点、そしてさまざまな問いかけがされたという点では非常に納得のゆくものだったのですが、和田さん(筧利夫)が現状を話して否定しつつもどうしても「viva離島」みたいなニオイが抜けず、ちょっとセンチメンタルに過ぎたのではないかと思いました。時間も経過しているので短めに。
「がんと戦った自分を忘れないために」。そういって彩佳は乳房再建術を敢えて拒んだわけですけれど、それがナースとしてのプロ意識なのでしょうか?私にはどうも理解できませんでした。治療に関しても好意を抱いているコトー(吉岡秀隆)に乳がんを診てもらうことに抵抗があった、という心情は理解できつつも島のみんなが自分を心配するから東京でひっそり治療したい、という選択に関しても同様です。

結局は、島のみんなからコトーを数日でも奪った形となり、みんなは何も手につかないほど心配されてしまったわけですから……。

特に1カ月ほど前だったと思いますが乳房再建の日本での現状と、苦しんでいる患者さんのドキュメンタリーを観てしまったせいもあるかもしれません。信頼に足る医師と出会えて、病状の進み具合によって初めて選択権が得られたりするわけですよね。本当に強く乳房の温存を望みながらいろんな状況でそれがかなわなかった方が観たらどんな気持ちがするだろう、と思いました。

このエピソードに顕著だった「問いかけ」かもしれないけど、彩佳の問いかけに関しては私はちょっと拒否反応が出ました。

「患者は家族」というコトーをせせら笑っていた感のあった鳴海にあんな過去があったとは意外でしたそう言い切っているコトーに対して本当は手術の後に話したようなことを、言いたかったのでしょうね。

家族とは、その人のすべてを背負うことである、ということ。

そのうえ、その愛する妻の執刀を、教授に止められながら自ら担当して妻は植物状態になってしまった、という辛い現実。オペ室での鳴海がめちゃカッコよく見えました。

敢えて、患者と距離を置く、それが妻という最愛の人をいま失った形である鳴海がこれ以上傷つかないための防御策だったのかも。ただそのあたりのことを和田さんがお見通しだったのもまた意外でした。

ひたすら「コトー先生は凄い」「彩佳さんは凄い」と大絶賛する三上(山崎樹範)に対して、これからコトーが島に残って医師を続けていくということになると、親しくなった、たくさんの人の死を診てゆかなくてはならなくなる。それでいいんだろうか、と。

そういいつつもコトーはやはり島に戻ってきて「(戻ってきたなと思えるのは)島の人間ならな」と剛利(時任三郎)に言われるわけですが。

東京での雪のなか、母親(顔はうっすらとしか出ませんでしたが宮本信子だったのですね)と公衆電話で話し、元祖"Boys be Ambitious"の先生が亡くなったことを告げられる場面が最終回の中で私の中では最もぐっときた場面でした。自分が心の師と仰ぎ、どこかで目標としている人もやがては亡くなってゆく。

そして、鳴海のことばがあった後久しぶりに声を聞いた母が、穏やかで優しく「声が聞けて嬉しかった」と言ってくれたこと。

家族ってなんだろうね、と思わされる瞬間でした。

剛利は本土に出て行ったツライ経験から海に出たがっているクニちゃんを自分の船に乗せて育てることを決めました。和田さんとミナちゃん(蒼井優)の間にも何かが芽生える予感?少なくともヤシガニラーメン青ラベルを奪い合うような仲ではなさそうで、また島ではゆっくりと時が過ぎてゆくのだと思います。

とはいえ旅ブログにすこし報告しておきましたが与那国(=志木那w)へのハブである石垣では新空港がようやくというかいよいよというか着工の段取りとなり、中型機が離着陸できるようになればまた与那国も含めた八重山は変わってゆくと思います。

コトーシリーズは原作との兼ね合いもあるとは思いますが、そういう八重山の今もうまく切り取りながら続いていってほしいな。剛洋(富岡涼)のこれからも、気になるし。

[過去のレビュー、その他]
生存率 Dr.コトー診療所2006〈10〉
DV Dr.コトー診療所2006〈9〉
魔法使い Dr.コトー診療所2006〈8〉
コトー人気としか考えられない@石垣空港
「命の重さ」 Dr.コトー診療所2006〈7〉
海へ Dr.コトー診療所2006〈6〉
低気圧 Dr.コトー診療所2006〈5〉
豊漁祭 Dr.コトー診療所2006〈4〉
移住 Dr.コトー診療所2006〈3〉
絆 Dr.コトー診療所2006〈2〉
分岐点 Dr.コトー診療所2006〈1〉

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