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一体なにがいけなかったんだ? 龍馬伝終了 

平均視聴率が去年のインチキ大河よりダメという結果に終わった「龍馬伝」。ハゲタカの成功でなんかアレレな感じになった大友さんが壮大な自己満足ドラマ「白洲次郎」を放ったときにイヤな予感はあったのですが的中してしまったとしか言いようがないですね…

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なんだかんだいって、この大河ドラマも最初から最後まで視聴者置いてけぼりで、つくり手側の自己満足だったのではないかと思います。去年のインチキ大河や一昨年、そして来年のスイーツ大河のように「めんどくさい史実は極力単純化」「勧善懲悪」「主人公100%正しい」「価値観21世紀」などと視聴者に媚びなかったつもりだったのかもしれない。

でもさー。

映像ひとつとっても「プログレッシブ」がいいと言いまくってましたが本当にあの色調あの色合いの映像がよかったの?地デジでフルハイビジョンで観ていた私ですら暗すぎ、色の具合が不自然と思ったのですからアナログテレビで観てた人はあの画質につきあっただけで疲れたっていう人も多かったんじゃないかと。

最終回、それも龍馬暗殺の一幕がスタートするというタイミングに愛媛知事選の当選テロップが打たれ「エエエエエ」って思った視聴者が多かったと思うけどまぁこれは自己満足大河をつくった製作者への罰ゲームだと私は思いました。NHKの報道というところは選挙の当選を報じることにとにかく命をかけており、他社にさきがけられると何人ものクビが飛ぶところですから大河の最終回のクライマックスかどうかなんて気にしてるわけがないのですwww

まぁ、沖縄知事選じゃなくて私もどっちらけでしたけども。

以下たたんで反省会やろうと思います。


1.香川照之に頼りすぎた。

そもそも去年暮れの

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「坂の上の雲」の正岡子規が血を吐いてたと思ったら岩崎弥太郎なんですから。龍馬を光としたときの影の存在として力量がありかつ福山雅治の持つ「華」に負けない人材をってことで苦渋の選択ではあったと思いますが、やっぱりね、弥太郎が強烈でインパクトがあればあるほど………

「おそろしい子!」(©月影千草)

になってしまうので…

2.女性視聴者を取り込もうとしたヒロインリレーおよび女性キャラの描き方にほぼすべて失敗。

広末涼子→貫地谷しほり→龍→元

とつないだヒロインですが、広末涼子の加尾に比重を置きすぎたがゆえに佐那の存在感がうっすうすになってしまった。そしてこれまで何人か龍を見てきましたが今回の龍ほど魅力のない龍は初めてだったのではないかと…後半のキーパーソンのひとりであり、ラストシーンの「うー、み」の微笑みが鍵になっているというのになんという残念さ。

お龍さんが見ていて「おもしろき女」であった場面を思い出せなーい。

余貴美子の大浦慶も描きようによってはもうちょっと興味深い女性として描けたはずなのに。高知の坂本家の女性たちが生き生きと描かれただけに、なんか残念でした。草刈民代が龍馬の母と寺田屋のお登勢と二役だったのもなんかしっくりこなかったです。


3.ドSな大殿様とドMな武市さんに興ざめ。

「ハゲタカ」であれだけハマった大森南朋が武市半平太ということでいろいろ期待したのですが、結局途中で彼をどう描いていいかわからなくなっちゃったのでは?という感じです。

延々牢のなかでいたぶられる以蔵(佐藤健)に死んでくれ死んでくれちょっかい出し続ける武市さんなんて…。容堂公の年齢設定がむちゃくちゃだった件も含め勤王党と土佐の上士と下士の対立、もうちょっとどうにかならんかったのかのう。

4.薩長はあんな描かれ方でいいんですか!

桂小五郎(谷原章介)はともかく、薩摩の人たちのあの腹黒w は一体?特に大久保利通(及川光博)、腺病質な小松帯刀(滝藤賢一)、なんかなぁ。高橋克実は好きだけどあの小物感溢れる西郷さんはないわ。

高杉晋作(伊勢谷友介)が無駄にかっこよかったことは否定しないけど、三味線弾きながら砲弾の下を歩くアレはやりすぎだし労咳で死にかけてるのに春先の冷たい海に入って最後の涙とかね…………そして井上/伊藤が単なる書き割りにしかなってなかったですよね。

6.え、後藤さんてそんなスゴイ人だったの?

薩長が同盟を結んでそれがどう大政奉還に結びついたかというクライマックスでまさかの後藤様(青木崇高)www

あれじゃ超ライト視聴者は土佐の力で大政奉還したと思う人が出ても不思議じゃないよね。そもそも思い起こせばおじである吉田東洋の威光をかさにきた典型的バカボンだったはずの後藤さん。きゅっと煮詰めてしまえば龍馬を容堂につないで建白書を書かせたのは後藤さん。

二条城のあそこで声をあげたのも後藤さん。

史実だったら仕方ないけど…まさか?

7.大政奉還といえばなにあのバカ殿。

徳川慶喜は「新選組!」のときもなんだか得体の知れない人扱いでしたが今回の田中哲司は気の毒でした。知的なキャラクターも演じられる人のはずなのにいま思い出す慶喜さんの姿っていえば何かといえばキーキーとキレてるサルのような姿。眉毛落としてた理由もよくわからないし。

8.幕末を経済的な立ち位置からも書きます!とか意気込んでたはずなのに。

弥太郎が何したかって結局ミニエー銃9000梃を売り切っただけの人みたいになってたように見えたんですが。いろは丸を借りるまでの活躍もあったけど、半年くらいはハウルの動く城背負って行商してるだけの人だったよね…

長崎商人たちだって余貴美子と本田博太郎の曲者繰り出してきたのに何してたかって麻雀打ってるか卓袱囲んでるかだけみたいな……

断片的には出てきてたけどあのモニョモニョのところにイギリスのお金とフランスのお金が入り込んであやしいことになっていたのもちらちらと説明的な台詞で出てくるだけで、グラバー(ティム・ウェラード)も影薄かった。

9.龍馬の突然の覚醒が意味不明。

勝海舟(武田鉄矢)の海軍塾がダメになってから長崎で「開花」するまでの龍馬(福山雅治)の知的成長というか薩長を結ぼうという考えとかそのへんがなく突然政治家というかフィクサーというかに「進化」する感じがします。高杉晋作の影響が大きかったことは何となくわかりますが、武田鉄矢をもってきた割に勝から学んだことが少なめだったような気もするし、松平春嶽(夏八木勲)には最終回死ぬ直前に会いに行ったりしてますが越前公とはえっと…薄い。

そしてすぐに

「憎しみからはなーんにも生まれん」。

結局21世紀の人にわかりやすい解釈それも死ぬ前の母親からの刷り込みって……。

同様に「みんなが笑って暮らせる国」っていうのも謎だったな。数百年かけて醸成された差別の国から生まれた龍馬が、そんなセンチメンタルなことが一朝一夕にできると本気で思っていたとは私にはとても考えられないのだけれど。

福山雅治はいろんな状況下でがんばったと思うし木村某がやったよりはよかったと思うけれど、やはり残念のひとことです。

ざっと思いつくだけでこれくらいありました。なんだかんだ言って途中で投げずに視聴完了しましたが、いやホントにがっかりです。

来年はまたスイーツ大河か………篤姫が成功したからまた脚本の人が調子ぶっこくんだろうなぁ。


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『世の人は 我を何とも 言わば言え 我が成す事は 我のみぞ知る』 龍馬、16歳の時の句と言われている。 オープニングのない最終回。 今回の冒頭は、龍馬が先に鬼籍に入った懐かしい仲間に会うことから...
  • [2010/11/30]
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  • 早乙女乱子とSPIRITのありふれた日常 |
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