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親子の葛藤 House,M.D.〈2-5〉 

Daddy's Boy(邦題:嘘つき親子)

身も蓋もないサブタイですな~(汗)。お互いの気持ちを思いやっての「優しい嘘」が悲劇を招いた、そういう話ではあるんですけれども。

ドクター・ハウス(原題:House,M.D.)はCS/ケーブル系のFOX CHANNELで最新エピソードを火曜23:00から放送中。火曜、水曜は最新エピとその前のエピソードを2話連続放送。

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でも本当に怖かったのは今日の患者さんの症例でした。っていうかあまりにタイムリーすぎて気持ち悪かったかもしれません。以下さくっとネタバレ。



中越沖地震のあと、日本で最大級の原発である「東京電力柏崎刈羽原発」のあちらやこちらから放射性物質の漏出が問題になっています。ニュースではパニックを煽るまいとしているのか「人体に与える影響はない」とかいろいろ言ってるけどそんなこと、信じられますか?




基本的に原発をめぐる問題ってこの30年以上前の「チャイナ・シンドローム」からなにも変わってないのではないかと感じる今日この頃…。

さて、今日の患者は原因不明の脊髄に感じるショックで病院に運ばれてきたプリンストン大を苦労して卒業しようとしていたアフリカ系の青年。父親は小さな会社を経営しながら男手ひとつで必死で息子を大学にやってました。

そんな父親の背中を見て、自分も長期休暇の時は働きづめだった息子、息子を「勝ち組」に押し入れようと必死にそして厳しく育ててきた父親。このふたりの間にスムーズなコミュニケーションがあれば、今回の件は防げたんでしょうか…。

今回もまた「病気のデパート」w的臨床診断を経て、最終的に達した結論はなんと、放射性物質による汚染でした。

父親が経営するジャンクヤードに運ばれてきた産廃のなかに違法に投棄されたそうした放射性物質があり、よりにもよって気がつかなかった父親はそれを息子にプレゼントしていた……。

茨城にあったJCOという施設で臨界事故が起こったときに被爆して亡くなった人のドキュメントを見たときにも感じたような戦慄がありました。最新の医療でも救えない、それが放射線被爆であり現実であるということ。

おかげで若干唐突に登場したw ハウス(ヒュー・ローリー)のおニューなバイクと両親とのディナーというイベントの影は圧倒的に薄まってしまったんですけどね。

キャメロンは「あなたのことはもう好きじゃない」とかほざいてましたが、そんなことないんだろうね多分。面倒くさいなw

それと、第2シーズンに入って急にウィルソン先生(ロバート・ショーン・レナード)の劣化が気になってきてるんですが…。

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