▼ 力作…現時点での 「はだしのゲン」
「はだしのゲン」は、小学生のころ戦争を学ぶ「イニシエーションコミック」であり、もちろん読みました。でもやっぱりあまりにも描かれていることの内容が漫画であるだけに描写がリアルで激しく、子供心にひるみまくりながら最後までゲンたちの過酷な運命を読んだのを思い出します。
Amazon.co.jpのレビューでは「グロテスク」と書かれたレビューもあったほどで(詳しくは該当レビューを読んでください。決してネガティブな内容ではありません)、やはり映像化するにはハンパない覚悟が必要かと思われます。
というわけで君塚良一脚本で、演出にもエース級?を揃えてきたフジテレビのこのドラマ。前後編で描かれたゲンたちの被爆するまでと被爆後、いったん疎開し広島に戻るまで。なかなかの力作だったと思いました。
以下ネタバレ。
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Amazon.co.jpのレビューでは「グロテスク」と書かれたレビューもあったほどで(詳しくは該当レビューを読んでください。決してネガティブな内容ではありません)、やはり映像化するにはハンパない覚悟が必要かと思われます。
というわけで君塚良一脚本で、演出にもエース級?を揃えてきたフジテレビのこのドラマ。前後編で描かれたゲンたちの被爆するまでと被爆後、いったん疎開し広島に戻るまで。なかなかの力作だったと思いました。
以下ネタバレ。
コミックを高校生の社会科の課題としてだったか、最後に読んでからもうン10年たってしまっているので忘れていたことがたくさんありました。特に前半大きく描かれていた「中岡家『非国民』問題」。
「非国民」ということばひとことでいじめに遭い、買い物すらままならない。そう言われたくないがために言いたいことも言わずにみんなが黙ってしまうそんな社会を62年前の昭和に置き換えて伝えている、そんな風に感じました。
かといって過剰には感じませんでした。こんなことを言うとアレですが「昭和の男」を演じさせると中井貴一はそのクラシックな外観でいい味になると思います。
ゲンを演じていた小林廉君も大熱演でしたが、弟の進次役の今井悠貴君においしいとこぜーんぶ持って行かれてたような気がします。ぱっつんと切られた前髪とともに、すっごいインパクト。
それから、ようやく中尾明慶が大人の顔になってきましたねぇ…。1988年生まれだからまだ19歳だけど「少年」じゃない表情、というか現代の少年じゃなくて昭和20年のその年なりの表情、になっていたような気がします。
後半は原爆の恐ろしさ、そして「ピカドン差別」を淡々と描いていました。昔から思うのですが、こういう「戦争ドラマ」を描かせるとTBSはどうしてもセンチメンタル、感情的になりがちなのですがフジテレビは適度にドライに描くことができ、私はフジの作風のほうが好きです。
今回もストライクゾーンにぴったりくる表現だったと思います。
しかしさすがに、疎開先での政二さん(成宮寛貴)が登場すると聞き、いったいどうするんだろうかと焦りました。
原作では政二さんはやけど跡がウジにまみれており、ゲンたちは必死になってその手当てをします。最近、新聞でウジを外傷の治療に使うとキレイに治る、といった記事を読み、映画「グラディエーター」でも同様の描写がありました。
でもココが前述の「グロテスク」というか衝撃的な描写の最たるもののひとつで避けて通れないと思ってたんですけど、避けました。やっぱり無理だったんですね〜(汗)。政二さんが最後に描いた絵があれだった、ということに若干TBS臭を感じてしまったのですが(爆)あとは伝わるものは静かに伝わった、そんな気がしました。
「非国民」ということばひとことでいじめに遭い、買い物すらままならない。そう言われたくないがために言いたいことも言わずにみんなが黙ってしまうそんな社会を62年前の昭和に置き換えて伝えている、そんな風に感じました。
かといって過剰には感じませんでした。こんなことを言うとアレですが「昭和の男」を演じさせると中井貴一はそのクラシックな外観でいい味になると思います。
ゲンを演じていた小林廉君も大熱演でしたが、弟の進次役の今井悠貴君においしいとこぜーんぶ持って行かれてたような気がします。ぱっつんと切られた前髪とともに、すっごいインパクト。
それから、ようやく中尾明慶が大人の顔になってきましたねぇ…。1988年生まれだからまだ19歳だけど「少年」じゃない表情、というか現代の少年じゃなくて昭和20年のその年なりの表情、になっていたような気がします。
後半は原爆の恐ろしさ、そして「ピカドン差別」を淡々と描いていました。昔から思うのですが、こういう「戦争ドラマ」を描かせるとTBSはどうしてもセンチメンタル、感情的になりがちなのですがフジテレビは適度にドライに描くことができ、私はフジの作風のほうが好きです。
今回もストライクゾーンにぴったりくる表現だったと思います。
しかしさすがに、疎開先での政二さん(成宮寛貴)が登場すると聞き、いったいどうするんだろうかと焦りました。
原作では政二さんはやけど跡がウジにまみれており、ゲンたちは必死になってその手当てをします。最近、新聞でウジを外傷の治療に使うとキレイに治る、といった記事を読み、映画「グラディエーター」でも同様の描写がありました。
でもココが前述の「グロテスク」というか衝撃的な描写の最たるもののひとつで避けて通れないと思ってたんですけど、避けました。やっぱり無理だったんですね〜(汗)。政二さんが最後に描いた絵があれだった、ということに若干TBS臭を感じてしまったのですが(爆)あとは伝わるものは静かに伝わった、そんな気がしました。
- [2007/08/12 20:50]
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コメント
手遅れになる前に
Lady-eさんこんばんは。
とりあえず議論もそこそこに憲法改正〜!とかいう事態は今回の選挙で防げたと思うんだけど、確実に一部の識者の人たちが、現代の日本の状況を軍国主義に向かって走り出す前の日本に似てるって言ってることは間違いないわけで。
今は「非国民」ということばは「休火山」な状態だけど、自分が思ったことをブログに書くとそれが「炎上」するとか、思ったことを思ったように言えない状況っていうのはすでにあるわけだし、そういう怖さをこのドラマの前編では割と丁寧に描いていたところがLady-eさんおっさる通り好感度高かったと思います。
勝村政信が演じていた朴さんもよかったですね。本当は彼も迫害されている人物だったと思うんですけれど。
後半の黒い雨のこだわり部分、私も知りたかったな。ちょっとバタバタしていて公式を丁寧に見ていないので、後で確認しようと思います。
とりあえず議論もそこそこに憲法改正〜!とかいう事態は今回の選挙で防げたと思うんだけど、確実に一部の識者の人たちが、現代の日本の状況を軍国主義に向かって走り出す前の日本に似てるって言ってることは間違いないわけで。
今は「非国民」ということばは「休火山」な状態だけど、自分が思ったことをブログに書くとそれが「炎上」するとか、思ったことを思ったように言えない状況っていうのはすでにあるわけだし、そういう怖さをこのドラマの前編では割と丁寧に描いていたところがLady-eさんおっさる通り好感度高かったと思います。
勝村政信が演じていた朴さんもよかったですね。本当は彼も迫害されている人物だったと思うんですけれど。
後半の黒い雨のこだわり部分、私も知りたかったな。ちょっとバタバタしていて公式を丁寧に見ていないので、後で確認しようと思います。
無理!?
はなちん♪さん、こんばんは。
あれだけのボリュームだと連ドラにしてもおかしくないと思いますが、さすがにあまりにも内容が苛烈過ぎて、スポンサーがつかないんじゃないかと…。
ウジの場面はそんなわけでなんか上手い具合にパスられてしまいましたし、政二さんの家族も原作ほど冷淡ではなかったように感じました。
中井貴一のお父さんは本当に大きくて温かい感じでよかったです。本人も公式の中で語ってるけど子供たちにげんこを振るってるけど「体罰」ではなくてやっぱり愛情がこもっている、そんなことをきちんと感じることができたのではないでしょうか。
あれだけのボリュームだと連ドラにしてもおかしくないと思いますが、さすがにあまりにも内容が苛烈過ぎて、スポンサーがつかないんじゃないかと…。
ウジの場面はそんなわけでなんか上手い具合にパスられてしまいましたし、政二さんの家族も原作ほど冷淡ではなかったように感じました。
中井貴一のお父さんは本当に大きくて温かい感じでよかったです。本人も公式の中で語ってるけど子供たちにげんこを振るってるけど「体罰」ではなくてやっぱり愛情がこもっている、そんなことをきちんと感じることができたのではないでしょうか。
こんばんわ(朝です(^^;)
rukoさん こんばんわ
原作読んでるんですねぇ
私は読んでなかったんだけど
なんとなく見始めてすぐ入り込みました
WEB見たときはなんとなく これは見なくていいかな
的なムードがあったんですが<キャスト的に
でも、それぞれにハマってましよね
いつだったかの番宣で、あの黒い雨の部分を
拘って作ってるのを見たせいかも(^^;
結果として 泣けましたけどカナリマイルドでした
本来もっともっと涙なくては見れない情況のはずだと
思うと もう少し突っ込んでよかったんじゃない?
的な気持ちも残ってるんですが・・・
中井貴一の頑固オヤジっぷりも愛情感じるところもあり
よかったな、ポカポカ殴られながらも
子供達がそのオヤジのゲンコを愛情として受け入れてる
感じもよかったしました
政二は、やっぱりウジがという情況だったのね
子供達の服装からしてウジがわいて不思議はないし
そういう人って原爆だけでなく多い情況であった
時代のようですしね くせーというセリフで
絵的な描写は避けたのね
感覚的には彼とゲンが接する部分だけでも
数時間使えそうな内容だったな・・・と思ってます
この番組の成功?は
私としては、中井貴一が非国民だったところかなと
心の底で 彼のように本当は思ってたという人
いっぱい居たと思うですよね・・・
原作読んでるんですねぇ
私は読んでなかったんだけど
なんとなく見始めてすぐ入り込みました
WEB見たときはなんとなく これは見なくていいかな
的なムードがあったんですが<キャスト的に
でも、それぞれにハマってましよね
いつだったかの番宣で、あの黒い雨の部分を
拘って作ってるのを見たせいかも(^^;
結果として 泣けましたけどカナリマイルドでした
本来もっともっと涙なくては見れない情況のはずだと
思うと もう少し突っ込んでよかったんじゃない?
的な気持ちも残ってるんですが・・・
中井貴一の頑固オヤジっぷりも愛情感じるところもあり
よかったな、ポカポカ殴られながらも
子供達がそのオヤジのゲンコを愛情として受け入れてる
感じもよかったしました
政二は、やっぱりウジがという情況だったのね
子供達の服装からしてウジがわいて不思議はないし
そういう人って原爆だけでなく多い情況であった
時代のようですしね くせーというセリフで
絵的な描写は避けたのね
感覚的には彼とゲンが接する部分だけでも
数時間使えそうな内容だったな・・・と思ってます
この番組の成功?は
私としては、中井貴一が非国民だったところかなと
心の底で 彼のように本当は思ってたという人
いっぱい居たと思うですよね・・・
こちらにもこんばんわ
用事があって後半みなかったんですが
うじはやっぱり出さなかった(出せなかった??)んですね
マンガもアニメも子供心にショッキングで 楽しみにしてました。
中井貴一さんホント良かったですね
2部制じゃなくて1クールの連ドラでしてもらいたいなぁとも思いますが・・枠がないですかね(笑)
うじ虫での治療実際されてる方と会ったことあるのですが・・いくら無菌の虫とはいえ・・・ちょっと引いてしまいます
うじはやっぱり出さなかった(出せなかった??)んですね
マンガもアニメも子供心にショッキングで 楽しみにしてました。
中井貴一さんホント良かったですね
2部制じゃなくて1クールの連ドラでしてもらいたいなぁとも思いますが・・枠がないですかね(笑)
うじ虫での治療実際されてる方と会ったことあるのですが・・いくら無菌の虫とはいえ・・・ちょっと引いてしまいます
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千の風になって ドラマスペシャル第3弾 はだしのゲン 前編・後編前編は、戦争・飢え・愛国心・非国民そんなキーワードの中での生きたゲン後編は、原爆が投下され、ピカドン黒い雨・死・生きる力前編も後編もそれぞれに辛く悲しい出来事で今の時代からは想像できないよう
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