スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ズバリ言うわよ 氷壁〈第4回〉 

濃い人間ドラマになってきた…。井上バージョンでもズバズバと奥寺(玉木宏)にあたる人物、魚津を登攀wしようとする「かおる」、ゆかり(吹石一恵)ですが彼女もまた登頂スタイルは違うもののズバズバきますね。原案の小説でも、直接彼女を家に訪ねたりする行動派ですが…。そしてヤシロの容赦ない攻撃が本格化します。

彼方の光~Welcome to Libera’s World~彼方の光~Welcome to Libera’s World~
リベラ マイケル・ホーンキャッスル ジョセフ・プラット

東芝EMI 2006-02-01
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


八代社長(石坂浩二)も本格的に美那子(鶴田真由)を責めはじめましたが、この二人がなぜ夫婦なのか、という点は最後まで描かれないんでしょうか。原案でもそこは描かれていないのですが、その部分がないと、やっぱりちょっと物足りない気がします。昭和31年じゃなくていま21世紀だし。以下ネタバレで。
ゆかりさん、細木さんもびっくりのズバリぶりw いきつくとこまでいく、という感じで全部思ってた事、美那子と奥寺に喋っちゃった。奥寺さんもあまりの直球にもう絶句でした…。一途なのが素敵と感じられることもありますが、ここはやはり微妙。原案でも私は、かおるに感情移入できず、魚津を追いつめていくキャラの扱いとして読んでましたので、原案の方向通りに話が進んでゆくとすると、ちょっとイヤだなぁ。

それにしても、鶴田さんと吹石さんのシーンは、ちょっと気の毒でした。何がって鶴田さん。単品ではかなりおきれいだし、実年齢より若く見えるほうだと思うのですが、吹石さんと並べるとやっぱり吹石さんからは若さがあふれて、ツヤツヤつるつるなのです。

カラビナの耐久性に不安があることが判明したため、奥寺サイドにこれ以上の攻勢をかけられる前に、智之(武田真治)が示談を勧めにやってきます。断る奥寺。でも、その少し前にイヤな伏線がありました。そして予感的中。

森脇さん(石丸謙二郎)が法廷で奥寺側に不利な証言をしてしまいました。あとで土下座をするシーンがなんとも、切なかった。森脇さんは登山用品のお店を経営しているようで、銀行が(ヤシロの圧力から)融資を渋り、お店を潰されそうになっていた、と。

北沢(山本太郎)が、登山をもっと一般の人に認知させたい、と思っていた理由のひとつには、奥寺のようなクライマーの地位の向上だけでなく、山を愛する人たちを支える森脇さんのような立場の人たちのことも、きっと念頭にあったでしょう。

さらに、美那子さんのPCから消去されたデータが復元され、北沢からの一連のメールが八代親子に渡ってしまっていました。「君を傷つけるような事は、しない」と言いつつ法廷でそれを智之に証言させ、マスコミに囲まれる美那子を置いてハイヤーを出す八代社長。

マジですか。こんな男の人と夫婦として暮らしていたいですか?

おそらくは、父が経営していた工場が倒産して苦労した、という話がチラリと出たので、美那子はそうした苦しい生活に戻りたくなく、八代との生活を選択しているのだと推察されます。次回以降の話になると思うのだけれど、そこの部分の切迫感が伝わってきません。

井上原案ではかなり前半から年の差夫婦の価値観ギャップなどがチラリチラリと描写され、窒息しそうな美那子の現状も伝わってくるのですが、ようやくここにきて「年は離れているが包容力のある夫」の仮面が剥がれてきはしたものの「何が不満なのか」って言われたらそうだよそうだよ、って言いそうになるドラマ版美那子のシチュエーション。演技でカバーするにも限度があるでしょうね。

暴走気味のゆかりにやんわりブレーキを踏み、奥寺にも理解を示す吉行和子さんのお母さんにほっとした放送でした。

【追記】TBさせていただきました。
氷壁 裁かれたプライバシー (ALBEDO 0.073

コメント

お邪魔します!
や、時効警察に着地したのですが
(たまにあるのですが)コメント入力できないので
出直そう、としたところ、ruko様おすすめの番組の
レポがあったので、ついつい・・・
キャストがいいですね!演技がきめ細かな感じの
役者さんが揃ってるというか。
見どころいっぱいそうなドラマだなぁ。
さっそくチェックしてみたいと思います。
ではまたお邪魔しますねー
(もし再トライしてダメだったら、私の記事でコメしてTBさせていただきます。
今回もすっごく楽しいレポ感謝ですぅ♪)

こんにちは
第一回でALBEDO0.39の方にTB頂いた
Lady-eです
氷壁ずっとご覧になってたんですね
なんか視聴率下がってるみたいで(^^;
見なくなっちゃった人多いのかと思ってところ
だったので嬉しいです
私は、カナリ好きで見てますが
平地でのシーンより
男同士の山のシーンが好きなんだけどな・・・
TB送らせて頂いてるのですが
ひょっとしたら反映されないかも?
反映されなかったらごめんなさいm(__)m

なるもにあさん、こんばんは。
TBできないことは特定のブログに限ってなくはないのですが、コメントが入力できないというのは初めて聞きました。不思議~。
重たいテーマにまっすぐ取り組んでいてNHKらしくはありますが、この重さが好き嫌いの分水嶺にもなっているようです。私は玉木宏さんが意外によかったので続いてます。

Lady-eさん、こんばんは。再訪ありがとうございます。
「氷壁」ずっと見てますよ~。私も法廷での対決シーンより大自然の中のシーンのほうが好きです。なぜなのか答えが難しいのですが、日本の法廷シーンってどんなにつくっても嘘っぽいんですよね、ちょっとだけ。
FC2ブログから時々TBが送れないのです…すみません。後でお伺いしますね。

rukoさん、こんにちは。
TB&コメントありがとうございました。
ゆかりが大胆ですねぇ。
美那子もイマイチ謎な方ですし、奥寺さん、複雑な二者択一?(^^;
本当に吉行ママの理解が救いですね。
再びK2を目指す奥寺さんのラストも心配ですが裁判の行方も気になりますね。
実際の事件では決着まで20年ですか?
容易じゃないですね・・・。

lovespoonさん、こんばんは。
ゆかりの若さが勝つか、美那子の成熟した大人の女性が勝つのか…ってまぁ、勝ち負けの問題ではなくもう運命かなぁと思いますけども。
原案に近いエンディングが待っているのかどうか、今から早くも気になって仕方ありません。

TB&コメントありがとうございました。
『氷壁』第4話でTBさせていただいています。HNはもずくと申します。ややこしくてごめんなさい。これからもよろしくお願いします。

もずくさん、コメントありがとうございます。
HNの件了解いたしました。次回のレビューも楽しみにしております~。

rukoさん、こんにちは。コメントありがとうございました。
>細木さんもびっくりのズバリぶりw
本当に、みんな揃ってはっきりしてますね。ある意味羨ましいような^^;
美那子がどうして八代社長と結婚したのか、その辺をもっと詳しく知りたいですよね。パソコンを没収する夫なんて絶対に嫌ですよね・・・。
原作、ドラマの放送が終わったら読んでみます。衝撃のエンディング?そちらも楽しみです。

LUVLUVさん、こんばんは。
美那子さん以外は皆さんどんどん「ズバリ言ってる」感じがしましたね。弁護士の先生も「全部話してくださいと申し上げたはずです」なんて言っちゃってるし…。
ドラマが終わったら井上靖版をぜひ読んでください。時代の匂いを感じることができると思います。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://rukolog2.blog60.fc2.com/tb.php/886-bb321fd2

氷壁 第4話

氷壁第4回“裁かれたプライバシー”・・・前回に続いて奥寺vsヤシロの法廷争い。益々追い詰められる奥寺君です
  • [2006/02/06]
  • URL |
  • 月夜の浜辺 |

『氷壁』第4話

奥寺も美那子も、孤立して、追い詰められていく。正義感、一途、やさしさ本来はいいイメージのキーワード、今は、周りの人間を傷つけている。自分の信念を通す生き方をしてきた奥寺にとって、この状況はつらい。そのやさしさですら、今はゆかりを傷つけてる。......
  • [2006/02/06]
  • URL |
  • はなせんの本音ぶちまけ日記 |

NHK土曜ドラマ:「氷壁」 第4回

「暴かれたプライバシー」法廷で北澤と美那子のことを話さなかつた奧寺だが、それは北澤のためだけでなく美那子のためだつた。さう美那子に話した奧寺だが、それをゆかりが見てゐた。ここまでが先週。今週は、そのことをゆかりに追及される。私の目から見ても、この奧寺の氣
  • [2006/02/06]
  • URL |
  • 仙丈亭日乘 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。