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どこまでもミーイズム 風に舞いあがるビニールシート〈2,3〉 

撮るか、救うか
ビニールシートのように

わーい、次週が楽しみ!っていうドラマではないだけにちょっと時間をおいてしまいましたが、2話3話と続けて観てどうにもこうにも居心地が悪くなってしまいました。

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森 絵都

文藝春秋 2009-04-10
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どこからツッコむべきなのか悩んでしまうのですが、やっぱり主人公の里佳(吹石一恵)という人物になかなかシンパシーを感じることができないというのが致命的かな…。

ありあまるエネルギーとバイタリティを、エド(クリス・ペプラー)との「ホーム」を構築するのに全力投入されたら、エドのような特殊なバックグラウンドを背負った人間じゃなくても息が詰まらないだろうか。

1994年にニューヨーク・タイムズに掲載されて大きな論議を呼んだ「ハゲワシと少女」の写真を前に「私は撮って、救って、伝える」と言った里佳だけれど、そもそも第1回でさんざんエドとやり合っていたころの「イマージン!」のイマジネーションが完全に欠落してしまっている。

UNHCRの仕事って、このドラマでは折り返しの3話まできてなかなか伝わって来ないんだけど、難民への援助を、自分たちが集めた、限られた資源でいかにして行うか、イマジネーションが必要なんじゃないでしょうか。

相手が何を求めているのか、そして、そのなかで自分が何を与えられるのか。そこに考えが至らず自分がしたいように、したいだけ手を差し伸べるのでは、いろいろ論議や批判がある日本政府のODAと一緒やんか~と思ってしまうわけでして。

結婚生活が破綻して1年がたったころに、エドが撃たれたという一報が東京事務所に入ってきて…

そこからの展開もまた、あまあま。最初は冷静に対応をしようとしていた里佳が、WFPの知人からエドの育った環境を聞いて一気に取り乱し、アフガニスタンに行くと言い出したとき、オフィスのみんながそれをあっさり受け入れちゃうところはちょっと疑問だったな~。

神谷(片平なぎさ)が里佳に最大限に便宜をはかると約束しちゃったのがいちばん意外でした。あとで副代表の米倉(佐野史郎)に、これから毎回、エドのことで心が乱れるなら今行かせるのがベストな解決策だと思ったと言ってましたが、どうなんだろうそれ。

そして、アフガニスタンに行く準備をするのに、スーツケースにドライヤー入れてる里佳にどん引きですよ……。エドのことを思っていてもたってもいられないはずなのにさらさらヘアーにしないと落ち着かないって、なんかとってもシュールで。

それに、まだ国連機関で働き始めたばかりならともかくもう3年か?たってるのに、アフガニスタンの現状認識がその程度っていうのもね……神谷さんが里佳をどう育てようとしてるのかわかんないけど育ってないんじゃね?みたいな感じです。

エドが緊急連絡先のトップに里佳の名前を残したこと、そして、フィールドに出ようと誘ったこと、さらにはモノが増え続ける「自宅」で息が詰まると言ったこと、そうしたことを里佳はどう咀嚼するのかっていうのが、次回までに描かれないとマジでストレスがたまります。

細かいところを言い立てればアメリカ人でマルチリンガルだというのはわかるけどエドが寝言で「ビニールシートが~」とか言うのも有り得ないと思うし、大学の同級生たち(篠原ともえと平岩紙)、とくに篠原ともえの描写がものすごく浅くて出てくるたびにイラッとしてしまう…アパレルメーカーに勤めているという平岩紙のほうは、これから何かやってくれそうだけどね。

あと、ジュネーヴで米倉とエドが飲んでいたときに出た、UNHCRの東京事務所を閉鎖するとかしないとかいう話はいったいどうなっちゃったんだろう?と。

なんか、伏線をうまく回収しながら話が進むようには思えないんだけどあと2話どうなるんだろう…。

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