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天使と悪魔(映画) 

〈2009年 アメリカ映画 上映時間138分 おすすめ度★★★+〉
ウッカリしてたら映画「天使と悪魔」が上映最終週を迎えていたので慌ててレディースデイの最終上映に駆け込みました。同じこと考えてた人が意外と多かったようで劇場がかなり埋まってたのが印象的。

個人的には原作の出来映えは「ダ・ヴィンチ・コード」よりもおもしろいと思い、映画さながらロケ地を巡るためにローマに1週間旅行に出かけちゃったくらい思い入れのある作品なので、よくここまでまとめたなぁという気持ちが半分ありつつ、評価は辛めです。

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このサントラにも載ってるけど、ひとつの像の片方を見ると天使、逆側から見ると悪魔っていう像、こんなのサンタ・マリア・デル・ポポロ教会にあったか?って思ったら映画用につくったオリジナルとのこと。

いやー、ベルニーニの彫刻を取り上げてるっちゅうのに大胆なことやるよね、アメリカ人はw

以下ネタバレなのでたたみます。


カメルレンゴは個人的には

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2000年の映画「クイルズ」でカソック(法衣)姿が異様にセクスィーだったホアキン・フェニックスに演じてほしかったんですが、元祖変態俳優w のユワン・マクレガーがキャストされました。

おかげでカメルレンゴのもともとの国籍がイタリアからスコットランド人になっちゃったわけですが、これはこれでまぁ、よかったと思います。

ただ、カメルレンゴの設定を原作通りにするとヴァチカン様がお許しにならないってことだったのでしょう、原作ではかなり重要なパーツであったはずの「出生の秘密」がなくなっちゃったために「実は」の部分のがっかり感が増してしまいました。

また、本来はカメルレンゴの出生の秘密を両親以外に知る唯一の人物であったはずの大選皇枢機卿がイタリア人のモルターティじゃなくてドイツ系?のシュトラウス枢機卿という全然違う人物になっちゃって、この人がめちゃゲルマン酷薄系(演じた役者さんはスコットランド人)で、もうひとり思わせぶりな動きをするシメオン枢機卿ともども悪役に見えて、かなり困りましたw

本来モルターティってこの緊迫したストーリーのなかではかなりの和みキャラというふうに理解して読んでいたので、ガッカリです。

そして、原作では一人残らず殺されるはずのプリフェリーティ(新法王の有力候補)のひとり、バッジア枢機卿は生き残り、彼が新法王に選ばれるというウルトラCな着地点!バッジア枢機卿が「4大河の噴水」から助け出されるのは後半のクライマックスのひとつになっていて、エンターテインメント的にはまったく問題ないとは思うんだけど…

原作スキーにはちょっと。

また、スイスのCERN(セルン=欧州原子核研究機構)での場面をがっつり削り込んでしまったために鍵を握る人物、コーラーに出番なし。このコーラーは終盤重要な役割を果たすんでどうするねんと思っていたら、スイス衛兵隊の隊長として「リヒター」なる新キャラ(ステラン・スカルスガルド)が出てきて…。本当は隊長だったはずのオリヴェッティが「ジェンダルメリア」(ヴァチカン警察)の警部に格下げw

とここまでいじったので当然ラングドン(トム・ハンクス)は空を飛んだりしませんwww まぁないとは思ってたけどちょっと期待してたのに。

それとチームBBCの出番もなかった、当然ながら。

というわけで原作忠実度からするとザンネンな改変が多かったものの、オリヴェッティ以下ヴァチカンの守り手たちはイケメン揃い。オリヴェッティがサンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会で敢えないご最期を遂げてしまったときは本気でがっかりしました。

勢いあまってシャルトランまで殺しちゃうかと思いましたが、シャルトランはけっこうおいしいとこ持っていきましたね。

ローマの街を、フィアットやアルファロメオの漆黒の警察車両が駆け抜ける場面はなかなかかっこよくてわくわくさせられました。あぁここ歩いたよな~っていう所も何カ所か出てきたし。

よく頑張ってロケしたよなぁとそこは素直に拍手。

ユワン・マクレガーのカメルレンゴは途中からシュトラウスと激しく対立したり、封印したシスティナ礼拝堂を開けちゃったりとかなりハチャメチャで、その強引な感じからカメちゃんが怪しいと思った人も少なくなかったんじゃないかと思われ。

パラシュートで降りてきてから火だるまになって死ぬまでもかなり簡素化されちゃったうえ、シャルトランたちに追いつめられて油かぶっちゃうエンディングもちょっと残念だったな…。もっと苦悩するところが見たかったけど苦悩の源がロン・ハワードによって取り除かれちゃってるから…。

というわけで期待がちょっと大きめだった分ガッカリもありましたが原作とは別ものだと思って観れば一級のサスペンスではあったと思います。これから観たいかたは原作を読む前に映画を観ることをおすすめします。うーん。

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