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世代交代 風林火山〈11〉 

信虎追放

ついに、信虎(仲代達矢)が駿河に追放され、晴信(市川亀治郎)の時代がやってきました。そうしたドラマチックな甲斐の動きと、静かに父・氏綱(品川徹)から子の氏康(松井誠)へと家督が継がれた相模を対照的に描いていたのがすごく効いていたような…。

大河ドラマ「風林火山」は日曜20:00からNHK総合で放送中。BS-2は22:00、BS-hiは18:00からそれぞれ放送。 総合テレビでの再放送は土曜13:05から。

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ヤな携帯電話の着信を本気で「アーハハハハハ」という信虎様の着ごえにでもできないかと思っていたので、表舞台から信虎様が去られるのが少し寂しいです…。以下ネタバレ。



弟、信繁(嘉島典俊)による意外な心中の告白、すでに駿河の太原崇孚雪斎(伊武雅刀)から事の次第を書状で受け取り様子をうかがっていた小山田(田辺誠一)と役者が揃い、ひとりアワアワしてしまっていた信繁傅役の諸角さん(加藤武)がよかったです。

ま、信繁の「よくぞ決意してくだされた」はちょっと演歌入ってるな、と思いましたが、今日はたまたま妹と共に見てまして、兄や姉と比較され、そこで親との関係を価値判断して行動せざるを得ない、こういう弟(妹)の心境っていうのはすごくよくわかると言われました。

確かに私もけっこう親には言いたいこと言ってそのままリターンエース返されたりしてたからな~。

信繁はこれから名実共に晴信の右腕となって活躍していきます。前回の「武田もの」大河だった

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では若松武(現:若松武史)さんが熱演でその印象が強烈に残り、川中島を観たあとはしばらく立ち直れなかったくらい(汗)でした…。これからどんな補佐役となっていくのか楽しみです。

一方、駿河では「腕のたつものをそちにつけよう」って庵原(石橋蓮司)が前回勘助(内野聖陽)に約束してましたが息子の之政(瀬川亮)と青木大膳(四方堂亘)。うーん、テンションは高そうだが腕はたつのか?という組み合わせ。

信虎さまは暢気に句会にご参加ですが、これがまた深い。

見る人の心のそこにすむ月や
ちりもくもらぬ老いし身の程
世をうつし思い捨ぬる心もて
晴れし心に戻る甲斐なし

クーデター計画を知ってる我々は最後の今川義元(谷原章介)による部分が信虎様にかかってるとわかってるわけだけど、それをてっきり息子の晴信と信じて疑ってない信虎さんが気の毒なような…。

そして暑苦しい三銃士に守られて従容として駿河に向かう信虎ですが

「先ほどからゆゆしき殺気を感じておった(笑)」と勘助を挑発。ミツ(貫地谷しほり)がつくってくれた眼帯をつけた勘助との対決となります。

信虎さんのここぞという場面は演出家さんのお好みなのか、なぜか

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これを思い出させるような(あくまで、イメージの範囲だけど)色遣いやカメラワークが多いようにも感じます。今回もそんな香りがちらり、っと。

最後の最後、あれだけ幼い頃から晴信に冷たくあたってきたのに

「自分が育てた晴信が甲斐をおさめる。そのうち天下も狙うかもしれない」

なーんて言っちゃうあたりが彼の自己チューぶりを端的に表していて、ある意味寒かったです。でも、そんなデキる息子に脅かされなくてすむ、という心情の裏返しかもしれず…。難しいですね、親子関係は。

とにかくお屋形様おつかれさまでした。

涙を一筋流しつつ(ちゃんと背中で泣いてた亀治郎さん、GJ)戻ってゆく晴信たちに、ノーマルなかたちで家督が親から子へ渡った相模・北条の「家訓」がオーバーラップする場面が印象的でした。

キャプションを敢えてつけるべきだったかどうかは、ちょっと私にも判断が尽きませんが北条が「義」を何よりも大切にせよ、という家訓であることがよくわかります。今後の相模と甲斐との関係でも親を子が追放する、という「義」に反した国主の晴信に対し、相模の氏康は嫌悪感をもつことはほぼ間違いがない。その火種を予感させるものでよかったのではないかと。

さて、いよいよ次回が井上靖版の冒頭部分に突入!!となる模様です。「手出し無用」なのにいきなり信虎様に斬りかかった空気の読めない男、青木に注目…のはず。

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