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竹田屋炎上 都の風〈第24週〉 

といっても火事で燃えた訳じゃなく「内憂外患」でにっちもさっちもいかない状態で昭和30年を迎えたのが土曜日でした。これまで我慢に我慢を重ねてきていただけに桂(黒木瞳)の爆発をもうダレもとめることができない、というのが内憂、外患は不況で竹田屋が連鎖倒産の危機に瀕していること。

朝の連続テレビ小説アンコール「都の風」はNHK-BS2で毎週月~土曜7:45から放送中。

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→大揺れの竹田屋をよそに京都にオーケストラを作ろうと夢にひた走る葵(松原千明)、その後夢はどうなったのかなぁと思いこの本を選んでみました。

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とはいうものの後半になって息切れしてきたんでしょうか(爆) あれほど山岡(升毅)のところに行く、行けなかったら死ぬとまで言っていた桂がお正月のあの5分やそこらの会話で自分が竹田屋を建て直してみせる、家訓がどうたら、とまで言い切るのには若干唐突感がありましたw

家訓を破って不倫をしていたのは桂も同罪だったというのに……。

家を出ると息巻く桂を説き伏せた静(久我美子)のすっかり白髪の増えた頭にちょっと涙。自らも不幸だった若かりし日を語り、説得しようとしますが桂はがんとして聞き入れません。

一方、竹田屋のことにどうしても口をさしはさまずにはいられない悠(加納みゆき)も悠です。それならもっと早いうちに情報を仕入れたりすることが出来なかったのかなと。また、お正月になって突如介入を決意した雄一郎さん(村上弘明)もまた唐突。悠が手紙で助けを求めたときは好きにするといい、と書いてよこしたわけですよね。やれやれw

どっちみち、義二さん(大竹修造)が結果としてではあるけどダメ養子だったことは間違いないわけですよね。だって、クビ?になって悠のところへ行った忠七さん(渋谷天笑)はちゃんと竹忠?を会社としてきちんと軌道に乗せて利益も上げていて、少なくとも今回の不況で会社がどうこう、という状況にはなってないわけですから。

あれだけ鋭く対立していても、結局はお父ちゃん(西山嘉孝)のやり方が保守的で手堅くて慎重な経営だったってことじゃないですか…。

とまぁ、そんな説教を悠にまで喰らい、ますますおもしろくない義二さんは出ていってしまいます。

経営再建方法としてはどうするんでしょう、竹忠が竹田市左衛門株式会社を吸収合併とかかな?最終回に向かってどうあと1週間で収まりをつけるんでしょうか、楽しみなような、不安なような。

コメント

私も観てました

かもさんどもども。

実は私には子ども時代からのキョーレツな刷り込みがふたつあって、字のチェックとヅラチェックです(どちらも恐るべし母親の影響です)。ヅラはともかく字の方は、なんでも草刈正雄が当時ものすごく売れっ子だったのに字が貧相でウチの母は一気に醒めたらしいんですよwwww

>>なんとなく、竹田家の女性陣で字がきれいじゃないのは桂じゃないか

私は3人の中だったら奔放な感じで葵さんかな、なんて思ってましたがw どっちにせよ、静さんはきれいな字をお書きになりそうですよね。

静の手蹟

rukoさん こんばんは

最終回に行く前に一回ここで。

最終週、オケストラの招待状を書くのを静さんが手伝うシーンがありましたね。手蹟は映らなかったけど、きっと久我さんは実際に達筆な方だろうな、と思います。
そういえば昔智太郎さんに書いた加納みゆきさんも奇麗な筆跡だったな。
なんとなく、竹田家の女性陣で字がきれいじゃないのは桂じゃないかと思います・・・。

はじめまして

千葉さん、コメントどうもありがとうございます。

「都の風」は本放送のころ多感な時期で懐かしさもあり、あまりにも学生時代の智太郎さんが若くてぴかぴかだったのでおもしろくてブログに書いたらすごい反響(コメントしてくださる方はいませんでしたが)があり、毎週レビューを書き続けて半年たちました。

当初のプロット通り、智太郎さんと悠が再婚していたらどうなっていたのか。結ばれなかった初恋に私も胸が痛みます。

「海峡」私も本放送時に3話観ました(ブログには1話のことしか書いていませんが)。そちらの感想もまたよかったら海峡のほうに書いていただけると、うれしいです。

驚きました

驚きました。「都の風」をほとんど毎日見ている私としては「再放送」の感覚でいたので、こういう場で語られているなんてうれしい限りです。
(もとはといえば今日は『海峡』を見終わって、たどってきたのですが・・・)

ほんのり、しっとりして、音楽が邪魔にならないこのドラマ、
違う道へと別れてしまった悠と智太郎の場面になると切なくて胸が一杯になります。

朝のBSで、「ちりとてちん」に続いて「都の風」を見てきたのですが、「ちりとてちん」同様、これも明日で終わりでしょうか・・・??

助命嘆願

かもさん、どもども~。

雄一郎さんの助命嘆願の話は私もうっすら覚えていて智太郎派の私は憤激したことをうっすら覚えていますが、細かいフォローありがとうございました。

それも映画のスケジュールが入ってたとか素晴しい!それだと悠もブレてくることに納得がいきますね、ちょっとだけ。夫第一だとか言い過ぎだとは思ってますけど。

それにしてもおばあちゃまとこんな話で盛り上がれて羨ましいですね。ウチのは全くこういうのに興味のないタイプだったので……。

そーだったんか…

rukoさん こんにちは

昨日実家で祖母から「都の風」話を聞いたので思わず書き込みます(苦笑)。

なんと雄一郎さんは原爆症発症してすぐ亡くなり悠が智太郎さんと再婚、という台本が出来ていたそう。
が、雄一郎さんを死なせないで運動が視聴者から起こり、急遽生き残ったと。…雄ちゃん、ハン尚宮様だったノカ。
更に残すことに決まったはいいが、村上弘明さんが既に映画(極妻)のスケジュールを入れてたので、そちらに支障ないよう不在を自然にする為に発掘に転職したらしいです。
祖母曰く雄ちゃん残留から話に無理が生じて見なくなっちゃったのよね、と。
本来ならもっと丁寧に描かれていい竹忠やオケストラが一足飛びなこと、雄ちゃんのキャラぶれてるのはこの影響かと。

ヨコですが「かもは試験に出ないこと(=仕事に役立たんこと)ばかりよく知ってる」とは昔の上司のセリフですが、こんなつまらんことをこまかによう覚えてる祖母に自分のルーツを見た気がしました(汗)。

久我美子さん

かもさん

久我さんの存在感は素晴しいですよね。キツいことを言ってもキつくならず、厳しい状況にも動じない。もちろんドラマの序盤、おばあちゃん(宝生あやこ)がいたころはもうちょっと違ってあたふたしていたけれどじぶんがご隠居さんになってからは明らかに大きくならはって、大店の裏を仕切る女主人の貫禄がすごくありました。こういう風に分かりやすい成長だとよかったんですけど、悠さんはねぇ。

女学生だったころの輝きを失ってしまった悠と、その後あまり活躍の場がなかった加納みゆきさんがなんかダブってしまったりして(汗)切なかったりします。もうちょと描き方なかったのかなぁ。

あと1週間ですか・・・(遠い目)

rukoさん こんにちは

三姉妹が珈琲飲みつつ、葵姉ちゃんが文化ブンカと熱弁を振るうシーン。「不倫は文化だ!って言ったり、桂!!」と訳の分からない応援をしてました(大違)。

でも、ああいう大店の女将さんだったらお茶や踊りを習いに行ってそうで、すんなり納得しそうものなのに。それこそ歌舞伎なんかも寄合で「御贔屓筋」の席を通年で持っていそうですよねー?いいなー。
というより三姉妹の育った環境には、日常の生活に根ざしてる文化がたくさんあると思うんだけど。
と、思わせるのはやはりお母さんが久我美子さんだから?桂に意見するところも含め、凛とした佇まいはやはり華族のおヒイ様なんだなぁと思います。悠がオバチャンくさくなってるのに、静はそうなってないというか…。

先週今週になってこんなにバタバタと動くなら、私が悠にイライラしてた頃にもう少し展開が欲しかったデス・・・。でもrukoさんのお陰で「澪つくし」ぶりくらいに朝ドラ最終回を鑑賞できそうです。

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