new雑記帳2

Breach of Contract（邦題：繰り返し）

なんだか最後まで見届けるのが恐ろしくなってきましたこのドラマ…。だってハフ（ハンク・アザリア）本人がどう考えてももう、おかしくなってきてることが今回改めて明白になったんだもの…。絶対FOXの番宣（周囲がおかしくて正しいのは哀しいハフただひとり）、大間違い。

「Huff-ドクターは中年症候群」はCS/ケーブル系のFOX CHANNELで第2シーズンを放送中。最新エピソードの初回放送は月曜21:00から。

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久しぶりにバードが出てきたと思ったら、マジで胸が悪くなりました。そして綱渡りを続けてきたラッセル（オリヴァー・プラット）も……。

以下ネタバレ。

ラッセルは前回、事務所のボスから頼まれた、友人のバカ息子の尻拭いをするべくその息子を捜しにダウンタウンにいきますが、ラッセルの大好きなお薬やお酒に囲まれて我を忘れてひとときの快楽に身を任せることに…。

結果は、周到に準備して臨むはずの裁判官との面談当日、高級車もケータイもお財布もすべて取られ、バス停に放り出される事態発生。さすがの敏腕秘書マギーちゃんもフォローできずです。だって9時の集合時間で11時にヨレヨレで現れて書類も一切合切全部なくした、じゃいくらなんでもシャレにならなさすぎる。

ま、クビでしょう。弁護士資格が残ってたとして、就職し直すこととか、きっと難しいんだよね（恐ろしくて考えたくない）。

本日の本題はバードが秘かに病んでいたこと。もちろんテディのような統合失調症的病気ではないのですが…。何話か前にこっそり誰かのお宅に忍び込んでそこの家の同年輩の男の子に捕まってましたけど今回は何やらネコの死骸を使って写真を撮ってます。

で、そこの家の主に捕まるわけなんだけど………。

前回のエピソードで、飲酒運転で捕まったイジーを引き取りにゆきそのままハフストッド家に逗留することにしているハフ父のベン。「10時間しかない」は切迫したものじゃなかったんですかね（汗）。

バードを突き出されて事情を聴いたベンはその場でバードを適切に叱ったように見えました。

一方ハフときたら「写真を撮っていたんだ」というバードの言い訳を深く追及もせず、ネコは学校の理科室から借りてきたなどという有り得ない言い訳をそのままスルーしてしまう。

ベスじゃなくてもキレるところだと思うし「息子に嫌われるのが恐い」というのは図星だと思うのに、ベスに向かって逆ギレする有様。

恐らくベンとの関係で「愛されなかった息子」であったことがトラウマで、息子であるバードには「常に愛している」というスタンスを取りたいが故の行動なのでしょうけれど、かなり違うんじゃないかと思うし、賢明なバードがこういう父親の態度をそれでよしと判断するかといえばそうじゃない気がします。

そして、ベンがバードをちゃんと叱ったように見えた、と書いたのは、その後の食卓でイジー（ブライス・ダナー）にいかにベンが家族から逃げてきたかを言われる場面です。要するに形はちょっと違うけど、現実から目を背けて逃げるというところは、父のベンを嫌っているはずのハフ、実はそっくりなんだな、と（汗）。

限りなくイヤな感じ。

ハフはとりあえずの逃げ場をリナ（アンジェリカ・ヒューストン）のところに求めますが、前向きに何か得られそうではなく単に本当に逃避に終わりそうだし……。疲れる（汗）。

［これまでのレビュー］
神に祈る Huff〈2-6〉
セラピー Huff〈2-5〉
届かぬ目 Huff〈2-4〉
契約書 Huff〈2-3〉〈2-2〉
思考停止 Huff〈2-2〉
1週間後 Huff〈2-1〉
階段落ち Huff〈1-13 最終回〉
見えない Huff〈1-11〉
鼻血 Huff〈1-10〉
哀しいクリスマス Huff〈1-9〉
Duh!! Huff〈1-8〉
別荘 Huff〈1-7〉
母は悩む…Huff〈1-6〉
親子 Huff〈1-5〉
裁判 Huff〈1-4〉
思春期 Huff〈1-3〉
後始末 Huff〈1-2〉
"BANG" HUFF ドクターは中年症候群〈Pilot〉