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時間旅行 LOST〈5-1 プレミア放送〉 

Because You Left(邦題:責めを負う者)

危うく忘れるところだった「LOST」第5シーズンのプレミア放送をなんとかギリギリ思い出して、観ることができました。始まったシーズン5がいよいよ最終回(シーズン6で終了予定)に向けて島の謎を回収にかかってくれる期待感があったのもよかったです。

が、今回のプレミア放送でおいしかったのは本放送前に約50分放送された総集編「運命の呼び声」がすごくコンパクトにこれまでのストーリーや登場人物を整理してくれてたこと。忘れてたことや気づかなかったことがたくさんありました。必見。

LOST」の第5シーズンは、7月26日(日)からCS/ケーブル系のAXNで放送。次回の「運命の呼び声」放送は27日(土)23:55~。

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以下ネタバレしてます。

「運命の呼び声」で私がすっかり忘却の彼方になっていたことに気づいたのは「アザーズ」?のなかのリチャード。ロックと不思議な関係が昔からあったことはそういえばそうだったカモ…という感じで、何話かまとめて観てたりすると忘れてしまうものですね。子どもだったころのロックに会ったときと「現代」と外見がまったく変わっていないという謎があり、島の謎と大きくかかわっているのはたぶん間違いなさそう。

それと、ジャック(マシュー・フォックス)がオーシャニック6として帰国してからおかしくなったのはケイト(エヴァンジェリン・リリー)とぎくしゃくしだしてからだと思ってたけど、むしろクレア(エミリー・デ・レイヴィン)が自分の異母妹であることを知り、彼女を島に残してきた罪悪感からオカシクなったという設定は「あら、そうだったの(汗」っていう感じでした。

あとは登場人物の整理と第5シーズン開始前の状態がきれいだったので、これで頭を整理していよいよ複雑になりそうなシーズン5に挑めそう。でも、あんまり貯めて観ると味わいが減りそうなので毎回できればオンタイムで観られるように日曜日はスケジュール調整したいかも。

そうそう、第1シーズンのソーヤー、っていうかジョシュ・ホロウェイが超若くて噴きました。ほかのみんなはあまり5年たった感じがそれほどしないんだけど、ソーヤー間違いなく劣化してますw


以下、1話(「責めを負うもの」)について。

冒頭に出てきたのは例の「ダーマビデオ解説者」であるアジア系のおじさん。自分のことをキャンベルだかキャンドルだかとビデオ撮影セットでは名乗っていたけど、過去のシーズンではもっと違う名前だったような気がするんですが……。

そんなダーマ博士には妻と幼い赤ちゃんがいる模様。ってことは、この時代の島では赤ちゃんはちゃんと島で出産することができたのか、博士の奥さんは島の外で妊娠して島で赤ちゃんを産んだのか気になるのと、この赤ちゃんは長じて誰なのかっていうのが早くも謎です。アザーズのなかにはそれらしいアジア系の人いなかったし。

博士はオーキッドで作業員が倒れるアクシデントが起こったため、地下の現場へと呼び出されます。作業員から渡された地下の地層図には、第4シーズンでベン(マイケル・エマーソン)が回した舵輪がくっきり写ってますw それに気づいたのか、岩盤を掘るのを止めさせる博士。そして指示を出して現場を立ち去った博士にぶつかって謝っているのは、なんと、ファラデイ(ジェレミー・デイヴィス)。

でうっすら話が見えてきたんだけど、白く光って消えた島に残ったソーヤーやジュリエット、ローズとバーナードは不思議なことに気づきます。キャンプが食糧なども含めてなくなってしまっていることに。そこに、ファラデイを含むボート組が合流。ファラデイは

「キャンプはなくなったのではなく、まだ完成していない」

と言います。現状認識、はやっ!

それと、同じように白い光に飲み込まれたロック(テリー・オクイン)は黒煙を吐きながら飛行機が林の中に不時着するのに出くわします。この騒ぎをビーチにいるグループが単に見ていないだけなのか、はたまた……言うまでもなくコレはミスター・エコーの弟のイェミと、マリア像に仕込まれた麻薬をたんまり積んだ例の飛行機。

飛行機にアプローチするロックは何者かに狙撃されます。足を撃たれて倒れたロックにとどめをさそうとやってきたのは髪の毛ふさふさのアザース、イーサンでした。そして万事休すというときになってまた発光。

倒れたロックを助けにやってきたのはリチャードなのですが、一発目の発光のときに別れたリチャードとは「違う」ようなことを言います。ロックに応急処置を施し、消毒薬などを手渡したうえでもっと説明しようとしたところでまたまた発光!

目の前のハッチが爆破されてなくなったあとだったり、そこに存在したりを繰り返したことやファラデイの解説「いま、島はレコードの針が飛んでいるような状態」で、島に残された人々はベンが舵輪を回したことから島の時間軸がおかしくなり、タイムトラベルをしていることをなんとなく理解しますが、現状をきっちり押さえているのはファラデイのみ。

そして、ファラデイは一緒に島に上陸したシャーロットが鼻血を出していることに気づきます。鼻血出して具合悪くなるって確か貨物船の人とかもそうだったような?少なくともシャーロットはこのタイムトラべルにたぶん身体がついていってないっぽいので、ファラデイは慌てて対策をとることにします。

で、デズモンドさん(ヘンリー・イアン・キュージック)の活躍がまた始まります。ファラデイはハッチの中で孤軍奮闘しているデズモンドを呼び出し、オックスフォード大のファラデイを訪ねるように指示。「僕の母の名前は…」で切れちゃったのでパスワードがない状態でデズモンドはオックスフォードに行くことになるわけだけど…。

ファラデイがソーヤーに、起こってしまったことは変えることができない、時間は前か後ろにしか進まないと説明してましたが、デズモンドは唯一そのルールを「夢オチ」という形?で具現化・具体化できる人物っぽいんですね?

ペニーと再会して3年が経過したデズモンドは夢を見て、起きるやいなやオックスフォードに向かうと言い出すのでした。

そして、オーシャニック6も、島に戻らなくてはいけない事情を抱え始めます。ケイトのもとには弁護士がやってきて「息子」のアーロンとケイトの親子関係を鑑定するための血液提出を求められます。

誰の差し金?

もちろん親子鑑定なんかしたらバレてしまうので、ケイトはとっとと再び逃亡生活に入ることを決意します。

ハーリー(ホルヘ・ガルシア)とサイード(ナヴィーン・アンドリュース)はというと、ハーリーをさらうために射殺した病院の警備員?実はウィドモアの手先?の犯人がハーリーだとテレビで報道されて窮地に。さらに、サイードの隠れ家にも暗殺者の手が伸びていて、そのふたりを倒したのはいいけれど、衆人環視のモーテルでのできごとだったことからますます窮地に陥ります。サイードは麻酔銃のようなもので撃たれていて、ハーリーひとりで果たしてこのピンチを脱することができるのかは、微妙。

サンはロンドン?からパリに行こうとする空港で身柄を押さえられ、ウィドモアと対決することに。

そして、ジェレミー・ベンサムことロックの死体を前に呆然とするジャック。どこからともなく現れたベンに、ロックの死体と、オーシャニック6とそろって島に戻らないと、島に残された人たちに危害が及ぶと言われます。躊躇しながらもロックの死体を運ぼうとするジャック。

ってな具合に、3年後の世界にいるオーシャニック6はこまぎれのグループでそれぞれ時間を旅している島の仲間と合流しなきゃいけないわけで、たぶんそこにはまたタイムトラベルが必要になりそう。

とはいえ、シャーロットの身体が悲鳴を上げ始めているように、あんまりタイムトラベルっていいものでもなさそうだし、ロックみたいに飛んだ先でとんでもない人や生き物と遭遇することも十分に考えられるので目が離せないという展開になるのは明らか。

よくよく頭をクリアーにして観ないといけないってことで、ちょっと覚悟ができました。

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