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はいからさんが通る 坂の上の雲〈7〉 

子規、逝く

香川さん超熱演でした…確か去年でしたっけね、20kg近い減量で子規の最期にのぞみ、入浴するときに背骨が湯船に当たって痛かったって話してたと思います。

伊藤さん(加藤剛)が「恐露病」なら最近の私は「恐韓病」「恐中病」になりつつあるので陸羯南(佐野史郎)がお見舞いに伴ってきた娘ふたりのうちひとりがチマチョゴリ姿に超反応しちゃいましたが、調べてみたらどうやら朝鮮王朝の方から賜ったもので本当に着たことあったらしく、子規さんも気に入ってたんだそうですね…

律さんの多くを主張せず死期の迫った兄のわがままを受け止める姿は不治の病の人を看病したことがある人すべてが共感できる素晴らしい演技だったと思います。そんな律さんの表情を鏡に写してチェックしている兄さんたら…

実際の「亡くなり方」がひとりひっそり、という形で。痛みに耐えかねて自死も考えながら果たせず、看病する律(菅野美穂)も、こんなに頑張るならもう死んじゃっていいよって言うくらい。そんな風に考えてしまった自分への気持ちのやり場が最後の「戻ってきてください」につながったんですね。

逆縁になるので最後まで遅れず縁側に腰を下ろしたお母さん(原田美枝子)のたたずまい、そして子規の旅行かばんにさーっと夕日が当たる演出よかった…

ターミナルケアとか緩和ケアって日本ではまだまだだけど100年前に麻酔薬を使って少しでも痛みを取り除いていたということのほうが驚きでした。

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とはいうものの、のぼさんの退場は意外と駆け足で、真之(本木雅弘)の妻となる女性、季子(石原さとみ)が登場…うわスイーツ……という印象が強かったです。原作では季子さんの紹介もそこそこに、ていうかどんな人かようわからんけどとりあえずあっさり結婚してしまっていた淳さんだったのでなんじゃこりゃという感じです。

陸軍大学校でつながりがあったということで八代六郎(片岡鶴太郎)と高橋是清(西田敏行)がセッティングしたという豪華さなんだけど、「女子受け」そんなに狙わなくてもいいような…

八代さんは

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阿川弘之の「米内光政」で佐世保の鎮守府長官時代に仕えていたという人の話が収録されてるんだけどほかの海軍軍人夫人たちにも恐れられる存在の賢夫人がいて、ぱっさぱさの麦飯を食べているストイックな人のイメージが…ストイックなだけならよいけど若くして長官に仕えながら夜間の学校に行っている少年にことばじりをとらえて厳しいこと言うような吝嗇な人のイメージがどうしてもあるのでちょっと違和感感じたりして。

海軍大学校での淳さんの講義は昭和の参謀たちに聞かせたいよね。大和の水上特攻立案者のひとりの神重徳とかさ。

無識の指揮官は殺人犯なり。

これ突き詰めていっちゃうとアメリカと戦争やっちゃえって決めた人、軍の上層部からなにから全員殺人犯なんだけど、秋山イズムは結局日露戦争の辛勝で全部ぶっ飛んだってことでしょうかね。

兵棋演習についても昭和に入ってからの海大の演習はかなりでたらめで、本来給油がなければ動けないはずなのに気がつくと給油済んでた設定とかでアメリカの艦隊に勝つような演習がまかりとおってたと読んだりもしたので、最初のこころざしはどこへ行ってしまったのだろうと思わずにいられません。

また、死の臭いもしてきましたね…栃木に引っ込んだ乃木さん(柄本明)のところへ児玉源太郎が訪ねる場面では、地元の若者が入隊が決まったことを報告にやってきます。きっと第3軍配属になって旅順で犬死にコースかと思うともう胸が痛い。

乃木さんちの勝典さんと保典さんも出てきちゃってて、来年の鬱展開が思いやられます…………

原作として同じく司馬さんの

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「殉死」が紹介されてましたね…。でもやっぱり柄本さんじゃ乃木さんの気品がないわ、残念。柄本さん侍顔じゃないもんなぁ。

天津の日本軍司令官になっている信兄さん(阿部寛)は相変わらず豪快に楽しげに描かれていますね。袁世凱との飲み比べシーンや馬をかって平原を走る場面とか爽快!



どこにいっても一目置かれ好かれるキャラクターって凄すぎる。次週はたぶんコサックさんたちとの飲み会ですよね。期待していますw

兄さんといえばすっかりお姉さんお姉さんした多美さん(松たか子)がよかったです。生きて帰ってきてほしいとか言わなくていいからこんな感じでいいっすよ…前回も出てきて聴き取れなかった松山名物は「もぶりめし」というようですね。ばらちらしのような「松山鮓」のようです。

児玉さんは乃木さんちで爆睡してましたが戦費調達問題と大諜報はいつやるんだろう。次回かな…

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坂の上の雲 第7回「子規、逝く」

これまで3人が明治という荒波の時代をどのように生き抜いていくかをテーマとしたドラマの中で、重要な一人である正岡子規が亡くなります。これまで東京・根岸の病床六尺と言われていた子規庵で様々な執筆活動を行ない、いつも人々が集まる場所でした。それによっていつで...
  • [2010/12/12]
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  • あしたまにあーな |
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