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壮絶 破獄 

緒形拳さんの追悼関連番組としてNHK制作のドラマ「破獄」(1985年)が放送されました。いやー、今の時代はたぶん観ることができないガチンコ勝負の重たい単発ドラマ。緒形さんのまさに鬼気迫るとしか言いようのない演技に圧倒されての90分でした。

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この番組が放送される、というエントリを書いたときはアマゾンのレビューなどから「脱走犯と看守の心のふれあい」なんて書きましたがそんなものではありませんでした。とにかくものすごいぶつかり合いでいつもその中心には緒形さんがいる、そんな感じ。

物語は強盗殺人を犯して青森刑務所に服役していた佐久間清太郎(緒形拳)が脱走を繰り返し、青森→秋田→網走と脱走のたびに新たな刑務所に収監され、看守たちとの知恵比べが行われ、佐久間と青森から対峙することになった鈴江(津川雅彦)がその一生を追いかけるような形になる。そんな物語です。

ただ、知恵比べとは言っても非常にプリミティブで、鍵穴があるようなものなら金属(例えば便器がわりの樽の銅線でつくったたが)があればいくらでもあけられるし、目を潰したボルトで手錠を固定してしまえば、なんと味噌汁をかけて1年かけて腐食させて壊してしまう。

いちばんスゴかったのは秋田の懲罰房からの脱出。手と足を突っ張って天井まで登って…。動物園のサルでもしないような動き(途中のカットは「ズル」だったような気も)。網走で天窓を頭を使ってぶち割るのもスゴかった。

ぎらぎらした緒形さんの演技を津川さんが真っ向から受けて立つという90分で重苦しかったですが息もつかせぬ仕上がりでした…。

なぜ佐久間は脱獄に固執するのか、鈴江が佐久間にひかれていくのか、そのあたりがもうちょっと描いてほしいかなと思いましたが。

とにかく冬の、北国での撮影だけあって、観ているだけで寒かった。

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