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ラス前なのに。 風林火山〈49〉 

死闘川中島

こと川中島の血戦に至ってなおテンションが上がらず。

・信玄(市川亀治郎)と駒井(高橋一生)のやりとり
・「そちは、月影になれ」と諭す板垣(千葉真一)を思い出すシーン
・信繁(嘉島典俊)と諸角(加藤武)の最期

に胸が痛んだ管理人です。

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最終回まではまだ1回ありますが序盤盛り上がりまくっていた管理人がなぜこんなに盛り下がったかということを考えてみました。


完全オリジナルであったストーリー前半が多様な群像劇だったのに対し、中盤以降は巷間ほかのブロガーさんたちも指摘していますが原作のストーリーを追いすぎた?ことに加えて、というより、勘助(内野聖陽)に主人公としての重きが置かれすぎたことにあると思います。

これはここ数年の大河の悪い流れを引っ張ったもので、どんな史実にもほとんど勘助がいっちょかみしている不自然さと強引さがどうしても鼻についてしまいました。

さらに、その勘助が加齢を象徴するのに使ったせりふ回しも繰り返しになりますが私には最後までどうしても気持ちが入ってゆきませんでした。

そして、どうしても20年前の「武田信玄」と比べてしまわずにはいられません。合戦シーンの組み立て・構成もやはり多感な時期に見たせいもあると思います、「信玄」のほうが「風林火山」よりも迫力があったように感じてしまったのも残念でした。

スケール感のようなものはCGなど駆使したであろう後者にあったと思いますが、ロケとスタジオの切り替え、妻女山奇襲が空振りに終わってしまった真田(当時:橋爪功)、飯富(同:児玉清)、香坂(=高坂=当時:村上弘明)ら別働隊の焦燥感といったものは圧倒的に「信玄」にあったように思いました。

信繁の死についても「信玄」では序盤から圧倒的に晴信時代から右腕として軍事行政両面で常に補佐役のポジションにいたため死が非常に衝撃的なものとして迫ってきましたが今回は全般に影が薄めだったせいか、唐突感がなくもなかったです。

リアルに感じたのは演じている嘉島さんが恐らく小柄なせいか、大きいサラブレッドに乗ると騎乗姿のバランスがあまりよくなく、当時の武将がそのまま馬に乗ったらあんな感じかもしれない、そんな風に感じられたことでしょうか…。

それにしても諸角さん伝・享年81歳ですか。当時の81歳って今だったら100歳オーバーって感じでしょう。恐るべしです。

あと私が気になっているのは葛笠s(=伝兵衛、太吉、茂吉)が無事に生きて合戦を終
えられるかということのみになってきました。予告編を聞くと最後は伝兵衛改め伝平衛アニやん(有薗芳記)の絶叫のように聞こえたのでアニやんは生きて帰りそうな気がしますが…。子どもを抱いて戦場に行った茂吉あたりはなんだかイヤな予感がしてしまいます(泣)。

コメント

はなちん♪さんおはようございます。

私も見ますよ、最終回!

葛笠に戻るってことは恨みの勘助に戻って、大望を果たせない(爆)とかだったら笑っちゃいますね。この1年なんだったわけ~!みたいな。

少なくとも平蔵に勘助を討たせるのだけは勘弁ですね。

いろいろありますが やっと最後に昔のような合戦シーンだなぁと
再放送みながら思っています。

私も前半は核となる人物に焦点をあててストーリが進んできたのもあって、合戦ダイジェス以外は楽しくみていたんですが。。。

番組HPか何かで「最後は渇笠村に回帰 原点だから」みたいなニュアンスのコメントあるけど それも無理があるような。。。

今回 ガクトが宇宙人だけど 意外とよかった事 池脇さんの三条がよかった事 伝平衛兄ちゃんがかわいかった事 などなどです

明日 どうするんだろう?ラストみます 

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