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契約書 Huff〈2-3〉 

Whipped Doggie(邦題:再起)

ビックリするような展開ひとつ、そして第1シーズンからチラチラ匂ってましたがテディと母イジー(ブライス・ダナー)との関係の真相がひとつわかってきました。でも一応統合失調症であるテディですが、兄のハフ(ハンク・アザリア)が自分を「はけ口」にしているってことはよくよく解っていたようで…。

Huff-ドクターは中年症候群」はCS/ケーブル系のFOX CHANNELで第1シーズンに続き第2シーズンを放送中。最新エピソードの放送が月曜22:00から月曜21:00に変更になっているみたいなので要注意です。

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シャロン・ストーンはどこに行こうとしてるのか謎ですw 以下短めに。
これまでかなりハフ妻のベスの、末期がん患者である母親マデリンに対する態度に苛立っていたのですが、不意に降臨。これはやっぱり典型的なアメリカ人なのかと(爆)。

自分が姉だからとか関係なくて、自分は自分で怒りや悲しみを自分のペースで処理する。できなければ周囲に、当たる。死に臨んでいる母親本人とか、自分よりも長い年月を一緒に過ごしてきた父親の痛みとか、それまで介護してきた妹の痛みとかは自分に引きつけて考えることはあまりできないんだ、と思うと、カワイソな人ね、とは思うけどそれ以上はもう…。

テディは跳びましたが、大した高さじゃなかったので右手首の骨折だけで済んじゃった。そして、彼は10年前にイジーの首を絞めた、ということも判明。だからあのイジーがテディにはどうしても近づくことができないし、恐らく現場だったパサデナ(だったよね)の邸宅にも寄り付くことができず文句を言いながらハフの家の離れで暮らしてる、と。

テディは元の施設には絶対に入りたくない、と主張してハフと口論になり、ラッセルに今後の自分の処遇について契約書をつくろうと言い出します。やはりその中で

携帯電話がほしい→兄であるハフは、施設を訪問することで自分(=テディ)が喜ぶと思っているがそれは間違い。自分にも来てほしくないときはあり、事前に連絡がなければ困る

と指摘されます。鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていたハフが印象的。自分がそうやって寝てたり、落ち込んだりしてるテディに勝手に自分の悩みをblahblahと喋ってセルフカウンセリングをやって自分だけスッキリしていることを認識してなかったね。

いまだ超酒浸り状態のイジーは、元の完全看護、という名の完全管理の施設にしかテディは預けることはしない、と言いますがテディは断固拒否。外出なども基本的に自由であるという施設に結局決まりました。

そこの施設の運営者の言うことが非常に理にかなっているかなと感じました。「禁止してコントロールしようとするのではなく、病気と共存できる方法をそれぞれが見つける方向に持って行きたい。例え失敗することがあったとしても」。

テディに光が見えてくることを祈りたいです。でもイジーの枕元に立ってたよね。首を絞める引き金となったのはなんだったのか、10年前の出来事は気になる。

一方の奇跡はマデリン。もう死ぬのは目の前と誰もが思っていて、火葬するかどうかでベスと父親が朝っぱらから醜い口論を展開するような状態にあって突然状況が好転。脊髄に転移していたはずの腫瘍の縮小が見られ、マデリンはかなり楽になったみたいです。

そんなことが、あるんだね……。ポーラの「手当て」のおかげ、かしら。「手当て」ってやっぱり「気」を送るというか効果があるのかもしれないと感じた瞬間でした。それよりもぎすぎすしたハフストッド家の空気の中でポーラ個人が出したマイナスイオンのほうが大きいような気がしますが(爆)。

シャロン・ストーンはとりあえず病んでることはわかったけど、これからどう絡んでくるのかよくわからないので詳しいことは書きません。相変わらず汚い感じを演出していてそれがリアルで眼のやり場に、困ります。

[これまでのレビュー]
思考停止 Huff〈2-2〉
1週間後 Huff〈2-1〉
階段落ち Huff〈1-13 最終回〉
見えない Huff〈1-11〉
鼻血 Huff〈1-10〉
哀しいクリスマス Huff〈1-9〉
Duh!! Huff〈1-8〉
別荘 Huff〈1-7〉
母は悩む…Huff〈1-6〉
親子 Huff〈1-5〉
裁判 Huff〈1-4〉
思春期 Huff〈1-3〉
後始末 Huff〈1-2〉
"BANG" HUFF ドクターは中年症候群〈Pilot〉

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