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パンドラの箱 スポットライト〈11~14〉 

「深層リポート」のキャスター話から一気に国家とヨンファン建設が絡んだ汚いお話になってしまい、その割に相変わらず脇が甘すぎる「GBSの星」ソ・ウジン(ソン・イェジン)に軽く苛立ちながらあっという間に4話過ぎてしまいました。

韓国ドラマ「スポットライト」はBS-2で日曜21:00~放送。総合テレビ金曜22:00と、BS-hiでも前半を放送中。

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韓国の言論の自由というのが実際は殿程度のものなのかよくわからないこともあって、唐突に出てきた国家情報院の存在や、そんなところともズブズブらしいヨンファン建設に心底うんざりします。

と同時に、基本、言論には何らかの形で事実上統制がかかっている国で記者をやっている割にウジンがぬるいのもなんだか落ち着かない。

チョ・サンミン弁護士が自殺をはかったと聞いて、その理由を問いただしに国家情報院に行かせてほしいとか言い出したときはほんとにバカかと、アホかと思いました。弁護士と拘束されていたときの状況を思い出したら、「私にだったら何か話してくれる」なんて有り得ないと考えるでしょJK。

さらに、ニューシティー建設のネタを潰されたときの苦い経験をふまえ、かつ、チョ・サンミン弁護士との接触というパンドラの箱を開けてしまった以上、国家情報院からヲチされてしまうことやヨンファンからの嫌がらせ等、二重三重に気をつけるべきだと思うんだけど。

自称ハッカーさんちにふつうにSDカードを預けてきちゃったときは驚いた。あそこに行ったウジンとテソク(チ・ジニ)だって尾行がついてるかもしれず、強盗といってカードが盗られちゃってても不思議じゃなかったわけで…。

ま、そのあたりはドラマの中の国家情報院が甘かったってことなんだろうけどね。

でもそんなことを言い始めると、チョ・サンミン弁護士が生出演した「スポットライト」のスタジオに、明らかにチョ弁護士が顔色を変えてしまうような部外者がスルスル入れてしまっているのも相当怖いけど。

社内にも切り崩し工作が。刺されて大けがだったはずのキム・ハンチョル国会議員が政治部長にコンタクトをとってきて、どうやらムン報道局長の座を君に譲る的な話もしている模様。ヨンファン経由で政府からの圧力がGBSの社長にもかかったようです。

相変わらず禅問答好きな社長さん(汗)、報道局長を呼んでお茶をいれて「嵐がきても立っている木であるように」というメッセージを残します。

ヨンファン建設が政府と裏取引して独占的に工事を受注しようとしていたソヘ島の経済特区問題。政治部長からの声かけで社会部のベテラン記者のスンチョンがソヘ島ヨイショネタをニュースで流してしまい、テソクは激怒しますが。

そんなテソクも、この疑惑に父親で収賄罪で収監中だったオ・ソンファン元国会議員が絡んでいることで苦悩はしますが、真実を報道しようとがむしゃらに前進するんだけど………

ムン局長の英断で疑惑の第一報がスポットライトで放送されて間もなく、窮地に陥ったヨンファンの罠でテソクは逮捕されてしまいます。それも、番組に出演してから間もなく自殺をはかったと報じられ亡くなってしまったチョ・サンミン弁護士を脅迫していた容疑で。

さて、残り2話で物語をどう終息させるつもりなんでしょ。

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