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どうしても違和感 不毛地帯〈1〉 

山崎豊子の作品はけっこう好きでいろいろ読んでいるのですが「不毛地帯」はどうしても手が出せないでいました。

フィクションですとはいうものの、モデルは瀬島龍三なんですよね?本当のことはもう本人も亡くなっているし時の流れとともに事実はもう永久にわからないと思うけれど、たびたびドラマのなかに出てくる「責任」「あやまちを繰り返さない」ということばと、私がこれまで何冊か読んできた陸軍関連の本や論評からするとやっぱり違和感があり…。

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どっちかというと海軍のほうに親近感感じてるからバイアスがかかってるかとは思うけれど、二・二六事件でいろんなことにとどめを刺したのはやっぱり陸軍だと思うし「軍部大臣現役武官制」を政治的に利用してどんどん暴走していったのも陸軍に大きな責任があると思うし……

などなど考えると瀬島龍三と切り離して考えても、壹岐正(唐沢寿明)が正義感を出してみせれば見せるほどなんか、しらけるんですよね…。

初回の物語はポツダム宣言の受諾から、大本営陸軍部の参謀だった壹岐が徹底抗戦しようとしている満州関東軍を止めに行ってそのまま捕虜となり、天皇に戦争責任があったことにしたいソ連の証人として東京裁判に証人として出廷を強制させられそうになった後シベリアで11年もの過酷な抑留生活を送り、旧財閥系の商社とわたりあおうとしている新興商社・近畿商事に入社。本来は関わりたくなかった防衛庁とのビジネスに向き合う---

ところまで2時間15分。時の流れをいったりきたりしつつ不自然さはあまり感じませんでした。

脚本は

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橋部敦子

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「僕の歩く道」シリーズの橋部敦子。朝ドラ「ファイト!」が真面目すぎてちょっと朝観るにはしんどかったですが、重いテーマを逃げずにがっぷり組んで書くにはいいチョイスだったかも…。

また、フジテレビが気合いを入れまくっているだけあって出演陣も豪華です。近畿商事で今後壹岐と深く関わってきそうな兵藤を演じてる竹野内豊の口調がちょっと軍隊っぽくなくて惜しいな~と思いつつ。

原田芳雄は先日の「白洲次郎」での吉田茂が圧巻でしたが今回も癖のある近畿商事の大門社長を好演。ただ、やっぱり笑い方とかがこの前の吉田さんと一緒で微妙に違和感あったりして。

パターン化といえば、柳葉敏郎の川又もやっぱり柳葉敏郎にしか見えなくてザンネン。早く来週になって阿部サダヲや古田新太に毒を撒いてもらいたいところですね~。

女優陣は手堅い!っていうイメージです。小雪もすっかり貫禄つきましたよね。「恋はあせらず」で初めて観た時はもうどうしてくれようと思いましたが。あと、多部未華子が朝ドラヒロイン直後にこういう役を選んだことに意外と好感もちました。というか私たぶん多部ちゃんが好きなのねw

そうそう、山崎豊子作品ではほかの作品と世界がかぶってることがありますが今回も早速「帝国製鉄」が出てきてました。

あと「官僚たちの夏」(最終的にやっぱり考証が甘いと感じられて視聴は脱落)もそうですがCGの技術がものすごく進んだことには感動します。ヨーロッパと違って昭和の街並みがほぼ絶滅してしまっている日本にあってセットとCGとあとちょびっとのロケであれだけの雰囲気を出せるのは流石だなぁと。

というわけで、視聴は半年続けると思いつつもレビューが続くかどうかはちょと微妙な情勢です。

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